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失われた8年ーオバマ政権の太平洋政策(2) [2017年11月16日(Thu)]
オバマ政権の対太平洋政策。失われた8年。現場の経験を中心に書いておきたい。うまくまとめられないが。。
結論だけ先に。

オバマ政権で失われた8年を日本が主導して取り戻そう!


<ハワイ出身のオバマに期待>
未だに明確に覚えている。ハワイ出身のオバマ大統領に太平洋島嶼国の人々、関係者は大きな期待を抱いた。2009年、まさに財団のミクロネシア海上保安事業が、3カ国の大統領の要請を受け具体化した年である。
ハワイ出身ということは、ハワイにいるミクロネシアの人々、ポリネシアの人々の実態を知っているはずだからだ。旧知の米国務省友人が目を輝かせて、これでやっとまともな事業ができるようになる、と語っていたのをまだ覚えている。
太平洋から米国の関心が薄れたのは、冷戦終結後。もう20年近くも太平洋から米国の影は薄くなるばかりだったのだ。


<ヒラリーとキャンベルのアイランドホッピング>
大きな動きがあった。
ヒラリー国務長官とカートキャンベル国務次官補がアイランドホッピングを開始したのだ。同時にパプアニューギニアに米国大使館が再び開設された。
フィジーの米国大使館も強化された。
キャンベル国務次官補のアイランドホッピングはこのブログでも追って行った。2011年のことだ。
改めて読むと、米国は中国対策を、太平洋の海洋安全保障を真剣に検討していたのだ。しかし、動きは一気に鈍くなった。確かヒラリーが退いた2012年、ジョン・ケリー長官になった途端に、だった記憶がある。
少なくとも、ヒラリーとキャンベルは太平洋に関心を示していたのだ。中国の脅威も認識していた。

その1
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/384
その2 ―トリプルD
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/387
その3 ー キリバス編
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/417
その4 - サモア編
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/388
その5 ー トンガ編
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/395
その6 ー ソロモン諸島編
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/394
その7 ー パプアニューギニア編
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/393
その9 ー ミクロネシア連邦編
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/392
その10 ー マーシャル諸島編
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/416
最終章
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/418
成果
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/441


<ルブチェンコ博士の海洋政策>
オバマ政権になって大きく動いたのが、NOAAの人事と海洋政策だ。
ジェーン・ルブチェンコ博士が異例の長官人事。オバマ大統領が指名した、初の学者で女性のNOAA長官だった。そしてホワイトハウス直轄の海洋政策策定の動き。

ジェーン・ルブチェンコ博士はどこへ行ったのか?
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/670

海洋政策も太平洋だけ見ていると、現在トランプ政権下で見直しが進められているケリー長官、デカプリオ、ピューが進めたメガ海洋保護区しかなかったのではないか?

これもパブコメに意見を提出したので若干フォローしていた。

アメリカの国家海洋政策中間報告書発表
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/43
<アメリカの新しい海洋政策、近日発表予定>
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/16


この4、5月に声をかけていただいた、海洋議連、島嶼議連では、来年の島サミットに米国も呼ぶよう提案させていただいた。実は前々回の島サミットに米国が参加している。これは私が外務省に提案した結果である。
米、そして今はPIFメンバー国となった仏領ポリネシア、ニューカレドニア、すなわちフランスを除いた島サミットはありえない。
さらに言えば、太平洋外交をEUに任せていた英国が戻ってくる。
海洋安全保障が重要議案になるのであれば、旧来の豪NZに加え、英仏米の参加は必須である。
失われた8年ーオバマ政権の太平洋政策 [2017年11月14日(Tue)]
グラント・ニューシャム氏の下記の論文を読んで、私が2008年から担当してきたミクロネシア海上保安事業を巡る米国の動きに思いを巡らせた。

【トランプ訪日】アジアの混乱:トランプが起こしたことではなく、引き継いだもの
https://www.newshonyaku.com/asia/usa/trump/2017111101

英文
Asia’s troubles: Trump’s inheritance, not his doing
http://www.atimes.com/asias-troubles-trumps-inheritance-not/

