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自然と遊び、自然と生きる・・・私が思うこと

子育てと地域活動、そして松山での冒険遊び場活動を通して思うこと、感じることをそこはかとなく綴ります。


代表ブログは3月以降、引っ越す予定です。
次回からのアドレスは下記となります。
http://asobiba-matuyama.org/category/daihyou/

これからも子育ての事、遊び場の事、社会の事を本音で綴っていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。
愚痴ってもしょうがないけど・・・ 明日は衆議院選挙です。 [2014年12月13日(Sat)]
明日は衆議院選挙

この前愛媛県知事選と松山市長選が終わったばかりなのに・・・

ニュースでも、ネットで入ってくる情報でも、暗く悲しいものばかり。虐待は減らなくて、ますます悲しい事件も増えてるし、信じられない若者の事件が毎日のように報道されてて、私の周りを見ても景気が良い話は聞こえてこない。

だから選挙をしても世の中がよくなるとは感じないけど・・・

それでも国民の義務として選挙には行かなくちゃいけない。

自分がこのブログに記事をアップする時、いつも考えるのが愚痴を書いて終わらないということ。
愚痴書いてたらキリがないほど世の中にはニュースが溢れかえっている。

家ではストレスを貯めないために愚痴は言うけど、でも最終的に前に進まなくては、結局、利己主義的発想で考え方がストップしてしまうような気がする。

だからいつも必死で自分なりに智恵を出す努力をすることにしている。

そうした問題が解決できる智恵が目の前にはなくても、トンネルの向こうに、かすかにでも見えるのであれば、その記事はポジティブな方向へと動き出すんじゃないかと思っている。

私が子育てしてきた23年余りのうちに、ものすごい勢いで世の中は変化してきた。そのことを考えると今後も一般人が予想だにつかない方向へ時代は流れるのではないかと思っている。

それなのに、目の前の問題や来年の景気動向を最重点に置いた政治をされたのでは困る。

将棋の場合、100手先を予想して試合に挑んでもなかなか名人には勝てない。名人はもっと先を読むことができるからだ。目の前のことしか見えてない人に勝ち目はない。だとすれば、日本の政治だって未来予想図がイメージできない議員ばかりでは他の国に負けてしまうことになる。

議会で相手の党を陥れることばかり考えて、有権者が関心をもつであろう目先のおいしい話ばかりを持ち出す議員はもういらない。本当に真剣に日本の未来について議論できる人が選挙で当選してほしいと思う。

それから日本の未来についてちゃんと話し合うことができる議会を見たい。相手の党の悪口ばかりに時間を取り、相手の党の実績を見ずに、問題を重箱の隅を突くように指摘する国会は見てて疲れるし、良いものではない。

待機児童や不登校問題、貧困問題だってまだまだ何も解決していない。でもこれからは一つ一つ解決して、その後にまた一つ一つ問題が見えてくるけど、それをまた考えていける組織であってほしい。どの問題も根深くて、保育園問題だって最初は「量」の解決だけど、それが落ちすけば当然「質」をみんなが求めることになる。それでいいと私は思っている。

前に進めば、きっと未来への明るい光が見えてくるから。


明日は未来予想図をイメージできて行動できる人に私も1票入れようと思う。

平成26(2014)年11月18日 産経新聞 東京朝刊「子供の声は騒音か 保育所や公園で近隣住民とのトラブル後絶たず」 [2014年10月25日(Sat)]
◆平成26(2014)年11月18日 産経新聞 東京朝刊
子供の声は騒音か 保育所や公園で近隣住民とのトラブル後絶たず

 「子供の声がうるさい」と、保育所や公園で近隣住民とのトラブルになるケースが後を絶たない。保育所側は防音壁を設置し、外遊びの時間を短くするなどの対策を講じる。「子供の育成を阻害する」と指摘する専門家もおり、互いに歩み寄る姿勢が必要だ。

