関門海峡遺産研究会の方が「養治小学校創立」について詳しく研究され、赤間関における「近代教育史」について、 史料発掘によりが徐々に明らかとなり、 今回それらを、児童用にわかりやすく編集していただき、看板にされました。それらを今年度の卒業に合わせて寄贈していただきました。
【寄贈の趣旨】
奇兵隊学科塾教授方の片山高岳(かたやまかたおか)が山口県赤間関支庁から小学校の設立の下命を受け、小学校設立にあたり、有識者に協力を求めるとともに、地元有力者から設立資金を集めました。そのおかげで、 赤間関で初の小学校として赤間関小学校(文関小)、広井良図の協力で竹崎小学校 (関西小)、伊藤静斎の協力で養治小学校の赤間関三校が設立されたことがわかりました。
幕末の動乱の傷跡が残る中、 明治初期に小学校設立の趣旨を説き、 赤間関三校を設立するに至った先人たちの大業を顕彰し、その意義を後世に語り伝えることで、郷土愛や愛校心を育む一助とできればとの願いから、この度の寄贈式を行うことになりました。
養治小学校の創立について詳しく知ることができる看板です。詳細看板は玄関に、児童解説看板は児童棟1階に設置されます。また、さらに詳しく研究されている資料「養治小学校のあゆみ」が6年全員に配付されます。ありがとうございました。母校のことを詳しく知ることで愛校心がさらに高まることが期待できます。ぜひご覧ください。






3月12日(水)の山口新聞朝刊に掲載されていました。
