前項の「夕張でこんな企画があります。」でお知らせしましたが、山田洋次監督の「母べえ」が全国で上映されています。　　ご覧になった方がおりますか。



「母べえ」という言葉に、（母が入院していることもあり）反応してネットサイトで検索して、ピアノの旋律に「ピン」とくるものがありました。

練習曲のような旋律で、自分でもちょっと弾けそうな感じがあるのです。




公式サイトのＦＬＡＳＨ版をクリックすると静かに流れてきます。
皆さん、聞いてみてください。

北海道新聞より

全国のおかみさん夕張へ　商店街女性経営者　６月にサミット開催（02/25 07:22）
　【夕張】洞爺湖サミットに負けず、おかみさんパワーで夕張を盛り上げよう−。商店街の女性経営者が集う「第十六回全国商店街おかみさん交流サミット」が六月六日、ゆうばり市民会館で開かれることが決まった。夕張出身の美容院経営吉野清子さん（７１）＝千葉県松戸市＝が実行委員長を務め、夕張と縁が深い映画の山田洋次監督らが駆け付け、講演する。

　ＮＰＯ法人「全国商店街おかみさん会」を中心に実行委をつくり全国各地で開いており、会員の吉野さんが出身者だった縁で夕張開催が決定。三百人以上が参加予定だ。

　夕張が舞台の「幸福の黄色いハンカチ」が代表作の一つで、吉永小百合さん主演「母べえ」が今年公開された山田監督は、「母親の過去・現在・未来」と題して講演。夕張出身の演出・脚本家、今野勉さんは、「炭鉱（やま）の女たち」と題し夕張の女性の気質を語る。

　「共に生きる」がテーマの全体会合では、商店街を人々の共生の場として活性化する方策などを議論。夜は野外パーティーで、夕張のおかみさんたちが参加者に料理をふるまい交流する。詳しくは同会事務局（電）０３・３７２２・４７５４へ。


面白そうですね。

TBS　月曜ゴールデン『特別企画』おふくろ先生のゆうばり診療日記』
ご覧になりましたか。

私も、しっかりと見ました。

夕張に対する考え方、同感です。


今、夕張医療センターでがんばっている村上先生・永森先生・田谷先生、歯科の八田先生がおられます。また、清水沢学園の近くに南清水沢診療所というところで立花先生が、市民の健康・医療に尽力されています。（まだまだ、夕張の市内で医療に携わっている医師と歯科医師はおります。）

清水沢学園の仲間たちは、何かあればすぐに上の先生方に診てもらっています。
（メンタルヘルスは、近郊の栗山町の日赤病院に行っています。）

先日、夕張医療センターの事務部長の佐藤さんとお話しする機会をいただきました。
またもや、きのこ博士と一緒して出かけ、色々なお話を聞かせていただきました。









夕張医療センターの事務部長　佐藤さん
バック姿のきのこ博士の安斉さん


医療センターでは、医療だけの領域だけでなく、街づくりに対しても清水沢学園の仲間たちに積極的に就労の場を提供して行きたいという気持ちをお聞きし、感激と熱いものを感じました。
佐藤部長も、ここ夕張に来て1年が経とうとして、自宅のある東京には一度も帰っていないと聞きました。


お医者さんも、陰で支えている事務の皆さんも、財政破綻した夕張に新たな意義を見つけにかけつけ、懸命にがんばっている様子は、まさに放映された泉ピン子さんと同じです。

作家　佐々木譲さん講演会が夕張の研修センターで2月23日（土）　午後2時から

『夕張への提言』というタイトルで講演会が開催されました。

佐々木氏にお会いしたのは、今回で3回目です。

1回目は、夕張の清水沢学園　「レラ」工房で

2回目は、新札幌のサンピアザで小規模作業所産品展示即売会「みなさんのおかげフェスタ」札幌×北広島×夕張＝
そして、今回　お会いしたのが3回目となっています。
なぜ、作家の先生が夕張に対して興味を持ったのかと言うと、佐々木氏は、夕張出身なのです。
そして、去年　読売新聞で夕張ルポ「夕張ふたたび2007」の取材し、多角的な視線で夕張を見てきた人物です。