ニューシャム氏に関してはアメリカンセンターに経歴があったので下の方にコピペしておく。


2008年に開始したミクロネシア海上保安事業は、太平洋司令軍のキーティング司令官が公聴会で指摘した中国の太平分割論に、日本財団笹川陽平会長が反応し正論で意見を発表した事に始まる。

【正論】日本財団会長・笹川陽平 太平洋島嶼国との共同体を
2008/05/06 産経新聞
https://blog.canpan.info/sasakawa/archive/1358

この正論の記事の草稿の際、当方の意見も求められ、下記のミクロネシア重視の具体的支援内容が盛り込まれた。これは当方の意見でもあるが、1991年から私が再興させた笹川太平洋島嶼国基金が行なってきた事、さら言えば1999年から基金運営委員長になっていただいた渡辺昭夫東京大学名誉教授(当方の2つ目の修論の指導教官で、基金運営委員に推薦したのは当方である)の樋口レポート始め、安全保障に視点を置いた対太平洋政策のお考えが反映している。



「新たな信頼関係の確立のためにも、ミクロネシア諸国と海洋の環境保全と持続可能な開発のための海洋管理に関する連携協定を結ぶよう提案する。
日本が得意とする漁業資源の管理や海洋調査、海洋開発など協力可能なテーマは多く、米国がミクロネシアの海底に敷設を計画している軍事ケーブルを島嶼国が利用できるよう技術的、資金的に支援する方法もある。
 笹川平和財団を通じて進めてきた島嶼国の人材育成の経験を踏まえれば、自然条件が似ている沖縄に留学生を迎えるのも効果的と判断する。さまざまな交流、連携を通じて、将来、日本とミクロネシア諸国が一体となった国家共同体を形成することこそ、わが国だけでなく島嶼国の平和と発展につながる。」


笹川平和財団のミクロネシア海上保安事業は、すでに構築された財団とミクロネシア諸国との信頼関係があったため、同年11月のミクロネシア大統領会議ですぐに合意された。このミクロネシア3カ国の地域協力枠組みを支援してきたのも島嶼国基金で、この動きを利用する事を羽生次郎副会長に提案し、動いたのは私である。

この対中国政策として開始したミクロネシア海上保安事業は、豪州の親中ラッド政権の強い留保とは対照的に米国政府からは歓迎を受けた。しかし、徐々に「対中国」という色合いがなくなり、パラオのレメンゲサウ大統領が進める科学的根拠もなく、国際法上も疑義のあるメガ海洋保護区支援に変わって行った。これを必死で止めようとしたところ、羽生氏から会長室で何度か吊るし上げにあったことは以前書いた。
その背景にあるのがニューシャム氏が指摘しているオバマ政権下の親中対応であるのならば納得できる。

今、河野太郎外相が、笹川会長に9年遅れる形で、中国の太平分割論に異議を唱えた。

河野太郎外相、習近平主席の「米中で太平洋二分」発言に不快感「中国は太平洋と接していない」
http://www.sankei.com/politics/news/171110/plt1711100036-n1.html


なにを今更、でも大いに結構!(この言葉は渡辺先生の受け売り)
あとは有言実行で具体的に動いて欲しい。

さらにエルドリッジ博士と江崎氏との対談でもそのことが取り上げられている。
現在の問題として機能していない米国の国務省とそこが窓口となっている日本の外務省の存在。やはりここは河野外相、小野寺防衛相に期待するしかない?



【11月13日配信】江崎道朗のネットブリーフィング「トランプのアジア歴訪 評価と課題」ゲスト:ロバート・エルドリッヂ博士 おざきひとみ


https://americancenterjapan.com/event/201510051948/  より
日本戦略研究フォーラム上席研究員 グラント・ニューシャム
元米海兵隊大佐。軍人として、また外交官として在日米国大使館に勤務した経験を持つ弁護士。投資銀行やハイテク産業での勤務を含め、日本在住は20年。初の自衛隊付海兵隊武官として連絡将校を務め、自衛隊の水陸両用能力開発に尽力する。ハワイに本部を置く太平洋海兵隊から派遣された武官として在日米国大使館勤務中は、情報収集と地域計画を指揮。1990年代中旬、外交官として在日米国大使館に勤務し、防衛と商務に従事。国際法を専門とする弁護士でもある。アジアにおける安全保障問題についてのフォーラムで頻繁に講演しており、クリスチャン・サイエンス・モニター、産経新聞、ジャパンタイムスなどに寄稿している。
米国の遺跡保護法ー111年目の改正か? [2017年10月13日(Fri)]


