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歴史ウォーク「維新策源地 山口のまちを歩く」後編  藩庁門〜龍福寺 2018年06月09日(Sat)

2018年06月09日

歴史ウォーク「維新策源地 山口のまちを歩く」後編  藩庁門〜龍福寺


旧山口藩庁門・山口御屋形(山口城)跡
藩庁山口移転後、最初は中河原の御茶屋にあった政治堂ですが、後に、現在の山口県旧県庁舎および旧県会議事堂の地に移されました。
926藩庁門2.png930県庁2.png
現在の山口県庁が建っている場所に山口御屋形・山口城が築かれました。
当時の山口御屋形は、天守閣がある前時代的な城ではなく、砲台・土塁・水濠を備えた西洋式の近代城郭だったそうです。
敷地内には今も、当時の堀や土塁、石垣の一部、旧山口藩庁門が残っています。

943県庁→洞春寺.jpg945県庁→洞春寺.jpg
 県庁の裏を歩いていくと・・・
950県庁→洞春寺.jpg951県庁→洞春寺.jpg
洞春寺に抜ける道があります。
ここに、「侯爵毛利家・・・」と刻まれた石が残っていました。
言われなければ気付かずに通りすぎてしまっていたところでした。
この辺りが毛利家の敷地だったことを示していた石なのでしょうか。。。

洞春寺
慶応元(1865)年1月10日、井上聞多は諸有志に推されて長寿寺おいて鴻城軍の総督となりましたが、翌11日、上陣営をここ洞春寺に移したそうです。
1000洞春寺.jpg
洞春寺には、井上馨侯の分霊墳墓がありました。井上馨や高杉晋作、伊藤博文らと仲の良かった杉孫七郎、杉家の墓もあるそうです。矢原出身の女流日本画家兼重暗香(明治〜昭和初期)のお墓もありましたよ。

1004洞春寺.jpg
洞春寺境内にて
1005洞春寺マル住職.png
洞春寺には、マル住職(紀州犬)もいらっしゃいました。

勅撰銅碑
洞春寺のとなりに香山墓所(毛利家墓所)がありますが、この墓所の前に明治天皇が毛利敬親の偉業を永久に伝えるため、その命によって建てられた勅撰銅碑があります。
1022勅撰銅碑.jpg
撰文は、大内出身で、長州三筆と称された野村素介によるものだそうです。
ここに書かれた楷書はまるでワープロの文字のよう。
日本に数基ある勅撰銅碑の中でも最も美しいと言われているそうです。

香山墓所
ここには、13代毛利敬親公夫妻のお墓があります。
1025香山墓所.jpg

香山公園
緑したたる香山公園の中を歩きます。少し暑くなってきました。
1031香山公園.jpg

枕流亭
元は一の坂川の河畔に建っていたそうです。
この建物の階上で薩長の密議が行われ、連合討幕軍の結成が誓われたそうです。
1031沈流亭.jpg
NHKが取材に来られましたよ。
1032沈流亭.jpg
運動靴の紐の結び方を教えてもらっています。
ウォーキングは、靴の履き方も大事。

露山堂
毛利敬親は、茶事に事寄せて、身分に関係なく、この一室に人を集めて討幕、王政復古の大業について密議を凝らしたそうです。
1040rn露山堂.jpg
この露山堂の裏にある石、萩にあった橋の一部だったそうです。
よく見たら、その橋の名前が刻まれてますよ。

錦の御旗製作所跡
慶応3年討幕の密勅が薩長両藩に下ったと同時に錦の御旗製作の内命がありました。
ここ後河原にあった藩の養蚕所の一室で錦の御旗が約30日かけて作製されたそうです。
御旗製作所跡1050錦の.jpg

錦の御旗製作所跡1040.png
錦旗は、山口と京都の薩摩藩邸にそれぞれ半分ずつ密造し、このことは誰にも知らせなかったそうです。

天花火薬庫爆発遭難者の墓
1105天花火薬庫爆発遭難者の墓.png
最後に立ち寄った龍福寺には、天花火薬庫爆発遭難者の墓があります。
文久元(1861)年、山口の天花に火薬製造所が設けられ、一の坂川の水力を利用し器械を作動させ煙硝が作られていました。
慶応3(1867)年3月17日、そこで事故が起こり、製造所内の火薬庫が爆発し、作業従事者16人が爆死、数人が負傷したそうです。

お昼までに湯田に戻るため、龍福寺の緑のトンネル(山門)を通り抜け、現在休館中の十朋亭(秋にリニューアルオープン予定)を横目に見ながら、路線バスのバス停「西京橋」へ急ぎます。
普段、何気なく通り過ぎていた山口のまちですが、あちらこちらに、明治維新の策源地であった痕跡が残っていました。
天候にも恵まれ、青い空の下、土曜日の朝の歴史ウォーキング、講師のお二人のもと、参加された皆さんと楽しいひと時を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。

posted by 中川 at 18:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 報告
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