きのこ博士も、この講演会に参加して真剣に聞き入っていました。

今回の佐々木氏の講演ですが、質疑応答の際、夕張市民だけでなく、近郊の市町村からも参加していると言う事がわかりました。

小説家という肩書きと、本当に夕張を何とかしたいという気持ちがクロスオーバーしている佐々木譲さんの魅力がより人を集めるのでしょう。

そして、彼は、「了解してくれるなら、私は、夕張の準市民を名乗りたい。」と言って強い意志を表してくれています。

「夕張への提言」講演会のキーワード
/札幌の市民の隠れ里（夕張は千歳・札幌に近いという利点）
/アジアの「ひなびた田舎」（韓国･中国人は温泉が大好き）
/親水リゾート（水遊びとしてのカヌー環境）
/セミナータウン（各学会の研修会的な利用地）

私が一番共感できたところとして、「コンパクト･シティー化」と言うことです。私たちの観念として、以前は規模を拡張するなどのようなやり方を「よし」とした風潮でありましたが、今は拡張せず　自ら一人ひとりの協働でより有機的な活動の方がフットワークと住民の意識の向上が可能であるということです。

長崎県在住の「野口さん」の署名について

TERUさんのTEUR　ME　ＮＩＧＨＴ　ＷＥＢ　ＳＩＴＥ　NEXTで、「あびのすけさん」からの報告で、
現在６５０００人以上の署名が集まっていることが掲載されています。



あと、もう少しで７万５千人は超えると思いますが、

《お母さんからご要望として》

○署名は、皆さんの協力でできるだけ多くの方々に署名していただきたい。
（数が多い分だけ国が動かしやすくなるため。）

○手元にある署名を3月15日の締め切りを待たずに送って欲しい。
（署名が集中して戻ってくると、製本などの作業が大変になるため。）

○B4サイズの１０人分書ける署名用紙ですが、右半分趣旨と左半分署名１０人分が切り離されて戻ってきているようです。この用紙に関しては、そのままの状態（B4のまま）で送ってください。（絶対切り離さないでください。）とのこと。

署名を協力いただいている皆様、今後も、よろしくお願いいたします。

昨日は、きのこ博士と「明日の夕張を考える」ということで、２人だけのシンポジウムを開きました。

ＳＴＩＬＬ　ＡＬＩＶＥのまいけるさんからいただいた清酒をいただきながら、熱の入ったシンポでした。



これから
　　　　　夕張は、どうなっていくのか。
　　　　　夕張は、何を目指していくのか。
　　　　　
　　　　　多くの市町村が抱える財政破綻の危機
　　　　　１０年後の日本のモデルというるような
　　　　　そんな、夕張を創っていきたい。

　　　　　今度は、ブログをご覧の皆さんも
　　　　　一緒に参加していただきたいですね。
　　　　　　　　　　

TBS　月曜ゴールデン『特別企画』おふくろ先生のゆうばり診療日記』を紹介いたしましたが、
夕張市の医療法人財団「夕張希望の杜」では、今、医療スタッフを募集しているようです。


詳しくは、「医療法人財団　夕張希望の杜」

事務部のブログの一部コピーです。


【急募】スタッフを公募中です

事務局長の佐藤です。
「雪かき」、監督官庁、お取引先等との交渉に追われる日々が続いています、おかげさまで医療法人財団夕張希望の杜（以下、希望の杜）の運営も何とか厳しいながら少しづつ先が見えてきた感があります。
外を見ると「大雪」ですが、目の前の山の木々も芽吹きの準備をしていることでしょう、春の来ない冬はないのだと自分に言い聞かせる日々です。
さて、皆さんにお願いです。
希望の杜は人財を求めています。
読者の方は勿論、周辺の方にもお声掛けをいただければと思います。
ぜひ、前向きにご協力ください。

他人ことではなく、夕張希望の杜の運営が、少しづつ先が見えてきたとのこと、本当に良かったと感じています。
事務局長の佐藤さんが言う、「春の来ない冬はない。」は、夕張の市民一人ひとりが実感したいことです。