 ◇市職員を脅迫

 「夜勤明けで帰っても、子供の声がうるさくて眠れない」。東京都内の保育所近くに住む30代男性はそうこぼす。今月1日には子供を迎えに来た保護者を手おので脅した疑いで、東京都国分寺市の無職の男(43)が逮捕された。男は前日、「園児の声がうるさい」と苦情を訴え、「対応しないなら子供の首を切る」と市職員を脅していたという。

 保育所や公園で遊ぶ子供の声について、都が9月までに都内62区市町村に聞くと、約7割に当たる計42自治体が、この5年間に住民から苦情を受けたことがあると回答。「夜勤明けで眠れない」「定年後を静かに過ごそうと思ったのに台無しだ」などで、太鼓をたたく音や野球ボールの打音なども苦情の対象という。都の調べによると、こうした苦情を受け、公立保育所に「防音壁を設置した」「遊具位置を変更した」と回答したのは6自治体。「遊戯時間の短縮や変更」は15自治体もあった。

 ◇訴訟、嫌がらせ…

 東京都練馬区の保育所では平成24年8月、「平穏な日常生活を害された」として、一部住民が運営会社の「日本保育サービス」(山口洋代表)を相手取り、慰謝料などを求め東京地裁に提訴。山口代表は「高さ約3メートルの防音壁を約1千万円かけて設置した。園庭で遊ばせる時間も各クラス40分に制限し、子供がいっぺんに騒がないようにしているのだが…」と困惑する。同じく「騒音被害」で提訴された神戸市東灘区の保育所は「嫌がらせを受けて困っている」(運営する社会福祉法人)。18年の開所以降、訴訟を起こした住民から、計2千枚近くの抗議ファクスが届き、23年秋には保育所近くの路上に「ドクロ」などが描かれた看板を設置され、「泣き出す子供もいた」という。

 東京の訴訟の根拠は、都が定める「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」だ。神戸の訴訟も同条例を援用して訴えているが、同条例は騒音について「何人も規制基準を超える騒音を発生させてはならない」と規定。国の騒音規制法や他道府県の条例では対象を工場や建設現場などに限っているが「『何人も』と規定しているため子供も例外ではなくなっている」(都担当者)。

 ◇条例の見直しも

 子供の声について、早稲田大人間科学部の菅野純教授(教育心理学)は「感動したり、うれしかったりすると、子供は自然に声を出してしまうものだ」と説明。「楽しさを共有し、社会性や情緒的な豊かさを育むために必要だが、時代とともに周囲が騒音に対して寛容でなくなってきたことが、トラブルの背景にあるのだろう」と指摘する。待機児童解消が求められる中、保育所の新設に悪影響との指摘もあり、都は子供の声も「騒音」の一部ととらえられる条例の見直しを始めた。今後、区市町村の意見を聞き、来年度に条例改正を行う方針。都は「騒音に困っている人がいるのも事実で、バランスを取りながら新たな規定を考えたい」と話している。
松山市子ども子育て会議・・・いよいよ大詰め!! [2014年08月30日(Sat)]
私たち夫婦は平成17年から平成19年まで松山市の別府町で認可外保育所どろんこKID'Sを開園していました。

しかし、認可外には国からの補助金は降りず、保育料のすべてを保護者からの保育料で賄うため、運営がとても大変なことと、自分たちが考えていたポリシーを曲げてまで保育所を続けたくはないという結論となり、休園としました。

IMG_0031sono2.jpg

私が考える最善の保育所の形は毎日屋外で保育をし、できれば森の中や山の中へ出かけていき、子どもたちが遊びたいと感じたその遊びを見守る形での保育です。

以前見たドキュメンタリー映画「子どもの時間」に出てくる埼玉県桶川市にある「いなほ保育園」のように、動物を飼い、野菜を作り子どもたちが収穫したものをいただき、遊びの中で火を使い、子どもたち自身も料理を体験できる。そんな保育園ができたら良いのにな〜と日々思ってきました。

その為の場所と、こうした保育が子どもたちにとってなぜ大切なのかを理解できる人材と、それから財源と・・・いろいろなことが必要になってくるけど、今再び「どろんこKID’S」をやりたいと考えるようになりました。

