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自然と遊び、自然と生きる・・・私が思うこと

子育てと地域活動、そして松山での冒険遊び場活動を通して思うこと、感じることをそこはかとなく綴ります。


理想の理想のまた理想・・・それでもやりたい保育の形 「いなほ保育園の12カ月」を読んで [2013年10月12日(Sat)]
「子どもの時間」というドキュメンタリー映画を始めてみたのは確か、10年以上前のことだったと思います。

まるで昭和初期に帰ったような子ども達の遊びっぷりに感動し、その頃中学2年生だった長女と、「こんな保育園がほしい!」と心の底から思ったことを今でも覚えています。

子どもの時間@.jpg

この映画の舞台は、埼玉県桶川市にある「いなほ保育園」。その園長である北原和子さんが初めて出したのがこの本なのですが・・・と言っても、北原さんの言葉を聞いて本を書いたのは塩野米松さんという方のようなんですが・・・

それで、この本の編集に携わっているのはなんと!「スタジオジブリ出版部」!

直感で「やっぱり!」て思ったんです。

さまざまなジブリ作品に、この「いなほ保育園」の中に出てくるような子どもたが出ていると感じていたし、いなほのようなのびのびとした子どもたちを描きたくて、宮崎駿監督は映画を作っているような気もしていて・・・。まぁこれは私の直感ですが・・・。

いなほ保育園の12カ月.jpg


いまどきどこの保育所も、何もかもが管理され、衛生的な保育環境の整った施設をもち、「安心・安全」をモットーにした保育が行われているわけですが、ここは真反対!!


この本の冒頭を少しだけ抜粋させてもらうと・・・

正直言って驚いた。通常考える園舎も門もそれらしき建物もないのである。子どもたちはたくさんいた。空き地で遊ぶ者、1人で木陰で土いじりをしている子、空き地に積まれた丸太によじ登っている子どもたち。子どもはいるが先生らしき姿はなかった。

背の高い生け垣の内側にある家屋へ向かった。生意気そうなガチョウが突っかかってくる。向こうではヤギが鳴いている。大きなイヌが放し飼いで、柵の向こうにはロバがいる。鼻水を垂らした子がしゃがみ込んでアリの列を追っていた。ガラス戸の向こう、布団を敷きつめられた部屋で子どもたちが昼寝をしていた。

訪ねたのは午後の日差しの3時半。テラスに置かれた籠からせんべいを持って行く子がいる。私たちに興味を持った子が走ってくる。裸足だ。「誰のお父さん?」遠慮も恥ずかしげもなく聞いてくる。・・・(省略)敷地内には大きな木や茂みがあり、山があり、凹んだところがあり、どこにも危険を避けるという配慮はない。

夏は暑く、冬は寒く、よく言えば自然を丸ごと受け入れた、野放しに見える風景だった。

2年にわたる「いなほ」通いと北原和子さんへのインタビューを続けていくうちにこの環境こそが「いなほ」にとって大事なもので、長い時間の積み重ねと試行錯誤の末に至ったものだとわかるのだが、これさえも変化の過程であり、終着などないのだと聞かされて、子どもに真剣に付き合うというのはそういうことなのだと心にしみ入った。


理想と現実はまだまだ遠いんだけど、どうせやるならこんな保育園やりたいってそれが私の夢なんです。

だって、自分がもし今小さな子どもだとしたら、絶対近くの保育所や幼稚園なんか行きたくないって思えるんです。のびのびと大人に隠れて遊びたいし、毎日毎日そのことで怒られたくない。ドキドキワクワクがいっぱいあるこの世界を十二分に体感できる子ども時代を謳歌したいって思うんです。

これってわがまま?って思う人もいるのかもしれないけど、そうやって子ども時代を過ごさないと良い人材って育たないんじゃないですかね〜!

それにしても、北原さんはやっぱり凄い!運動会にもプログラムはなくて、その子どもたちの状況をみて、その日に子どもの一番やりたいことをプログラムにする。これって本当に子どものことが分かっていないとできないし、それから豊富な経験がないと選択だって難しい。

それから、こんな自然の中で生活してるけど、舞台とか音楽は町中まで言って本物を見せる。本物の音楽を体感すると、感性が育ち、日頃の生活にも、もの凄く影響を受けてくる。

・・・・ん〜いいな〜(>_<)!!こんな保育所で育つ子どもたちは、絶対この地域の未来を支える人材に育つし、だから私たちも安泰!!ってみんな気づいてくれないかな〜(-_-;)

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