『障がいに気づいた時』
ぽてママです。
息子の障がいをお医者さんに伝えられたのは、2歳前でした。
始めは、なかなか「お座り」ができないのが気になり
10ヶ月検診の時に「お座り」の事で相談して
母子センターに紹介してもらい
母子センターからPTの訓練を勧められて、通い始めました。
PTに通うと、お座りも・歩行も出来るようになり、一安心していた私。
知り合いの方に「この子目が合わないね」と言われることがあったんですが
そんなに問題としていなかったんです。
ただ、1歳半ぐらいから夜鳴き・・・
(今考えればパニックだったんだと思います)
毎晩の様に夜中に急に泣き叫び、何をしても泣き止まなく・・・
夜な夜なドライブに出かけたり・・・
そのドライブの後も、朝まで寝ない息子・・
やっと日が昇る時間にスヤスヤ眠って
今度は、昼まで寝る・・の繰り返しでした。
そんな時に、母子センターの診察で1枚の紙を渡され
「回るものが好き・目が合わない・など・・」
息子に当てはまる事を言われて「自閉傾向があります」と告げられました。
自閉傾向と言われて
私の中の自閉症は『心を閉ざしている』としか思わなく
楽しい事を沢山してあげたらいいんだ!!って気楽に考えていて
そんな時に、知り合いの人に「大変なことやで」と言われて
慌ててパソコンで『自閉症』を調べました。
調べて「自閉症とは障がいだ」と知ると・・・
どうしていいか分からなくなり・・・
自閉症を調べる事が恐くなって・・・
パソコンを開くことを辞めてしました。
ただ、ただ誰に相談していいのかも分からなく
息子が寝ると1人で泣いてる日々でした。
そんな時に、姉の友達の子どもさんが自閉症だと聞き
そのお友達に会う時間を頂いて話を聞かせてもらい
療育施設のことを教えてもらって
見学に行ったり
保健センターに電話して相談したりと
前に進むことが、少しずつできはじめました。
前に進み出したと言っても、自閉症を受け止めていたわけでもなく
反対に「自閉傾向なら、自閉症と違うって事もある!」と思って過ごしていました。
2歳児から、市の発達の遅れている子どもの通う教室に通い
3歳児から通園施設に通園することになって
やっと同じ気持ちを持つお母さん達に出会い
今まで心に詰まっていた『障がい』を受け止め
療育手帳を申請しに行く事が出来ました。
3歳児で療育施設に通わなかったら
障がいを受け止める時期は遅れていて、もっと苦しかったと思います。
同じ気持ちのお母さん達の元気・明るさに、私は救ってもらいました。
こうやって振り返りながら、あの時期のことを思い出すと・・・(涙)
今、楽しい日々を過ごせているのは
やっぱり同じ気持ちのママ友さんがいてくれているから!
色々なことを乗り越えれて過ごせているんだと感じてます。