それは、国全体が今の子どもの状態を危機と感じ始め、いろいろな施策を国が打ち立て始めてきたことと、来年4月より施行される予定の「子ども子育て支援新制度」により、「家庭的保育所(5人以下)」や「小規模保育所(6人以上〜19人未満)」にも補助金が認可と同じだけ下りるようになったからです。(ただし、認可保育所以外は2歳までの子どもを対象とした保育にのみ補助金が下りるそうです。)

【私が保育所をやりたい理由】

利益至上主義の今の社会にあって、子どもに関わる施設も物も人もすべてその流れに進む傾向があるとずっと危機感を感じてきました。

きれいな施設の幼稚園で防犯設備が整い、砂場は抗菌、安心安全を掲げ、「危ない・汚い・うるさい」という子どもたちの専売特許を封じ込めるような保育が増え、親の求める「長時間保育・車での玄関までの送迎・毎日の給食(安価で)・格安でのいろいろな習い事・そして安い保育料」をうたい文句にチラシをまいて営業活動を展開するところが勝ち組となっているのが現状です。

でもその裏では、低賃金で尚且つ非正規で働かされる保育士が増加し、正規職員にその分のしわ寄せがいく為にサービス残業が増えてきています。その保育者のストレスはどうしたって目の前の子どもに関係しないはずがないわけで・・・それから親がお客様化しているために、「子どもの最善の利益」を後回しに「親に喜ばれる保育」を最優先に考える施設が増えているように思います。

「子どもを育てる」というのは「日本の未来」を育てるということです。

いろいろな人の意見を聞き、考えながら、目の前の1人の子どもの最善の関わり方をひとりひとりの保育士が模索しながら、親とのコミュニケーションを図り、その子の未来をイメージしつつ日々を過ごしていく。

その子が良い高校に行って良い大学にいって、有名企業に送り出すために保育をしているわけではありません。その子どもが一番興味を持って打ち込めることを日々の遊びの中から見つけていき親や保育士たちとの語らいの中で模索しつつ、大人になってもちゃんと世の中で生きていける心を育て、体を育て、どんな環境になっても、どんなストレスが襲いかかってきても、打ち勝てる人間を育てるために保育をするのです。
子どもが立派に成長してほしいという保育士としての願いは「プロの保育士として子どもと関わる時」熱い熱い「祈り」へと変わります。

「誰にでもできること」とか「時間分だけ働く」とか「上に怒られないように働く」という労働意識だと、目の前の子どもに「祈り」はささげられないと思っています。

上の娘を保育所に預けた20年前には「プロの保育士」が多くいました。

今もそうしたプロの意識を持った保育士はきっといると思うのですが、保育所の「質」を重要視しない保育制度が、そうしたプロの保育士が育たない要因になっている現状を考えると、今、新制度が始まるこの時だから考えていかなければいけないことだと思っています。

次回の松山市子ども子育て会議は9月12日・・・いよいよ大詰めです。
しかし、今のところ参加した委員の中からは「保育の質」を求める意見が出ているのですが、国として市としての良い回答は得られていません。

私ももう一声、発言できればいいな~と「祈って」次回の会議に挑もうと思います。

森のようちえん認証制度創設へ ≪鳥取県≫ [2014年07月10日(Thu)]
◆平成26(2014)年7月3日 時事通信 官庁速報

 森のようちえん認証制度創設へ =鳥取県

 鳥取県は2015年度、豊かな自然環境の中で、野外活動を通じて子どもを育む「森のようちえん」と呼ばれる幼児教育・保育の認証制度を創設する方針だ。14年度は関係者や有識者が参加した検討会で、認定要件などの基準づくりを進める。県は今年3月、子どもを産み育てる環境を充実させる「子育て王国とっとり」条例を制定しており、認証制度はこうした取り組みの一環。

 現在、県内には、子どもを通わせるため移住する人がいるなど、全国的に有名な「まるたんぼう」(智頭町)を含め、通年型の森のようちえんが5カ所ある。欧州が発祥とされる森のようちえんは、認可外保育施設に区分されるとみられるため、県内の森のようちえんは国の補助を受けたことはない。県は独自の認証制度を創設して、基準をクリアした森のようちえんに財政補助を行うことで、その運営スタイルを支える。