夕張の問題は、いずれ10年後の日本に多かれ少なかれどこかの市町村湧き上がると感じます。
夕張の今は、できるところからゆっくりですが励んでいます。

面白い番組があると言う知らせをいただきました。
ご紹介させていただきます。

2008年2月25日（月）よる9時から

TBS　月曜ゴールデン『特別企画』おふくろ先生のゆうばり診療日記』
HPから　＜http://www.tbs.co.jp/program/dramasp_20080218.html＞


みどころ
一山一家！53歳の新米医師がゆうばりで奮闘する人情物語
　財政破綻の町を通してふれあいの大切さを描く感動の特別企画

　市の財政が破綻したという報道が記憶に新しい北海道の夕張市。
　高齢化率（総人口に占める65歳以上の割合）が4割を超える状況で、救急車が2台しかないという、夕張市が抱える医療や行政の現状をリアルに捉え、そこで暮らす人々の“心の再生”を人情味豊かに描くドラマ。
　撮影は、夕張市全域でロケを実地。夕張市民もエキストラで参加し、2007年に話題になった「成人祭」も再現する。また、炭鉱の最盛期や、夕張新鉱ガス突出事故の映像など、歴史的な背景も盛り込んで行く。
　登坂琢磨プロデューサーは「ドラマなので、厳しい“負”の側面だけを強調するわけではない。医療制度に見放されつつある住民たちが、花世にエネルギーを与えられ、その周囲の人たちも巻き込んでたくましくなっていくストーリー。テーマは、人が動けば変われるということ、夕張再生を示すことが出来れば嬉しい」と意気込む。

１３〜１４日にかけて、夕張は驚くほどの積雪と猛吹雪となりました。我が家は、小高い山の中腹に建ってあって「陸の孤島」と化してしまいました。私は、朝より除雪を行いましたが、吹雪の中の除雪はなかなかはかどらず、丁度　次男の通っている夕張高校が臨時休校となったため除雪を頼み、さらに市内の保育園で勤めている奥さんもお休みとなったため、みんなで協力してくれて、何とか午後４時までに月形の勤務に間に合いました。家族に感謝


　北海道　札幌市で「知的にしょうがいのある人たちの人権侵害」が新聞で載っていた。
なんとも、やりきれない気持ちでいっぱい。

内容は、市内の食堂で働いていた知的しょうがいのある仲間４名が、給与を払わなかったうえに、自分たちの障害年金を横領されたとして食堂会社（商事洋光）に損害賠償を求める訴えを札幌地裁におこした。
訴えたのは、３５〜５１歳の女性３名と３２歳の男性１名で、訴えられたのは、同会社と障害者支援団体の「札幌市知的障害者職親会」（札幌）と北門信金（滝川）。
訴状は、約１４年間市内の食堂で住み込みとして働いていたが、１日１２時間以上の勤務と月に２日だけの休日。また、給料は１９８９年以降に一度も受け取っていないと言う事である。
住み込みの寮は同食堂の２階などにあり、職親会が運営していたとのこと。
食堂は昨年１１月ごろ　営業を中止し、商事洋光の経営者らは現在連絡が取れない状況。
４名の障害者年金の振込み先として口座を北門信金に開設したが、無断で引き出し、４名全額計　約２６００万円。また、職親会は、しょうがいのある仲間と働く場を提供する会社の調整や相談などの支援に当たるが業務を怠るなどの問題。

これから、色々と波紋が広がると思う。

第３５回国際雪像コンクールより　　　　面白い作品の紹介がありました。

ファッションに興味がある息子が、「さをり織り」に対し「個性豊かで、面白い」と言って、自分のパーカーにゆうばりの仲間たちのさをりを縫い付けました。

シンプルな黒のパーカーですが、さをりの柄が目に惹きます。

仲間のさをりが、パーカーと言う防寒服にアクセントを付けて
　　とっても『お洒落』




　息子は、札幌で生活していますので、

札幌のお住まいの皆様、

このパーカーを着ている人がいれば、私の息子です。


　　あしからず・・・・・