上記の連邦政府専門委員会のビデオは実質40分程度で見ていて面白かった!この後full houseに,そして senateに送られるらしいが、環境保護派とメディアを背後に抱える民主党の議事妨害は容易に想像がつく。


4月26日に大統領令としてサインされたAntiquties Act. (遺跡保護法)見直し作業。期限を3ヶ月と限り、7月には担当する内務省Zinke長官から見直しを提案する報告書がトランプ大統領に提出された。

<関係ブログ>
米国の遺跡保護法とメガ海洋保護区(1)
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/1971
トランプ大統領メガ海洋保護区を廃止する?
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/1965
米国の遺跡保護法とメガ海洋保護区(5)
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/2176


これらの作業受け、共和党、ユタ州のロブ・ビショップ議員が同法案の改正案を専門委員会に提出し10月11日に27対13で可決された。実は共和党に知り合いがいてこの問題の中心人物の一人なのでUNCLOS62条の件他、色々と情報を提供している。
国際海洋法やってよかった、というかここは坂元茂樹教授の御指導に感謝申し上げたい。

ビショップ議員の提案は同法案の条件を厳しくする事。すなわち過去4名の大統領が90年代から保護区を異常に拡張させたが、同法案の濫用を防ぐため、下記のような条件を付し、透明性を持たせる事を提案。

• 640-10,000 エーカー: 国家環境政策法と照合すること。
• 5,000-10,000 エーカー: 環境評価を行うこと。
• 10,000-85,000 エーカー: 地域の委員会、議員、知事の許可を得ること。
("Utah congressman's bill to curb monument designations clears committee hurdle"
By Amy Joi O'Donoghue, Oct. 11, 2017 https://www.deseretnews.com/article/900002117/rep-rob-bishops-reform-bill-on-antiquities-act-under-fire.html より)

つまり今まで地域のコンセンサスも得ず、環境評価もして来ないで広大な地域を保護区にしてたわけである。アレ?どこかで聞いた話。パラオやキリバスのメガ海洋保護区である。
今回の米国の動きは、メガ海洋保護区を拡大しようとするPEWに代表される環境NGO(科学的知識が薄い)の動きや、公海までも保護区制定を検討しているBBNJの議論にも関係して来るのではないだろうかと想像しフォローしている。多分日本では私しか追っていないかもしれない。
すでにパラオの政府関係者には今回の動きを伝えてあるし、今後とも米国の知り合いには科学や、国際法上の議論、そして何よりも海洋保護区を租税回避の金融商品としようとしている動き(元祖はチャールズ皇太子である!)を伝えて行きたい。

<その他関係資料:>
October 10, 2017
Contact: Randi Spivak, (310) 779-4894, rspivak@biologicaldiversity.org
Rep. Bishop Introduces Bill to Overturn Antiquities Act, Threaten Public Lands
http://www.biologicaldiversity.org/news/press_releases/2017/public-lands-10-10-2017.php

House committee to consider Antiquities Act overhaul
BY DEVIN HENRY - 10/09/17
http://thehill.com/policy/energy-environment/354604-house-committee-to-consider-antiquities-act-overhaul


これがユタ州、ビショップ議員の修正案。
https://naturalresources.house.gov/uploadedfiles/hr_3990.pdf

Bishop Statement on Antiquities Act Reform Bill
https://naturalresources.house.gov/newsroom/documentsingle.aspx?DocumentID=403085
米国の遺跡保護法とメガ海洋保護区(5) [2017年08月29日(Tue)]
私が海洋問題に関わり始めた2008年。任期を終えるブッシュ大統領が世界最大の海洋保護区を太平洋に制定した。