検討会議は、全国の森のようちえんにアンケートを実施するほか、県内の森のようちえんを対象に運営方法、子どもの変化、利用者の声など聞き取り調査を行う。また、州単位で認証制度があるドイツ、デンマークなどを視察し、10〜11月をめどに認証制度の大まかな基準をまとめる。子育て応援課は、認証制度を設けることで、
(1)県での支援態勢を一本化できる
(2)県の「お墨付き」を与えることで保護者にアピールしやすい
などの効果があるとしている。

                     
自然がたっぷりあって、子どもがのびのび遊ばせることができる場所があるなら「森のようちえん」的保育園を認証にして、今までの認可外保育園としてではなくて、県が認めた形で運営できればニーズは多いだろうから、その県の未来の人材が確実に育って行くに違いないだろうけど、愛媛にはこうした「森のようちえん」を実践している団体がないので、検証できないですね(-_-メ)

地域格差がいろいろな形で広がる時代がもうすぐ来る。

市民が地域の活性化のために頑張れば住みやすい街になり、頑張る人が少なければますます住みにくくなる。これは道理だけれど、今まではこんな格差は起きなかったわけで・・・。

地方分権が進み、地方の財政が厳しくなればなるほど、市民力が格差に正比例して影響を及ぼす時代が来るような気がします。
土を触る繋がり [2014年06月01日(Sun)]
今年も玉ねぎの収穫の季節がやってきた。

毎年、この玉ねぎだけは我が家の家計を支えてくれる。

たいして面倒見なくても、太陽とたまに降る雨と、1月に一回だけの追肥で育ってくれる。

自然に感謝!太陽の恵みに感謝!

この畑で野菜を作りだして早いもので7年ぐらいの歳月が流れた。

毎年「玉ねぎ」と「きゅうり」と「茄子」と「ピーマン」と「ゴーヤ」と「ブロッコリー」と「スナックえんどう」と「ニラ」ぐらいしか作らないけど、私は畑の土を触っている時が一番癒される。

土を触って、雑草取ったり、畝作ったりという肉体労働もしてるんだけど、なぜか気持ちが良い。

春の目覚めと共にカエルが畑に現れて、秋の訪れを虫の声が教えてくれる。冬の寒さの時も畑に行くのは辛いけど、収穫した大根の甘さに感動できる。

いろいろな自然の恵みをいただける畑にはもっとすごい力があると最近感じている。

それは地域の人との繋がりが濃いということ。

土を触り、自然相手の関わりは、公民館で出会う関わりやお祭りで出会う関わりとは違うんじゃないかと思う。

地域の人が区画ごとに畑を借りているから、畑をしていると地域の人同士の出会う場にもなっている。だから地域のお年寄りたちは、毎日のように畑で会話を楽しんでいる。会話の内容も天気と畑の野菜たちのことがほとんどで、人の悪口で盛り上がるという話しが出ないのがいい。

他で会っても地域のお年寄りと私が話を交わすことは少ないけど、畑だと育てている野菜のこと、お天気のこと、育て方、肥料のことなど話しだすと年齢関係なく楽しくなってくる。

みんな育ってくれている野菜たちがかわいくて仕方がない。その野菜たちのことを我が子のようにいろいろな人たちに話しているような気がする。

コミュニティーにもいろいろあるけど、畑コミュニティーもありだと思う。

畑コミュニティーが地域にもっとたくさんあって、老若男女が共に野菜を育てながら人と人が関わるれるという空間が増えるというのも社会が良くなる方法としてはアリなのではないでしょうか(#^.^#)

