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続 ゆうばり まちづくり フォーラム2[2009年03月29日(Sun)]
今日の「ゆうばり まちづくり フォーラム2」は午前中のみの講演とシンポ。

初めの講演は、堀江まゆみ氏(NPO法人PandA-J副代表 白梅学園短期大学教授)のしょうがい者の権利擁護というお話。



しょうがい者に対して差別や偏見、虐待・いじめなど、過去の事例をもとに話が進められた。権利擁護という難しい問題、重たい事件の解釈にもかかわらず、堀江氏の聞きやすく理解しやすい講演でかしこまることなく聞かせていただいた。特に、インティビアル・アドボカシーという地域の資源を通じてしょうがい者の権利を守ることの大切さを感じた。例えば、いつも行っているコンビニの店員さんや街角のお巡りさんなどが異変に気づき 本人たちの虐待が防止できる。そんな、社会のちょっとした気配りで、大きく福祉の環境が変えられし支えあう社会の姿だと思う。

シンポジウムについては、コーディネーター 馬川友和氏(北海道ボランティアコーディネーター協会)の司会のもとで、「社会福祉協議会が創るまちづくりと題しまして、事業活動の報告がされました。



坂本大輔氏(登別市社会福祉協議会)
菅野義則氏(夕張市社会福祉協議会)
小国柑奈氏(当別町社会福祉協議会)
成田哲也氏(新ひだか町社会福祉協議会)
それぞれ、地域のニーズをいかに工夫し、活動しているかを、パネリストの熱のこもったお話で理解することができた。

同会場のファミリースクールひまわりの体育館で特設 ボーダレスアート展も感激した。     「北海道上川地域在住の作家によるアート展」を開催(主催:当麻かたるべの森 NPO法人Lapolapola)で、仲間たちとさをり織りをしていた時のことを思い出していた。
また、 日本財団canpan人気ブログ日本財団 山田泰久さんの「Shop人にやさしく」が共催し授産品見本市として、全国各地の授産品の展示販売会があり、北海道小麦使用で天然酵母のパンを購入し、本当においしくいただいた。



第2回 ゆうばり まちづくり フォーラムについて、本当に感謝しています。
第一に主催の「ゆうばりまちづくりフォーラム実行委員」の皆様 「ありがとうございます。」
さらに、年度末という時期の開催 大変忙しい中、講演者・パネラー皆様をはじめォーラムに参加の皆様には、夕張の地まで足を運んでいただきあり感謝しています。

これからの夕張がどう変わっていくのか。夕張に住んでいるものとして一歩一歩確実に歩んで行きたいと思います。
ゆうばり まちづくり フォーラム2[2009年03月29日(Sun)]
ゆうばり まちづくり フォーラム2が昨日、今日と開催されている。
サブタイトルに「求められるまちづくりの再考」である。

北海道の福祉を引っ張ってこられた元北海道医療大学教授の横井先生も来られていた。また、夕張の市議会議員の伝里氏、特別養護老人ホームの清光園鳴海園長や三島さん、清水沢学園の石井さんなどの面子が集まっていた。きのこ博士の安斉さんは、このフォーラムのスタッフとして朝から準備をしていたらしい。

私は、このゆうばり まちづくり フォーラムが、本当に日本の将来を見据えたフォーラムであると感じた。参加数はけっして多い人数ではないし、ましてや夕張市民は指折り数える人しか来ていない。氷山の一角のように小さなフォーラムであるがでも、実は水面下に大きな原動力があるのではないかと感じた。

フォーラムの内容ですが、

「夕張財政破綻から2年 夕張市からなにかを学ぼう」永森克志氏(医療財団法人夕張希望の杜 介護老人保険施設夕張施設長)ということで、永森先生の講演。


永森先生とは、以前から色々とご相談やまちの再生について意見を交わした関係もあり、「医療と福祉」によるまちづくりという共通の認識でいる。また、今回の講演では、ご自分が勤務していた長野県の佐久市にある佐久病院・若月先生の「地域医療:農村医療」や「メディコポリス構想」についてお話されていた。永森先生のお話であらためて地域医療の大切さとそれに従事する志の高い医師たち看護師たちによって地域が変わると言うことが納得できた。

次に、地域医療の先駆体験として
「富山県デイサービス方式から学ぶ地域共生ケアのノウハウ」 惣万佳代子氏(NPO法人このゆびとーまれ代表:富山県)の講演。

「このゆびとまれ」の理念が、「だれもが、地域で ともに暮らす」という。捕捉として「豊かな人間関係の中で人は育ち、喜びも大きい。一人ひとりが輝く」となっている。本当に私もそう思う。惣万さんは、とても物静かであるが秘めた情熱はとてつもなくパワーフル。そして、個々人の生活を大切にし、寄り添って支援する姿勢が伺われ、「非日常の生活より日常の生活」を重視と言う。「なに」が大切なのか、そのなにかを地域で支えていくことが 「ともに暮らすこと」につながっていくのだろう。
そして、元看護師であったことから、惣万さんらしいエールをもらった。それは、赤十字の理念で「あしたの100人より今の1人を救え。」こと。制度があって活動するのではなく、その町にニーズがあってあとから制度ができる。という。さらに、ケネディの言葉。「国が君たちのために何をしてくれるか、ではなく、君たちが国のために何ができるかだ。国民一人ひとりが何ができるか。きっとこの国はすみやすい国になる。という。
日本の福祉を模索し実践している先達に脱帽である。

そして、「北海道型地域共生ケアの可能性を探る」ということで、今回のフォーラム主催であるNPO法人当別町青少年活動センターゆうゆう24の基調及び実践報告がなされた。
講演者は、ゆうゆう代表の大原裕介氏。
当別町の「ごちゃまぜ福祉」と地域・住民の結びつき。
「住民の住民による住民のための福祉」と言う視線と「支援者と要支援者が一体化」できる仕組みづくりというミッション。まさに、これからの福祉モデルの実践。
講演の中で、12歳のボランティアの話があり、家族に「ボランティアするために遅くなる。」と話したようだ。その話を聞きうれしくなった。しょうがいのある人たちと交流する事が、ちょっと特別な感じとして受け入れがちであるが、最年少のボランティアの彼は、「あたりまえ」のようにさらりと言ってゆうゆうの事業を手伝っているのである。


そろそろ、ゆうばり まちづくり フォーラム二日目の時間である。

心から刺激を受けてこよう。

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