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自然と遊び、自然と生きる・・・私が思うこと

子育てと地域活動、そして松山での冒険遊び場活動を通して思うこと、感じることをそこはかとなく綴ります。


ミニバス指導者への悔しい思い出・・・ 指導者の在り方を考える [2013年01月23日(Wed)]
体罰・・・

私自身は絶対反対です。
暴力による体罰、言葉による体罰、差別による体罰・・・
目に見えない体罰もあるように思います。

高知にいる頃、私の娘と息子が全国大会を目指すレベルのミニバスに所属していました。
監督は仕事を終え毎日練習に顔を出し、子どもたちはほぼ毎日練習。

我が家の子どもたちも休むことなく毎日練習に行っていました。
子どもが行きたいというから、入ったわけですが、それでも親として監督の考えにどうしても賛同することはできませんでした。

それでも「ボランティアでよその子どもを見てくれてるわけで、それだけでありがたいんだから文句なんて言えないよな〜。」という気持ちが根底にあり、私の気持ちを話すことはありませんでした。

でも、それは結果的に屈辱的な結末を迎えることとなったのです。

どんなことがあろうと、練習を休まず、土日もすべて練習につぎ込む娘を見て、私は当時痛々しいものを感じていました。どうして小学校時代にここまで束縛されながら練習をしないといけないのか?と感じつつも、当時の娘は真面目すぎる性格のせいで、「ミニバスを辞める」という決断を下すことができなかったんじゃないかと今になって思います。

そして、娘が小学校6年生の最後の試合の時、私はすべてを知ることとなりました。

その試合は、前半でもうすでに負けが込んでいて、勝てる見込みのない試合でした。
なかなかレギュラーになれない娘が、せめて最後の試合ぐらいはコートに出させてもらえると信じ、じっと試合を見守っていました。

しかし、その監督は最後の最後まで、娘を試合に出すことはありませんでした。そのかわりまだ3年生だった自分の娘を試合に出すではありませんか!!「来年のチームのために、試合を経験させたい」という親心は分かりますが、私が今まで見てきた娘の必死の練習風景を思い出せば出すほど、私の中の涙と怒りが収まることができませんでした。

そして、監督に問いかけました!!

「どうして娘を出さなかったんですか!娘だって一生懸命練習してきた仲間じゃないですか!!せめて6年生最後の試合で、勝てる見込みのない試合ぐらい出させてくれたっていいじゃないですか!」

監督の答えはこうでした・・・

「勝つためにミニバスを教えている。来年度に向けて考えていかなければいけない。私の考えでやっていく。」

こんな指導者がいることに対する驚きと怒りは今でも消えることはありません。

高知にも愛媛にも小学校時代からミニバス、野球、バレーなどを小学校の運動場や体育館を借り、毎日のように練習するチームがとてもたくさんあります。そしてほとんどのチームの指導者は、ほぼボランティアで仕事と掛け持ちでやっています。

無償でこんな大変なことをすることには頭が下がる思いですが、その指導者のせいで子どもの心がボロボロになるとしたら・・・それは犯罪です。

大阪市の桜宮高校のバスケット部の生徒の体罰を苦にした自殺に関連し、指導者の在り方が問われていますが、今までの日本におけるスポーツ指導の在り方を今問われているのではないでしょうか。

ボランティアだから、日々指導者としてのスキルを研鑽しなくていいとか、目の前の子どもたちの未来を見据えた指導を怠っても良いなんてことはありません。

無償であろうと有償であろうと、目の前の子どもたちの人生が指導者にゆだねられているという現実は変わりません。

「無償でそんなことできるか!!趣味だからできるんだ!!」と思っている指導者はさっさとやめてください。それが子どもたちの為です。

私自身も冒険遊び場という活動を6年間行っています。趣味で出来ることではありません。プロであろうとボランティアであろうとその関わりの濃厚さは変わらないはずです。

自己研鑽を怠らず、常に時代を見据え、そして子ども一人一人の個性を大切にし、勝つためだけのスポーツではなく、一人一人がどんな時代になろうとも強く生き続けることのできる「生きる力」を育む指導者を親は求めています。

そして親はそうした指導者を見極める力を付けていく必要があるのではないでしょうか。

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