母の人生から見えてきたこと [2014年05月29日(Thu)]
最近ショックなことがあった。

名古屋に住む母が長年患っている手足のしびれと不眠の原因が自立神経失調症だということに・・・。

「まさか、私の母が!?」という思いと、「やっぱりそうだったんだ!」という交わらない二つの思いが重なった。

健康の為、毎日電動自転車で2kmほど離れたスーパー銭湯へ行き2時間お風呂に入る。そこで友人とコミュニケーションを取りストレス発散。家に帰れば、野菜中心のヘルシー食を心掛け、夕食は5時頃に済ませる。煙草も吸わないし、お酒もたしなむ程度。父が亡くなり、ちょっとさみしい生活にはなっただろうけど、それでも見た目は74歳には見えない。友人とも姉妹ともいつも元気にしゃべる様子に精神疾患を思わせるところはどこにもない。

そんな母が体調を崩して早10年近くになろうとしている。どの病院に行っても、針、灸、整体師など様々な所へ通っても、原因がつかめなかった。

最近になって、良い整形外科があると友人に教えてもらい早速通院すると「自律神経失調症」と病名が告げられた。まさかと思いつつ「安定剤」をもらい、寝る前には「睡眠薬」を処方してもらうと、症状が改善したとのこと。

どうして母が精神疾患になったのか、考えていると思い当たることが長い母との関わりの中から見えてきた。

私の母は3男6女の下から2番目として戦中戦後食べるものもなく、そして実の母父に愛される経験もほとんどなく必死で生きてきた。実の父がしていた宗教の為に、父亡きあとは長男と長女と実母が御勤めを始め、家族を養うのは中学も出ていない二人の姉。その後私の母が就職し、4人の姉が嫁に出る時の豪華な嫁入り道具(名古屋の嫁入りは豪華なので)を買うために、母のお給料はすべて持って行かれた。残ったお金もすべてお布施としてなくなる日々。そんな生活から逃れるために、母はひとり大阪へ行き、父と出会い一銭のお金もなく、財産もない父と結婚。私を育てるために、小さなお店で飯屋を始め、それをうどん屋にして、それでもなかなか食べていけないから必死で仕事をして生きてきた人である。私が子どもの頃は外食はほとんどしたことがなく、服は全て母が端切れの布で作ってくれた。贅沢をしたことがないから贅沢の仕方を知らない。我慢ばかりしてきたから、いつでも我慢してしまう。腹が立つような悔しい思いもすべて押し殺して生きてきた。

「言いたいことがあったらちゃんと相手に話せばストレス貯めずに済むんじゃないの!」
「付き合ってて腹が立つようなことばかり言う人とは付き合わなかったらいいのに!」
「今は少し余裕があるから、買いたいもの買って、食べたいもの食べてのんびり過ごせばいいんじゃないの。」といろいろ言うけれど、母の体に染み込んだ人生のしがらみを私がどうこうできるわけもなく。

結局、母の今までの苦悩の日々の物語を、子どもの頃から聞かされてきて、そして今も実家に帰るたびに聞いているのだけれど、母の心の闇はまだまだ深いのだと感じている。
生きている間にもう少しこの闇が晴れることを信じ、母の幸せを祈っていこうと思ってる。

でも、そんな母の人生から見えてくるものもあるのだと最近感じている。

それは幼少期の経験が人生に大きな影響を及ぼしているということである。

子どもの頃のつらい経験を脱する為に、必死で生きてきたにも関わらず、今も苦しんでいる母を見ていると、やはり幼少期の親の愛、信頼する大人との関わりが人生に及ぼす影響の大きさを感じずにはいられない。元気そうに見えても長い人生ずっと苦しんできたんだと思う。

今の子どもたちが少しでもそうした辛い経験をせずに、未来に希望を持って生きて行ってくれることをこれからも願っていこうと思う。

両方が子どもを連れて再婚した家庭「ステップファミリー」の悩みや対処法 [2014年05月20日(Tue)]
◆平成26(2014)年5月13日 読売新聞 大阪朝刊
 子連れ再婚 応援冊子 府、特徴や対処法=京都

 ◇安定まで4年/前の家族思い出大切

 夫と妻のどちらか、または両方が子どもを連れて再婚した家庭「ステップファミリー」が抱える悩みや対処法などをまとめた冊子「あした天気になあれ!」(A5判、28ページ)を、府が作成した。家族形態が多様化する中、ステップファミリーは増加傾向といい、府家庭支援課は「一つずつ課題を乗り越え、新しい家族の絆を強めるために役立ててほしい」と活用を呼びかけている。

