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八重山環境ネットワーク ブログ

未来に残そう青い海
八重山諸島の海洋環境保全の活動を紹介


鹿の川湾ビーチクリーン [2014年07月28日(Mon)]
 

沖縄県八重山地区の海洋環境保全推進活動にかかる官民連携のネットワーク「八重山環境ネットワーク(事務局:石垣海上保安部警備救難課)」では、海洋環境保全思想の普及啓発活動の一環として、平成26年7月20日(日)午前8時30分〜午後5時30分までの間、西表島鹿ノ川海岸において清掃活動を行いました。


今回の海岸清掃について、普段は、石垣地区と西表地区のそれぞれの地区で活動している八重山環境ネットワーク会員等総勢63名が連携のうえ、交流しながらビーチクリーンを行いました。


今回のビーチクリーン作業は、直射日光が照りつける中、参加者の懸命な作業により、発泡スチロール9袋、プラスチック製品26袋、ロープ・漁網9袋等の計80袋、約2トンを回収することが出来ました。


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【回収ゴミ分別作業】
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【回収ゴミ積込作業】
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【参加者による記念撮影】

鹿ノ川地区は、西表島の南西端に位置し、背後を比較的緩やかな山ふところに抱かれた内湾状の地形となっている地で、はるか昔には村落がありましたが今は住む人も無く廃墟が残るのみで、交通手段はチャーター船による他は無く、石垣港からは約50キロ、1時間以上を要する西表島でも秘境と呼ばれる陸の孤島です。


海岸清掃人員の輸送も、石垣島からはパトロールを兼ねて石垣海上保安部所属「巡視艇あだん」、西表島からは民間チャーター船3隻で行われました。