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早川理恵子博士
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ルパード•マードックのオーストラリア讃歌 [2013年11月03日(Sun)]
オーストラリア、シドニーにあるLowy Instituteが主催した年次スピーチに、今年はルパード•マードックが招待された。
スピーチのテーマは"The global Australian"まさにオーストラリア讃歌である。

太平洋の島々。どこに行ってもオーストラリア人が幅を利かせている。
海洋安全保障にしても同様だ。日本の海上保安庁と同程度の人員(13,000人)しかいない王立豪州海軍は、冷戦後この地域に関心を失った米国海軍よりも影響力が大きい。

10年前、オーストラリアに来る前はイギリスを十把一絡げに考えていたが、イングリッシュ、アイリッシュ、スコティッシュ、ウェールズの溝は、ある意味で日本と英国以上に深い、というのをオーストラリア、ニュージーランド人の会話の中で学んでいる。

で、お隣ニュージーランドとも、また米国、カナダとも違うこのオーストラリア人の特徴を「アイリッシュ」で説明する話を時々聞いていたし、確かに回りにアイリッシュが多いので気になっていたが、マードックのスピーチにも出て来る。

"Australia had a long history before it became a British colony. But that colonisation created a large convict class, disproportionately Irish, and resulted in class pretensions that have lasted a long time. "

オーストラリアに送還されたconvictは圧倒的にアイリッシュが多かった、というくだりはイギリス国内でにアイリッシュに対する差別を暗に物語っているのはないだろうか?
アイルランドのジャガイモ飢饉の詳細は、アマルティア•センの『自由と開発』で初めて知った。

マードックも当然アイリッシュの血を引いているのであろう、とwikiで調べたらお母さん方がそうであった。なんとこのお母さん、昨年2012年に103歳で亡くなっている。

マードック氏のスピーチの〆は、次の3点。

我々はリーダーでなければならない。
我々は平等主義でなければならない。
我々は勝者でなければならない。

これって、まさにイギリスにおけるアイリッシュの立場を反映したものではないだろうか?
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