 ステップファミリー(Stepfamily)は、「血縁者を亡くした」という意味の英語の古語「steop」が語源とされる。厚生労働省のまとめでは、離婚の増加に伴って再婚件数も年々増え、2012年に結婚したカップルに占める再婚の割合は約4分の1と、1970年の倍近くとなっている。府内の児童相談所には、「実子を連れて再婚したが、パートナーに気を遣う」といった相談が寄せられており、関係構築がうまくいかず、再び離婚したケースもあったという。

 冊子では、ステップファミリーについて、▽対人関係が複雑になる▽子や親の心に、前の家庭での思い出が残っている▽生活習慣が変わり不満が出やすい−−などの特徴を挙げ、「関係が安定するまで、最低4年程度かかる」と指摘。子どもが、新しい親が信用できるか確かめるため、幼児退行や反抗などを繰り返す「試し行動」については、「受け止めるのは大変なこと。父親、母親の役割分担を確認し、二人三脚で乗り切って」と助言している。子ども向けのコーナーでは、「離婚は大人の理由で大人が決めたこと。決してあなたのせいではないんだよ」「前の家族との思い出は大切。『会いたい』と思えば、会う権利があるんだよ」と呼びかけている。5000部を作り、市町村の担当窓口や児童相談所、保健所などに配っている。問い合わせは府家庭支援総合センター(075・531・9650)へ。

                         
2012年に結婚したカップルに占める再婚の割合は約4分の1というのは、また増えてますね!
初婚と再婚では、親子の関わり方も違うし、夫婦の在り方も考えないといけない。

そのあたり、ちゃんと悩みに応じてくれる場所がこれからは必要だと思います。

子どもの最善の利益を最優先する為にも!

「森のようちえん」認定の動き 長野、鳥取県 野外保育の効果に注目 [2014年05月20日(Tue)]
◆平成26(2014)年5月12日 中日新聞 朝刊

 「森のようちえん」認定の動き 長野、鳥取県 野外保育の効果に注目

 林や川など野外で未就学児を保育する「森のようちえん」が全国各地で増え、長野県と鳥取県は本年度から認定制度の導入に向けた事業を始めた。自然の中で幼児の健全な成長を促そうとする試みだが、これまではほとんどの団体が認可外の保育。県のお墨付きが得られることで、活動がさらに活発になりそうだ。

 森のようちえんはデンマークが発祥で、北欧やドイツなどに拡大。デンマークやドイツ、韓国では行政が支援している。日本では現在、約百五十団体が活動しているとみられる。長野県は、全国最多の十六団体が活動している先進地だ。

 長野県安曇野市のNPO法人「響育(きょういく)の山里 くじら雲」は現在、二十三人の幼児を保育中。里山の中の古民家を根拠地にして、毎日のようにふもとの集会所から約二キロの道を、自然に親しみながら歩く。記者が訪ねたときも、野草をフライパンに入れて料理ごっこをするなどして楽しそうに遊んでいた。保育は午前九時ごろから午後二時ごろまで。スタッフは三人で、都合がつく親がボランティアで手伝う。くじら雲が年度替わりに園児の募集を始めると間もなく定員になる。代表の依田敬子さんは「森のようちえんの需要があることを実感しています」と話す。認定制度ができると、市町村などからも森のようちえんへの協力が得られやすくなると期待している。

 長野県は本年度に森のようちえんの支援を開始。そのための予算二百七十二万円も計上した。柱は独自の認定制度づくり。検討委員会を開くなどして準備し、年内に認定の予定。認定制度をつくることで、認定団体の教育の質をしっかり保ち、森のようちえんの認知度や信用を高めることを目指す。森のようちえんの「自然体験型プログラム」の普及も図る。県は、県内の運営団体と交流する中で、子どもの知的好奇心や感性が育まれる森のようちえんの教育効果を評価するようになった。また、県内に移住して森のようちえんに子どもを預ける親が多いことにも着目。「県内への移住者の増加も狙って少子化対策事業として力を入れる」(次世代サポート課)構えだ。

