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自然と遊び、自然と生きる・・・私が思うこと

子育てと地域活動、そして松山での冒険遊び場活動を通して思うこと、感じることをそこはかとなく綴ります。


奨学金を借りている大学生、2人に1人!! [2013年03月02日(Sat)]
平成25年2月25日 日本経済新聞

奨学金、2人に1人.jpg

子どもは大学に行かせてあげたい、でも・・・と悩む保護者は増えているのではないだろうか。

親の収入は減っているのに、授業料は上がるいっぽう。子どもは必死でバイトでお金を稼がないといけないから、その他の研究やボランティア活動などにはなかなか時間が取れない。そして大学4年に入ればすぐ就職活動が始まる。就職活動にも交通費などでお金は必要で、その上希望した会社になかなか就職できなければ、雪だるま式にお金が必要となる。

そのお金を支援しているのが日本学生支援機構の奨学金である。

奨学金を受けている学生の割合は、1996(平成8)年度が21.2%と5人に1人ほどでしたが、2000(同12)年度以降に急増し、2010(同22)年度は なんと50.7%と2人に1人が受けるまでに!!

ってことは今年度はおそらく60%近くいってたりしてるんじゃないのかな?だって、景気が良くなる兆しがないわけで・・・。

今や大学生活にとって奨学金は、一部の家庭の話ではなく、多くの学生にとって欠かせない収入源になっている。

それにしても、第1種奨学金(無利子)の最低金額3万円を4年借りるとすると144万円。つまり大学卒業と同時に144万円の借金を背負っているということ。

でも、話はそんなに甘くはない!!私立とか家にお金がないけどどうしても大学へ行きたい子なんかはもっと多くの金額を借りている場合も多いらしい。第2種奨学金(有利子)で最高1カ月12万円借りれて、それで48カ月だったら576万円!!大学院いく人も多くなってるみたいだし(-_-;)

まだ仕事も決まってない段階でこんなに謝金背負わせてどうするの??

国は昨年も給付型とかいろいろ考えてるって言ってたけど民主党時代は結局実現せず(-_-;)
平成25年度こそはもう少し考えてほしいですね。

第二次安倍晋三内閣に初入閣した下村博文文部科学大臣は、小学校3年生の時に交通事故で父親を亡くし遺児となり交通遺児育英会(1969年設立)の第1期奨学生の一人だったそうです。奨学金を受けながら群馬県立高崎高等学校から、早稲田大学教育学部にも進学したそうですのできっと、その辺りにことは真剣に考えてくれていると思うのですが・・・。

とにかく我が家には現在大学生が1人、そして後に続くもの2人!!
給付型実現願う!!
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