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自然と遊び、自然と生きる・・・私が思うこと

子育てと地域活動、そして松山での冒険遊び場活動を通して思うこと、感じることをそこはかとなく綴ります。


アイガモ君をいただきました。 [2013年12月07日(Sat)]
動物の命をいただくということは、残酷で悲しい事ですが、でも私たちは毎日鶏肉や豚肉、牛肉をいろいろな形で料理していただいています。

でも今の子どもたちにはそういう感覚が薄いし、私たち世代も日常生活でそうした感覚をいだく機会は少ないように思います。

伊予郡松前町のときファームのアイガモ君に出会って今年で7年近くになるんですが、夏の間田んぼの草や虫たちを食べてくれたアイガモ君たちは生まれて1年で肉業者に売られるか、フィリッピンからの研修生たちが料理して食べていて、その姿を見て、私も一度やってみたいと思うようになりました。

動物を殺してその肉をいただく・・・このことを誰に話しても「かわいそう」とか「残酷」とか「恐い」などの言葉しか返ってこないけど、でもみんな人間が殺した肉を毎日食べていることは事実なんですが、その現実に向き合っていない。というか向き合いたくないんだと思うんです。

でも、これだけ地球環境を荒らしてきて、世界の森林を伐採し続けている人間はそもそも地球上のすべての生物からしてみたら「残酷な生き物」なんだと思うんです。

「弱肉強食」という自然界のサイクルの中で地球も動物も生きていて、人間も生きている。でも、今の多くの人間はその自然に感謝することを忘れてしまって、自分だけよければいいという感覚に陥っているように思います。

そしてこのブログを書いている私も他人から見たらそう思われていることもあると思います。自分では「自然に感謝しなくてはいけない」「食べ物を粗末にしてはいけない」って日々思って生活しているけど、それでも「簡単なもの」「便利なもの」「安いもの」そして「ちょっと贅沢な生活」に憧れがあるわけで、仏の心で日々暮らすということはなかなかできません。

だから全てのものに感謝する心を忘れない生活を日々送るために自分としてどうしたらいいのか、よく考えることがあります。

私が心掛けていることは、「簡単」だからって飛びつかない、生活を社会の流れと同じに便利にしていかない、安くても本当にこれで良いのか考える。ダメって決めたら生活が苦しくてもお腹がすいても買わない努力をする。(社会に流されない)

世の中の人が「めんどくさい」「やりたくない」という仕事にいどむ・・・「めんどくさい」ことほど自分を成長させることがあると考える。めんどくさくないように智恵を出し工夫をする。それでも心身ともに辛い時には「やめる」という選択肢は必ず持っているようにする。

「チャレンジし続ける」「あきらめない」・・・これもできる範囲でだけど、前に進むと必ず見えなかったものが見えてきて、探していたものが見つかてきたし、人生にとって絶対お得な生き方だってことが、この年になってやっとわかってきたから。

今回の「アイガモ君をいただく」ということもそうして自分のポリシーにのっとった行動でもありました。

アイガモをさばくフィリピン人は本当にうれしそうにアイガモをさばきます。フィリピンではすごく贅沢な食材だそうなんですが、さばくことも子どもの頃から見ているから抵抗感がない。だから、みんな心の底から感謝しながら動物の命をいただいているということが見ているとものすごく感じるのです。

今の日本の子どもたちは、毎日、から揚げとか焼き肉とか発展途上国からしてみたら贅沢なものを毎日食べているけどそれが当たり前だからうれしいということもない。今日はお腹いっぱいとかちょっと味が気に入らなかった平気でゴミ箱へ捨てたり、残したりする。

この日本の食生活で子どもに「感謝」の心を育てることはできるのか?

もしできるとするならば、親が子どもに感謝の心を教える智恵とそれから勇気が必要だと思うのです。

「勇気」ってどういうこと?っと思うでしょうが、子どもに教えるということは言葉で教えるのではないのです。親自身が自然に感謝する生き方を選択しなおす勇気が必要ということです。「今日だけ」とか「キャンプの時だけ」なんて効果はないと考えていいと思います。

毎日朝ご飯(味噌汁とご飯とお惣菜)、夜ご飯を作って家族でいただく。そんなに難しいことではないけど、それができていない家庭が今は多いと聞きます。

私も今努力の真最中です。簡単なもの便利なものとの戦いでもあります。うまく利用するところは利用するけど、手間をかけないといけないところは時間をかけ努力をする。去年までできなかったひと手間を今年はかけてみるとか・・・。


そんな思いをいだきつつアイガモ君をさばき、調理し、みんなで今日はおいしくいただきました(^_^)
アイガモを提供してくれた常盤さんに感謝!
アイガモに感謝!
そして自然に感謝!

                           

【アイガモ君の調理方法】
@アイガモ君の足を紐でくくってしっかり持った状態で開始。気絶させ、首の血管を切り血抜きをする。今日は5分ほど血抜きをしました。
DSCF1525sono2.jpg

A70度〜80度ぐらいのお湯に40秒ぐらい付け、それから毛を抜く。毛の生えている方向にさからわないように抜くときれいに抜けます。アイガモは水鳥なので羽毛があり、これを抜くのが結構大変でした。抜けなかったところは毛抜きで一本一本抜いたほうが良いです。
DSCF1531sono2.jpg

B首と脚を切り落とし、腕も切って別に料理する。
C肛門から胸骨のある辺りまで切り込みを入れ、丁寧に内臓を取り出す。砂肝、小腸、肝臓、心臓、食道の順に取れました。それから大腸も取りました。砂肝と肝臓、心臓は甘辛く調理しておいしくいただきました。

Dしょうゆ、ニンニクと玉ねぎのみじん切り、レモンを混ぜてこれをしっかり塗り込み、塩コショウもふり、いろいろ丸焼き開始!
DSCF1533sono2.jpg

Eじっくり1時間ほど炭火で焼いて出来上がり。
DSCF1539sono2.jpg

【反省】
アイガモ君は普通の鶏肉に比べ硬いのですが、うまみがあるのでとっても美味しくいただきました。ただ、肉の臭みがまだ残っていたので、調味料にもう少し工夫が必要だったと思います。小学校6年生の我が娘は見たくないので逃げて行ってしまいました(-_-;)。中学2年の息子と高校3年の遊び場繋がりの男の子は最後まで調理を手伝い、アイガモもいっぱい食べてくれました。彼らにはけっこう好評でした。来年もやろうかと思います。興味のある方は連絡くださいね(^_^)



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