 長野県に先行していたのが鳥取県。二〇一三年度までは、森のようちえんへの支援は林業政策の一環として実施。本年度は子育て支援政策の中で、森のようちえんの運営費を助成するモデル事業をスタートさせた。効果を研究する事業と合わせて二千四百八十六万円もの予算をつけた。「一五年度に県独自の認証制度をつくりたい」(子育て応援課)と説明している。



すごい!!「森のようちえん」が認定制度導入になるなって(^O^)/

やっぱり先進的に活動している団体が多いところは、その効果や需要も見えてくるので、認定しやすいのでしょうね!

まず実践ですね(-_-;)

塾のノウハウ活用 「官民一体型」小学校 来年度開校 佐賀・武雄市 [2014年04月29日(Tue)]
少子高齢化の時代、やっぱりいろいろ考えないと、地域も残れないですよね!
NHKの白熱教室のような授業してくれる学校が地域にあったらいいのにな〜!

                         

平成26年4月18日 産経新聞 東京朝刊
塾のノウハウ活用 「官民一体型」小学校 来年度開校 佐賀・武雄市

 佐賀県武雄市は17日、学習塾のノウハウを公教育に導入する新たな「官民一体型」の小学校を平成27年4月に創設すると発表した。同市は、全国学力テストの学校別成績を独自に公表していることで知られるが、今回の取り組みも注目を集めそうだ。樋渡啓祐市長は「子供たちが世界一行きたいと思う小学校を作る」と話している。

 官民一体型の小学校として同市が提携するのは、さいたま市の学習塾「花まる学習会」(高浜正伸代表)。学習塾でありながら受験勉強や進学指導と一線を画し、「生き抜く力を育てるという教育ビジョンを持っている」(樋渡市長)ことが評価された。武雄市によると、今夏にも市内の小学校を研究開発校に指定し、塾講師による授業を実施しながら、新たなカリキュラムを開発する。具体的には、毎朝10〜15分間、詩の暗唱や計算などを行うほか、「総合的な学習」の時間を利用し、学年が違う児童を交ぜた野外学習なども検討しているという。児童は実施校区への居住を条件に全国から募集する。樋渡市長は「定住を促進し、過疎対策にもなると期待している」と話した。
子ども子育て支援新制度を考える。 「母という病」を読んで思うこと・・・ [2014年04月24日(Thu)]
子ども子育て支援新制度が平成27年4月から開始されるにあたり、今、国と地方が急ピッチで細かい内容を決めるべく動いている。

この制度の一番の論点はやはり「待機児童問題」だと思う。

待機児童をなんとか減らすために国も地方も動いている。

・・・・でも悩むんです・・・・

この問題を私が反論することはできないけれど、ただこの問題を安易に解決することだけはやめてほしいと以前からずっと思い続けている。

待機児童の問題の多くは0歳児から3歳児未満までの保育を必要とする子どもを預ける施設が少ないために、働きたくても働けない母親が増えていることに問題を発している。

しかし、昔は0歳児から3歳児までは親が育てる方が子どもの成長には良いという定説が受け継がれており、どんなに働きたくても仕事をあきらめて子育てに専念する女性が多かった為に保育施設はあまり作られていなかったのだと思う。

それが今は共働きが一般化し、女性の社会進出が進み、社会に必要な人材として女性もバリバリ働くことが求められてきていることにより、「待機児童問題」が急速に深刻な問題となってきたのではないかと思う。

私も女性が働くことは賛成だし、市議会に女性が増えることも重要だと思っているし、大きな企業の重役的なイスにもっと多くの女性が座ってほしいと願っている。

だけど、その問題と子どもの成長という問題は、次元の違う別の問題なのではないかと思い悩むのである。

「"親は無くとも子は育つ”ということわざもあるわけだし、なんとかなるよ!」と楽天的に考える人も多いのだけれど、だけど子どもによってはそれが後になって人生に大きく影響してしまうケースを知ってしまうと、やはり悩まずにはいられない。

