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早川理恵子博士
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「紙のカテドラル」その2 [2014年02月23日(Sun)]
先週訪ねたクライストチャーチにある紙のカテドラル。
ニュージーランド人に見て来た事を伝えたら、「そう。」と言って口をつぐんでしまう。
なんか変だな、鯨が原因か?と思ったらこのカラテドラル、コントロバーシャルなカテドラルなんだそうだ。

どのようにコントロバーシャルなのか?
まずは教会が市や信者の意見を無視して進めた事。
加えて市が年間の維持費(約2千万円)を供出拒否。
そして、議員が教会を最高裁に訴えた。理由は古い聖堂を閉鎖する事を教会が勝手に決めたから。

日本人が関わったから、とか、紙だから、というのが理由ではないようなのでホットしたが、復興の美談、というわけもなかったようで残念である。

それにしても古い聖堂を建て替えるには、資金も時間もかかるだろうから、仮設聖堂を受け入れてもいいのではないか、と思うがどうでしょうか?
日本のお寺や神社だったらどうであろうか?被害の規模も、経済力も日本とニュージーランドは違うので簡単に比較できないとは思うが。
復興、みんなの意見が合致する、ということはなかなか難しいのだろう。

追記
坂茂氏が制作した紙の教会は震災後の神戸にもあった。
こちらは募金一千万円で後はボランティア。クライストチャーチの方は総額4億円位かかったそうだ。この金額も教会を批判する要因の一つであるという。
神戸の紙の教会は、2005年震災のあった台湾に寄付されたという。
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