子ども子育て支援新制度「質」より「量」優先??
現段階で4000億円不足!!
[2014年02月27日(Thu)]
平成27年度から始まる新制度の予算が、現在4000億円不足しているという新聞記事が出ていた。
そして、その優先順位はまず待機児童解消策としての保育の受け皿をつくることだそうで、保育士の質の向上に繋がる職員の給与改善や子ども一人当たりの職員数の引き上げ、虐待などのさまざまな問題により家庭から保護された子が暮らす児童養護施設の生活環境改善などは先送りさせる可能性が出てきているという。
平成26年2月16日読売新聞より

どちらが優先順位が高いかと言えば賛否両論あるわけですが、それでも子どもの成長にきわめて重要な使命を持つ保育士の待遇が改善されず尚且つ人が増えず、ただ子どもの数だけ増えるというのは今まで以上に悪循環が続くとしか思えないのです。
「量」も「質」もバランスよく財源を確保していかなければ、何も変わらないと思います。
各地域でこうした問題を話し合う為に「子ども・子育て会議」ができています。この会議はまだ始まったばかりです。
松山市でも話し合われているし、札幌でも話し合われているし、東京の各区でも話し合われています。
つまり、地域ごとにシステムが違ってくる可能性もあるのです。
市民がどう思っていて、子育ての支援をどうしてほしいのかを伝えていかなければ行政は分かりません。当事者である子育て中のお母さん、それから今まで子育てしてきて大変な思いをした子育ての先輩等々・・・
ぜひ、声をあげましょう!!