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早川理恵子博士
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『南洋群島と帝国・国際秩序』浅野豊美編集 慈学社出版 [2013年08月24日(Sat)]
『南洋群島と帝国・国際秩序』浅野豊美編集 慈学社出版 2007年

この本は私にとって特別な本である。
表装と内装に使用されているパラオの写真を提供させていただいたからだ。
何の気もなく撮影した写真だったが、渡辺昭夫先生のところでご覧になった浅野先生が気に入られたようで、使用いただく事となった。

カバーを飾るエメラルド色の海。
戦争の記憶を知ると、この海を見ながら命を落としていった人々の事を思うと、その美しさの分だけ痛々しく目に写ってしまう。

だから、私は靖国の近くにいる時は、なるべくお参りをする事にしている。
神社への参拝の後、裏手の茶室の庭と、うっそうとした林の木々に付けられたカードを見ながら暫く散策する。

日本がミクロネシアを統治していった背景、その経過、大戦へと繋がった様々な背景はあまり知られていない、もしくは語られていないように思う。
書評を書く力量もないし、今それができない状況でもある。
しかし、日本がミクロネシアを侵略した、という話を聞くとちょっと待ってよ、と言いたくなる。
少なくとも赤道以北は第一次世界大戦に参戦する条件として、英露仏との秘密協定があった。日本海軍は豪州に対しヤップ島の件で相当気を使った経緯もある。豪州海軍や、米国沿岸警備隊の知人友人もそんな事は知らない。興味深く聞いてくれる。
この本には当時の複雑で入り組んだ国際情勢と日本の対応が、丁寧に鋭く記されている。

時々本棚から出して、事実確認をしている。
虫食い読みで、まだきちんと読んだ事はまだありません。
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