東アジア全域で進む人口減少
[2005年10月21日(Fri)]
草津の深夜テレビで放送されていたエコノミストの講演メモです。
■東アジア全域で進む人口減少について
(出生率)東京1.0 日本全体1.29 台湾1.24 韓国1.17 上海0.7
中国全体1.3〜1.8
日本全体で、毎年70〜100万人の人口の巨大な減少が予測される。
この減少はすべてのものの価値を下げていく。→マーケットの縮小。
■1945年、日本の人口は約7000億人。戦後、50年間に
約5000万人の増加。毎年100万人の人口の増加が日本
経済の成長を支えてきた。→ 右肩上がりの経済成長。
番組を途中から見たため、名前はよく分かりません。
「もたに?」さんと書いてあったかも?
人口問題について、数字に弱い私にもよく分かるように
説明してくれました。
■この講演者の話の趣旨は、衰退するスキー場をいかに
活性化させるかとのようでした。まずは、人口が減っていくことを
解説し、今の日本経済をどのように位置づけるかと解説。
■興味深かったのは、「不景気のせいにするな。」と
何度も力説していたことです。
確かに日本政府の累積赤字780兆円、税収40兆円。
しかし、貿易についてはバブル以来の黒字を
記録している。輸出20兆円の増加、貿易黒字は
年間10数兆円、石油輸入代金の3倍。
日本人は海外で年間4兆2千億円(!?)
も使っているそうです。
それで、この講演者は「草津が不景気なのは、
日本経済が不景気なのではない!
観光産業の担い手の時代についての認識と努力が
足りないらだ!」と檄を飛ばしていました。
(なるほど、結構参考になります。)
■では、この人はどのように取り組めと示唆したか?
→ キーワードは 「シニアマーケット」 と 「女性」
(ふむふむ勉強になる。思わず旅館の経営者になった気分)
15年後(2020年)東京の人口は50代から70代が中心。
(東京人口の20%日本全体の70%を占める。)
老人の激増と そのうち91%が健康で活発なシニア。
彼らは「金持ち」 で 「時持ち」
昭和26年以降の団塊の世代はカネとヒマのある世代。
■旅行の形態も変化している 例えば2000年
団体旅行2割、 個人旅行8割
JR1割、 バス2割、 自家用車5割以上
旅行会社経由 3割のみ →インターネット普及の影響
一人あたりの代金 (4万円)
●旅の同行者ベスト3
(1)親同伴 (2)熟年夫婦 (3)子育てファミリー
●旅先でしてみたいことベスト1
全身マッサージ (同感。みんな疲れてるんです。)
■結論として、講演者は「沖縄に学べ」と言ってました。
沖縄の知事(この部分は不確か)が観光産業振興の
合言葉として「もてなし、もてなし、もてなし尽くそう!」 と
言っているんだそう。つまり、また来たくなる観光地を
めざしている。(どんな仕事にも共通する気がしますね。)
■追求するポイントとして、
☆ブランド力(リッチ・心豊か)の再建
☆生活文化型観光の振興(オシャレな生活の提案)
つまり、短期旅行の場所ではなく、長期滞在型の
リゾート地として、イメージ作りを していくようにと
結論していました。
★☆… なぜ注目したか …☆★
なぜ、真夜中にこんなに必死になって、メモしたか、
皆さん不思議に思われるかもしれません。
外国人政策研究所の坂中英徳さんが、ことあるごとに、
人口減少化社会は大きな問題だと力説されていますが、
今ひとつ、現実感がなかった私にとって、社会のいろんな
分野に関係してくるんだと実感させられたからです。
人口減少についての論議は本当に社会全体の
問題なんだ……と真夜中に真剣に勉強してしまいました。
(休暇旅行だったのにね
)
◎◎ところで……
この講演者のお名前をご存知の方がいらしたら、
教えていただけませんか?(2005年8月25日・草津テレビ)
著書とかあれば読んでみたい気がします。
統計の使い方などがとても分かりやすかった。
本日のブログは講演レポートでした。最後まで
おつきあいくださった読者の皆さま、お疲れさまでした。
(もし、数字が間違っていたら、教えてくださいね。)
まもなく日付が変るので、もう寝ます。おやすみなさい。
■東アジア全域で進む人口減少について
(出生率)東京1.0 日本全体1.29 台湾1.24 韓国1.17 上海0.7
中国全体1.3〜1.8
日本全体で、毎年70〜100万人の人口の巨大な減少が予測される。
この減少はすべてのものの価値を下げていく。→マーケットの縮小。
■1945年、日本の人口は約7000億人。戦後、50年間に
約5000万人の増加。毎年100万人の人口の増加が日本
経済の成長を支えてきた。→ 右肩上がりの経済成長。
番組を途中から見たため、名前はよく分かりません。
「もたに?」さんと書いてあったかも?
