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早川理恵子博士
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ソマレ閣下、旭日大綬章を受章 [2015年05月02日(Sat)]
パプアニューギニア建国の父、マイケル•ソマレ閣下が最高位の旭日大綬章を受章された。
下記は平成27年4月29日付けの政府資料である。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000078270.pdf


しかも青年独立運動の志士、ソマレ閣下が建国したパプアニューギニアは今年で40歳を迎える。
二重に目出たい。

ソマレ閣下の独立運動を、世界で唯一支えたのが笹川良一会長である。
私はこの事をソマレ閣下の自伝を読んで始めて知った。
ご子息の笹川陽平会長も教えてくれなかった。

安倍総理のパプアニューギニア訪問が決まってから慰霊の場所を選定する際、パプアニューギニア政府の中で意見が別れた、とこれはウワサで聞いている。
ウェワックに決まったのはソマレ閣下がいたからだと想像している。
そして安倍総理一行はウェワックで想像を絶する歓待を受けたようである。

笹川良一会長が築いたソマレ閣下との関係、即ち日本とパプアニューギニアの関係を日本政府が始めて認識したのではないだろうか?
45年前、慰霊に訪れたウェワックの地で、独立運動家だった青年ソマレ氏の人間性を見抜き、すぐに日本に呼んで首相に会わせ、選挙運動に車二台を寄付し、勝利に導いた笹川良一会長の存在がなければ、現在の日本とパプアニューギニア友好関係はなかったかもしれない。
即ちパプアニューギニアの独立も、天然ガスの関係も。。
さらに言えば、パプアニューギニアの独立がなければそれに続くメラネシア諸国、ソロモン諸島(1978年)とバヌアツ(1980年)の独立もなかったかもしれない。
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