米国が太平洋地域に海洋保護区を創設
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/54


続いてオバマ大統領も任期を終える直前にこのブッシュが制定した太平洋の海洋保護区を拡大したのである。
オバマ大統領はハワイ出身の、即ち初の太平洋出身の米国大統領として太平洋島嶼国の人々からも期待されていたし、米国の海洋政策をルブチェンコ長官を指名しどんどん進めて行く様子は頼もしく見えた。しかし、途中ルブチェンコは干され、メガ海洋保護区は地元水産産業を壊滅の危機に。

そこに現れたのが5月末に発表されたトランプ大統領令。1906年に制定されたAntiquities Act.という大統領権限でできたこの広大な保護区の見直しである。パラオや、キリバスのメガ海洋保護区にも関係して来るので、注目していたし、知り合いの共和党議員には速攻でUNCLOS62条の件を伝えた。


この見直し作業を担当した内務省のZinke長官からは数十ページの報告書が先週トランプ大統領に提出された。公表されているのは下記の2ページのメモだけ。しかし読み応えがあった。

REPORT SUMMARY BY U.S. SECRETARY OF THE INTERIOR RYAN ZINKE
https://www.doi.gov/sites/doi.gov/files/uploads/monument-report-summary.pdf

この大統領令で制定された保護区は、1996年以降になんと26倍、サイズが広がったという。しかも地元にも、議会にもなんのコンサルテーションなしで。加えてこの無謀な大統領令に縛りをかけるため下記の条件を課していたが、無視されているとのこと。

1. 歴史的建造物、歴史的先史の構造物、そして歴史的科学的関心があるもの
“historic landmarks, historic and prehistoric structures, and other objects of historic or scientific interest,”
2. 適切な管理と運営ができる最小の範囲に留めること。
"the smallest area compatible with proper care and management of the objects.”

今回の見直し作業では明らかに上記に反する内容が確認された。Zinke長官は現在の保護区を廃止市内が、規模を小さくし、科学的データを元に漁業や狩猟ができるようにすることを提案している。

そう。保護区自体は問題ないのだ。問題は人間の活動が、科学的データを無視して制限されることである。
今後、パラオ、キリバスに何がしかの影響はあるであろうか?少なくともオバマ政権が行なったようなディカプリオを呼んできてやった"Our Ocean"のような水産業を無視した支援はなくなる事を期待する。


Interior secretary recommends Trump alter at least three national monuments, including Bears Ears
By Juliet Eilperin and Darryl Fears August 24
https://www.washingtonpost.com/news/energy-environment/wp/2017/08/24/interior-secretary-recommends-trump-alter-a-handful-of-national-monuments-but-declines-to-reveal-which-ones/?utm_term=.17020e747e60


Zinke: US marine monuments will remain, but fishing rights may be restored
By Cliff White Published on August 25, 2017
https://www.seafoodsource.com/news/environment-sustainability/us-marine-monuments-will-remain-but-fishing-rights-may-be-restored#sthash.OlCH2PuO.gbpl

(この記事最高。ダニエル・イノウエが海洋保護区に大反対していたから進まなかった!)
Four Pacific Marine National Monuments Face Threat Under Trump Order
BY CHRISTOPHER PALA – AUGUST 14, 2017
http://www.earthisland.org/journal/index.php/elist/eListRead/four_marine_national_monuments_pacific_face_threat_trump/


Interior’s Zinke recommends local access to monument
By Kimberly A. Bautista | Posted on Aug 29 2017
http://www.saipantribune.com/index.php/interiors-zinke-recommends-local-access-monument/
Japan-Forwardへの寄稿 イアハートのフェイクニュース [2017年08月10日(Thu)]
Amelia-Earhart-Documentary1-1.jpg


ヒストリーチャンネルで取り上げられたアメリア・イアハートのフェイクニュース。
普段ならこんなイエロージャーナリズムは相手にしないが、今回は戦ってみる事とした。
理由1:この件を教えてくれたのが旧知の米国議員。
理由2:しかも太平洋島嶼議連で日米協力の重要性を強調したばかりだったこと。
理由3:そして戦前日米関係修復に命を捧げた新渡戸が指摘した問題の一つがイエロージャーナリズムである事。

