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早川理恵子博士
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日本とミクロネシアのキズナ [2013年02月03日(Sun)]
 親しくしている米国の知り合いから年末メールをいただいた。
「キズナって、太平洋でお金儲けをして、魚を取尽す事かい?」
 辛口の内容である。

 昨年2012年に開催された太平洋島サミットでは、野田政権が東日本大震災後に強まった「キズナ」を前面に出して「沖縄キズナ宣言」が採択された。

 知人が送ってくれたのはミクロネシア連邦大統領府から出ているニュースである。下記にコピペする。
 昨年12月にミクロネシア連邦のモリ大統領が、外務大臣、資源開発大臣、コングレス議長と有力な国会議員2名と共に来日。このメンバー、ミクロネシア連邦の最強チームである。彼らがミクロネシアへの投資セミナーを開催したという。どんな投資か。
Micronesian Registration Advisors, Inc. (MRA)という会社がこのセミナーを開催している。同社はオフショアバンキング、キャプティブ保険会社、船舶の登録(便宜置籍船の事であろう)等の推進を行っている。この分野あまり知らないので勘違いしていたらすみません。

 太平洋島嶼国と言えばタックスヘブン、オフショアバンキング、ついでにマネロンである。
 バヌアツ辺りが有名だが元は宗主国の英仏が始めた事。税金を払ってくれるような会社法人が少ない島嶼国が先進国より安い法人税を設定し資金を呼び込む。会社登録料やその税収入は島嶼国にとっては大きい。うまく運営しないとテロや犯罪組織の資金浄化に手を貸す事になりかねないというリスクはある。今はインターネットで会社登録も以前より簡単になった。
 ミクロネシア連邦も遅まきながらこれを始めたということであろう。イヤ、モリ大統領就任直後からJETROの応援も得て開始していた事を思い出した。モリ大統領が急遽欠席になりビデオスピーチのアレンジを手伝だわせていただいたのだ。

 タックスヘブンで有名なケイマン諸島やバヌアツ等、あまり遠いと何かあった時にすぐ駆けつけられない。ミクロネシア連邦ならグアム経由で、日本から近いと言えば近い。時差も僅か。
 しかも独立国とはいえ、米ドルを使用し、米国の制度に組み込まれている。日本、アジアの企業のみならず、アジアに進出してきた欧米企業も利用しやすいのかもしれない。

 モリ大統領はソフトバンクのアレンジで京都の再生エネルギー工場を訪ねている。ソフトバンクは上記の投資話とも関係があるはずだ。そして京都の後は水産庁との会談も行ったようである。


 オフショアバンキングと漁業が日本とミクロネシア連邦の「キズナ」と言われると「ん?」と思ってしまうが、米国の知人には「それは欧米諸国のみなさんがずーっと前に始めた事で、日本も見習わせていただいていおります。しかも運営しているのはアメリカ人ですよ。スケープゴートはいい加減止めましょう。」とこちらも辛口で応えた。



President Mori welcomes Participants to the Investment Seminars in Japan
Press Release #1212-06
Palikir, Pohnpei – FSM Information Services
December 28, 2012

On December 11 2012, President Manny Mori welcomed investors in Tokyo at seminars initiated by the Micronesian Registration Advisors, Inc. (MRA). In his welcoming remarks, the President touched on the strong Kizuna between the People and Government of Japan and FSM, and encouraged more investments assuring the audience that FSM will do all that is necessary to further prepare a safe and friendly business environment.

Accompanying the President were Secretary Lorin Robert of the Department of Foreign Affairs and Secretary Marion Henry of the Department of Resources and Development. Mr. Samari Suta of the Registrar of Corporations and Mr. Jessy Giltamag, the Insurance Commissioner also took part at the seminars as presenters.

FSM Congress Speaker Isaac V. Figir, along with Senator Peter M. Christian and Senator Roger S. Mori were present to welcome the investors. Speaker Figir gave a toast at the concluding reception, thanking the interested business people and urged them to visit FSM.

On the side, the President visited the ancient city of Kyoto to inspect a renewable energy farm. This trip was arranged by Softbank in conjunction with the interest to look at the possibility of a joint pilot project utilizing Softbank’s renewable energy technology.

The President along with Speaker Figir and the rest of the delegation also had the opportunity to meet with representatives of Japan fisheries agencies for a discussion on the need to further strengthen the existing fisheries relationship.
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