人口問題について、数字に弱い私にもよく分かるように
説明してくれました。
■この講演者の話の趣旨は、衰退するスキー場をいかに
活性化させるかとのようでした。まずは、人口が減っていくことを
解説し、今の日本経済をどのように位置づけるかと解説。
■興味深かったのは、「不景気のせいにするな。」と
何度も力説していたことです。
確かに日本政府の累積赤字780兆円、税収40兆円。
しかし、貿易についてはバブル以来の黒字を
記録している。輸出20兆円の増加、貿易黒字は
年間10数兆円、石油輸入代金の3倍。
日本人は海外で年間4兆2千億円(!?)
も使っているそうです。
それで、この講演者は「草津が不景気なのは、
日本経済が不景気なのではない!
観光産業の担い手の時代についての認識と努力が
足りないらだ!」と檄を飛ばしていました。
(なるほど、結構参考になります。)
■では、この人はどのように取り組めと示唆したか?
→ キーワードは 「シニアマーケット」 と 「女性」
(ふむふむ勉強になる。思わず旅館の経営者になった気分)
15年後(2020年)東京の人口は50代から70代が中心。
(東京人口の20%日本全体の70%を占める。)
老人の激増と そのうち91%が健康で活発なシニア。
彼らは「金持ち」 で 「時持ち」
昭和26年以降の団塊の世代はカネとヒマのある世代。
■旅行の形態も変化している 例えば2000年
団体旅行2割、 個人旅行8割
JR1割、 バス2割、 自家用車5割以上
旅行会社経由 3割のみ →インターネット普及の影響
一人あたりの代金 (4万円)
●旅の同行者ベスト3
(1)親同伴 (2)熟年夫婦 (3)子育てファミリー
●旅先でしてみたいことベスト1
全身マッサージ (同感。みんな疲れてるんです。)
■結論として、講演者は「沖縄に学べ」と言ってました。
沖縄の知事(この部分は不確か)が観光産業振興の
合言葉として「もてなし、もてなし、もてなし尽くそう!」 と
言っているんだそう。つまり、また来たくなる観光地を
めざしている。(どんな仕事にも共通する気がしますね。)
■追求するポイントとして、
☆ブランド力(リッチ・心豊か)の再建
☆生活文化型観光の振興(オシャレな生活の提案)
つまり、短期旅行の場所ではなく、長期滞在型の
リゾート地として、イメージ作りを していくようにと
結論していました。
★☆… なぜ注目したか …☆★
なぜ、真夜中にこんなに必死になって、メモしたか、
皆さん不思議に思われるかもしれません。
外国人政策研究所の坂中英徳さんが、ことあるごとに、
人口減少化社会は大きな問題だと力説されていますが、
今ひとつ、現実感がなかった私にとって、社会のいろんな
分野に関係してくるんだと実感させられたからです。
人口減少についての論議は本当に社会全体の
問題なんだ……と真夜中に真剣に勉強してしまいました。
(休暇旅行だったのにね
◎◎ところで……
この講演者のお名前をご存知の方がいらしたら、
教えていただけませんか?(2005年8月25日・草津テレビ)
著書とかあれば読んでみたい気がします。
統計の使い方などがとても分かりやすかった。
おつきあいくださった読者の皆さま、お疲れさまでした。
(もし、数字が間違っていたら、教えてくださいね。)
まもなく日付が変るので、もう寝ます。おやすみなさい。
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