友人からは サメのいる海にわざわざ飛び込むようなものだ、と言われたがまさにサメだらけ。旧知のマーシャル諸島ジャーナルのギフ・ジョンソン編集長からも攻撃にあった。


日本ではほとんど報じられていない本件を産経のJapan Forwardが記事にしたいという事で、情報提供の問い合わせが。内藤編集長から「なんだ、早川さんが一番知ってるんだから書いて下さいよ。」という話になり、下記の記事になりました。

ちょうど、瀬戸内海のハワイ移民と遠洋漁業の話もこのブログに書いたばかりなので、これも米国の反日感情の一因として書いてみた。
英和ともボキャ貧の私の記事がこんなに良くなったのは、Japan Forwardの編集者の方のおかげです。

どんな反応があるのか?再びサメの海に飛び込んだかもしれない!


Amelia Earhart as Japanese POW is Fake History Repeating Itself
http://japan-forward.com/amelia-earhart-as-japanese-pow-is-fake-history-repeating-itself/


イアハートとイエロージャーナリズムとの奮闘の記録。
私何してたんだろう?
Japan Forwardに書かせていただいたおかげで、気持ち的にはまとまった、整理できた、そんな感じです. 
内藤様@Japan Forward ありがとうございました。

伝説の女性飛行士イアハート再燃
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/2100

伝説の女性飛行士イアハート再燃(2)
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/2102

伝説の女性飛行士イアハート再燃(3)
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/2104

伝説の女性飛行士イアハート再燃(4)(追記あり)
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/2106

伝説の女性飛行士イアハート再燃(最終)
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/2107

日米を結ぶニイハウ島の0
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/2110

マーシャル諸島ジャーナルGiff Johnson編集長への謝罪修正要求(追記あり)
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/2116

マーシャル諸島ジャーナルGiff Johnson編集長への謝罪修正要求(2)
https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/2123
マーシャル諸島ジャーナルGiff Johnson編集長への謝罪修正要求(2) [2017年07月26日(Wed)]
先週出した下記の要求に対しマーシャル諸島ジャーナルが記事を出しました。

マーシャル諸島ジャーナルGiff Johnson編集長への謝罪修正要求https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/2116


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アメリア・イアハートの写真の件でブロガーの山猫男爵が見つけた写真集を、特ダネとして売り込もうとしたマーシャル諸島在住のマット・ホーリーに、私が写真の詳細(国会デジタルライブラリにある事他)を教えたところ、私が非難され(特ダネにならなかったから)、ホーリーの友人のギフ・ジョンソンがそのまま記事に。
それに対し私がギフ・ジョン編集長に抗議。
この記事はその事を書いています。

黙っていたら経験できなかった、イエロージャーナリズトと反日の動き。そしてそれに疑問を持ってわざわざ見ず知らずの私に連絡をくれる米国の人々。
貴重な経験でした。
多分100年前も同じように、プロパガンダ、日本叩き、イエロージャーナリズムが展開されていたのでしょう。そしてそれは今も続いている。。。
マーシャル諸島ジャーナルGiff Johnson編集長への謝罪修正要求(追記あり) [2017年07月18日(Tue)]
Mitch Harrisさんという見ず知らずの方が、マーシャル諸島ジャーナルGiff Johnson編集長が当方の中傷記事を書いている事を教えてくれた。
例のアメリア・イアハートの件である。
この件は山猫男爵さんというブロガーが7月9日に見つけていて、すでに多くの人が知っていたし、私も検索ですぐに見つけることができたのだ。
それを手柄にしたかったらしい、マーシャル諸島在住のMatthew Hollyなる人物から謂れのない攻撃を受け、これを真に受けたマーシャル諸島ジャーナルGiff Johnson編集長が記事にした。
下記、謝罪修正要求の手紙のコピー。


Mr Giff Johnson, Chief Editor of The Marshall Islands Journal

You wrote the following story which slanders me.

"This is where some intrigue comes into play, as Holly called everywhere looking for a person who could read and translate this older Japanese text Tuesday night. Matt says he contacted a Japanese research historian on Facebook, Rieko Hayakawa, and told her he had found this photo and asked for her help in translation. It was Hayakawa who broke the story to news outlets four hours later.
Matt claims he never gave her a copy to translate, “but surely, my information about having the photo in my hands and being in Japanese stimulated her research skills.” He presumes Hayakawa swiftly searched the National Diet (Parliament) Library, within their Digital Collections, and found the same photo he had located."

