【開催報告】第8回大学ボランティアセンター全国フォーラム(1日目)
[2014年10月14日(Tue)]
9月12日-13日の2日間、第8回大学ボランティアセンター全国フォーラムを聖学院大学(埼玉県上尾市)にて開催しました。 今回のテーマは、「大学生の可能性を引き出し、高めるボランティアセンターの支援のあり方を探る」。 聖学院大学ボランティア活動支援センターの共催で開催。 9月12日(土)<1日目> □オプション企画「大学ボランティアセンター基礎セミナー」 進行役:市川享子さん 開会前の時間を使って、大学ボランティアセンターに関する基礎的な内容を伝えすることを 目的に設置したオプション企画。 各大学の状況や悩みを紹介したり、課題を乗り越えた事例等を紹介しながら、参加者同士で情報交換が進みました。 また、明治学院大学ボランティアセンターの成り立ちや組織構造、活動内容等の基本情報を紹介しながら、大学ボランティアセンターの基本的な枠組みについて理解を深めました。 □センター見学 常設の相談スペースをもたない、聖学院大学ボランティア活動支援センター。 このインターネットルームを利用して、チラシラックを設置したり、学生の相談にのっています。 □基調講演 「ともに生き抜く次代の社会へ〜若者の自発性が引き出される契機としての側面」と題して、 学校法人聖学院理事長・院長 聖学院大学教授 阿久戸光晴先生からご講演をいただきました。 ジブリアニメ映画「千と千尋の神隠し」を題材に、人間の成長やそれぞれの人間関係等についてご説明いただいたり、現代における若者の教育の課題として、「自発性・自主性」の重要性、「自由」という言葉のつかい方の危うさ、本質についてなど、ボランティアセンターに関わる人たちへのたくさんの示唆をいただきました。 □全体会1 聖学院大学の学生サポートメンバーによる、サポメンジャー(5人)の登場からスタート。 衣装も、振り付けもばっちりです。 その後は、4人の学生と2人のコーディネーターが登壇し、「やる気スイッチが押された/押した瞬間はいつだったのか?」をテーマに、学生のライフストーリーが語られました。 また、コーディネーターはその時どう思って、どう振る舞っていたのかについての裏側を紹介していただきました。 □アイスブレイク サポメンジャーの進行により、 部屋を日本地図にみたて、参加者の大学所在地にマッピングしました。 今回は埼玉県での開催であったため、関東地域が混雑する地図になりました。 その後、大学自慢について紹介がありました。 □テーマ別意見交換会 下記の3つのテーマに合わせ、会場を3分割しグループごとに話を出し合い、 出された意見をホワイトボードに書き込んでいく方式で、悩みの共有や解決策のヒント等が 多く出されました。 A)学生の対応 呼びかけ・巻き込みの方法/活動コーディネート/学生スタッフのコーディネート/その他 B)ボランティアセンターの仕組み 担当者の役割/人材の位置づけ/予算/学内組織の位置づけ・調整/その他 C)学外との連携 ニーズキャッチ・選択/ルール・リスクマネジメント/事前・活動中・事後の情報共有/その他 2日目に続く… |