「うつ」「ひきこもり」「依存症」「摂食障害」「虐待」「離婚」「完璧主義」「無気力」「不安」「過度な献身」など、真面目に社会で働き出したとしても、結婚して自分が母親になったとしても、自分が苦境に立った時に突然噴き出してくるこうした問題を抱えながら生きている若者がどんどん増えることに危機感を感じずにはいられない。

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最近読んだ岡田尊司氏の「母という病」という本の中で母子の愛着形成について下記のような内容が書かれている。

                          

 愛着の特性は、育てられる中で身に着く後天的要因が非常に大きいということだ。実際、愛着の安定性は、養育などの環境要因が75%以上を占めると考えられている。幼い頃のかかわり方次第で、どちらにでも変わるということだ。

 ただ、生まれもった要因(遺伝要因)も25%程度は影響すると思われる。赤ん坊でも、生まれた時から気難しく、よく泣き、育てにくい子と、育てやすい子がいる。不安の強い遺伝子タイプや新奇性探求(新しいものに対する好奇心が強い傾向)の高い遺伝子タイプの子どもでは、概して育てにくく、愛着が不安定になるリスクがそうでない子よりも高まる。

 とはいえ、母親が安定していて、思いやりのあるかかわりを行うことができた場合には、こうした遺伝子タイプをもっていても、リスクの上昇がみられないどころか、逆に親との関係が良い傾向がみられる。敏感なタイプの子どもほど、親の養育の影響を、良い方向にも悪い方向にも強めてしまうのだ。

 オランダで行われた研究によると、生まれて間もない段階で、気難しいと判定された百人の赤ちゃんを2つのグループに分け、1つのグループには通常の対応だけを行い、もう1つのグループでは、母親に、子どもに対する反応を意識的に増やすように指導した。すると1歳の段階で調べてみると、通常の対応だけのグループでは、不安定な愛着を示すケースが過半数に達し、中でも多かったのは、回避型だったのに対して、反応を増やすように指導を行ったグループでは、ほとんど全例が、安定した愛着を示したのだ。しかも、この効果は、2歳の時点でも持続していた。
 この研究の場合、生後6カ月から9カ月の間の3カ月において、そうした働きかけを行っただけだ。わずか3カ月、意識してかかわり方を変えるだけで、まるで子どもの気質や性格が別人のものになるくらいの差が生まれたのだ。

 これくらい、幼い時期の母親のかかわりというものは大切なのだ。その時間を軽く考え、おろそかにすると、後で大変な苦労や悲劇を生んでしまうことになる。

 しかし、最近の研究によると、日本人などアジア系の子どもでは、白人の子どもなどに比べて、不安の強い遺伝子タイプの持ち主が多く、母親のかかわりの影響を、欧米人以上に受けやすいことがわかってきた。

 不安の強い遺伝子タイプをもつかもたないかによって、愛情不足に敏感なタイプと平気なタイプの違いが生れる。前者は、親の影響を引きずりやすく、後者は、どんな育てられ方をしようとあまり関係ない幸運な人だ。

白人は、鈍感なタイプが6割を占める。日本人などのアジア人種は、割合が逆で、3分の2が敏感なタイプだ。

欧米で当たり前に行われている子育てのスタイルをそのまま真似することには、落とし穴があるということだ。
※「母という病」ポプラ社 P94~を参照
                     
                        

第2次世界大戦以降、欧米文化がどんどん日本に入ってきて、古い日本の文化がどんどん廃れて行っている。それが今後グローバル化になる社会に対応する為にやむおえないことなのかもしれないが、文化や子育て観などは、やはり島国日本だったからこそ、それなりの理由があって、伝承されてきたのではないかと思うようになってきた。

残さないといけない物とか、新時代に向けて考えていかないけないことがたくさんあるような気がする。ただ成功した他国のまねをするのではなく、その成功例を学び、この地域に合う方法を模索しながら考えていくことが大切なのではないだろうか。