I never leaked the story to anyone - to say so is just untrue. As was pointed out to me by a friend, the source file for the Japanese book was uploaded to wikipedia two days before Mr Holly contacted me from the work of http://yamanekobunko.blog52.fc2.com/blog-entry-337.html I had nothing to do with any leak. The news was already out there.
I really do not know what is going through Mr Hollys mind - he was not the first to pick up the anomolies in this story. To blame me for leaking his so-called earth shattering breakthrough is totally false. I would like a re-traction and apology in print.
Please find my correspondence with Mr Holly below.

"Do you want to be involved in this BIG Amelia secret?? I need a translation ASAP, like right now! LOL.. You will be added to the credit list. PLEASE zap me back...Matt
2017年7月11日 3:01

Sorry what r u talking? Joke?

I need 3 pages translated. I will use your name as a source. I have the real photo, trying to sell it to help fund our local Museum. Its the real deal. Ready, smile!
Are you still there??
2017年7月11日 6:17

I have see doc first.

I got it translated. The photo they are using was taken in 1935. I will make a BIG story tomorrow...​"


Again, to say that I released the story is just not true - its a lie.
Rieko Hayakawa


追記:Giffから早速返事が来ました。

Hi Rieko, thanks for your post today. We are running a follow up story in the Journal this week. And just to be clear the term "broke the story" is not a pejorative term. Anyway, we are doing a follow up for this week on your concern. Thanks.
日米を結ぶニイハウ島の0 [2017年07月14日(Fri)]
unnamed-1.jpg

確認していないが、右は西開地重徳一等飛行兵曹の写真で、左は名札を持っていた米兵のJack Armstrong氏の写真、だと思います。



アメリア・イアハート失踪を巡る日本軍処刑説のレベルの低ーい情報が駆け巡り、これで小遣い稼ぎをしようとしたマーシャル諸島在住の白人のご老人から謂れもないバッシングを受けている最中、LA在住の親友からメールがきた。

「四国の西開地重徳一等飛行兵曹のご遺族に、太平洋航空博物館(パールハーバー)の担当者が名札を届けに行ったそうだけど日本でニュースになっていない?」

phyllis.png

友人と私


フィルム制作者の彼女がニイハウ島のドキュメンタリーを制作した時日本軍の何かを見つけ、今パールハーバーの博物館にあるのよ、という話は以前から、しかも何度も聞いていた。
私は一切関心がなく(!)ヘー、と聞いているだけだった。


彼女が作成したフィルムはこれ。
http://ohanafilmworks.com/OhanaFilmworksNiihau.html


今回はアメリア・イアハートの件で日米分断か、と気が滅入ってたせいであろうか、このニイハウのことに初めて関心を持った。
友人が見つけたのは西開地重徳一等飛行兵曹が乗っていた零戦!だったのだ。

長い話を短くまとめると、、
2003年、ニイハウ島の所有者Keith Robinson氏に招かれた友人はRobinson氏から零戦の残骸を見せてもらう。あれから62年。零戦はニイハウ島にそのままの姿で残されていた。(ニイハウ事件はまた長い話なので省きます)私の友人は零戦の重要性に気づき、次回は歴史家の友人を同行した。そして太平洋航空博物館の担当者がその後に来て、博物館に収容されることとなったのである。

話はまだ続く。
太平洋航空博物館で零戦の展示を観た米兵が、自分の米兵だった父親がニイハウ島から持ち帰った遺品を同博物館に寄贈した。これは西開地重徳一等飛行兵曹がもっていた名札だった(下記の写真)。生憎名札の遺族を見つけることはできず、ハワイの日本総領事の手配でこの6月に四国の西開地氏の遺族に渡されたのである。

