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早川理恵子博士
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属国日本ーその2 [2013年03月21日(Thu)]
こんなブログをちゃんと読んでくださっている方が結構いる事がわかった。
それで以前書いた「属国日本」の続きをメモ程度だが書いておきたい。

https://blog.canpan.info/yashinomi/archive/654

「私は自主独立路線より、属国に位置しながら最大の利益を得る方法を模索する方がよいように考えている。」と以前書いた。
これとばっちり一致する論説を見つけた。2004年2月の中央公論に発表されたビル・エモット著「米国に依存せよ、だがもっと独り立ちせよ」<日本に贈る英国の教訓>である。
この雑誌、渡辺昭夫先生の論説があったので購入し、本棚にあったものである。本棚の整理をしていたら見つけた。

英文はこちらで見れる。
bill_emmot_photo_small.jpg
Japan´s English lessons  Foreign Policy - January 2004
http://www.billemmott.com/article.php?id=34



自立か従属か、右か左か、黒か白か、好きか嫌いか。世の中2項対立で捉えてはいけないと思うが、意外とこういう視点が主流のようである。50、60のおじさん達が高校生か中学生に見えてくる。こういう枠組みをはめ込んで世の中を見るとそこで思考が停止できるので楽なのだと思う。今からでも遅くないから老荘思想を遊びましょう。

小国の島国に「独立せよ、自立せよ」と言う人を見ると少しは小国の歴史を勉強せい、と音大生だけど言いたくなる。

「世の中に金銭的に100%依存していても、絶対的権力を維持しているグループがいます。あなたのそばにいる方です。」というと、多くのおじさん達はニヤニヤとする。
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