私「あなたって、日米関係修復の重要な役割果たしたんじゃない!」
友人「そうよ」
ちなみに彼女の父親はレーガンの友人で、戦後のハリウッド音楽業界を作った人である。

日本でニュースになっていないか探したがない。友人の許可を得たのでここに書いておきたい。
良い話はニュースにならないのだ。

unnamed.jpg


ところでパールハーバーの太平洋航空博物館にはアメリア・イアハートの展示もあるそうだ。
伝説の女性飛行士イアハート再燃(最終) [2017年07月12日(Wed)]
7月7日から追っているアメリア・イアハート失踪事件に関わる、日本軍の処刑説。
米国人達とのやりとりは、精神的に参った。
やはり、根底には日本軍を、日本に悪者にしたい、米国人と、それに乗るメディアやサイパン、マーシャル諸島の人々がいる。

でもこの6日間のそんなイヤーな思いを消してくれるサイトを見つけたのでこれをここにコピーして、この件は離れたい。かなりの時間とエネルギーを使うのだ。


過去を弔い、未来を祝う
Mourning our past, celebrating the future

July 10, 2017
By Airman 1st Class Juan Torres
374th Airlift Wing Public Affairs


1945年6月20日の夜、静岡空襲で米陸軍航空軍第314爆撃航空団のB‐
29爆撃機2機が空中衝突し、米兵23名が命を落とした。そしてこの空襲に
より、静岡市民2、000人以上が犠牲となった。
空襲の翌朝、伊藤福松氏はその残骸から2人のアメリカ兵を救出したが、ま
もなく息を引き取った。伊藤氏は、空襲の犠牲となった市民と米兵搭乗員を
丁重に埋葬した。のち、彼が1970年初めに亡くなるまでの間、毎年、戦争
犠牲者の慰霊祭を行ってきた。
1972年からは、横田基地の空兵もその日米合同慰霊祭に参列し、空襲に
よる犠牲者の慰霊を行ってきた。
「今日は、私にとって極めて大切な日であった。この行事は、毎年力強く成
長し続けている同盟の偉大な象徴である。第374空輸航空団を代表して参
列できたことは実に光栄であり、名誉である」と第374空輸航空団先任下士
官顧問クリストファー・M・イェブチャック最上級曹長は述べた。
伊藤氏が航空機の残骸から回収した持ち主の手形がついた黒焦げの水筒
に、バーボンウィスキーが注がれ、日米の犠牲者の霊を慰めるために墜落
現場に建てられた慰霊碑に献酒された。その水筒は(発見当時より)、希
望、インスピレーション、平和の象徴となっている。
痛ましい戦争の真実を理解し、和解と協力を促進することによって、人々は
平和と繁栄に感謝できる。
「戦争の犠牲者の追悼をするこれらの式典なくして、世界平和はあり得な
い」とB-29日米合同慰霊祭の主催者である菅野寛也医師は語った。


オリジナルこちら。しかしこういうのはニュースにならないよね。。
http://www.yokota.af.mil/Portals/44/Documents/Yokota_Journal/July/Yokota%20Journal_20170710_Mourning%20our%20past%20celebrating%20the%20future.pdf?ver=2017-07-10-192107-603
伝説の女性飛行士イアハート再燃(4)(追記あり) [2017年07月12日(Wed)]
どうやらトランプ大統領も述べたという、アメリア・イアハート失踪事件、日本軍処刑説が下記の「山猫男爵」により簡単に覆されたようである。

これは昭和10年にパラオの「二葉呉服」から出版された写真集。「海の生命線我が南洋の姿 : 南洋群島写真帖」にある写真だ。即ち1935年。

<山猫男爵のウェッブサイト:山猫文庫第3版>
The Lost Evidence Photo published 2 years before Amelia Earhart's disappearance
http://yamanekobunko.blog52.fc2.com/blog-entry-338.html


この写真集はデジタルアーカイブでも見れる!
「海の生命線我が南洋の姿 : 南洋群島写真帖」44頁。99コマ目。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1223403?contentNo=8

<追記>
これがイアハートを探しに言った膠州 (測量艦)。今話題になっている写真と大分違うように見えます。ドイツの船で第一次世界大戦の戦勝品。Wikiで見ただけで裏を取っていません。

Japanese_transport_Koshu_in_1918.jpg
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