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早川理恵子博士
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日本海洋政策学会の第7回年次大会に向けてー島嶼国違法操業の現実 [2015年10月31日(Sat)]
EEZ全面海洋保護区が制定されたパラオの海域で何か起っているか?

皮肉な事にこの法案に反応した水産庁が派遣した取締船「みはま」がパラオEEZ内の異常な状況を発見してしまったのである。
パラオにはEEZまで航海できる取締船は豪州が供与した監視艇が一隻あるだけだ。(これもそれほど遠くまでは行けない)
しかも、豪州元防衛大臣がカヌーも作れないと批判した豪州造船業界が作った船はよく故障するらしい。(この防衛大臣は更迭された)
予算がない島嶼国政府は燃料代、人件費も払えず年間稼働日が30日なんて年もあった。しかも取り締まるのはFFAやUSCGがVMSで確認した漁船だけ。即ち登録し入漁料を払っている漁船だけ。
パラオの新しい海洋保護区の法案はこれらの正当な漁船の活動を禁止するが、今まで取り締まって来なかった本当のIUUは野放し状態となる。

日本海洋政策学会で発表するので資料提供を水産庁に依頼した所下記の写真をいただいた。
こういう違法漁船、漁具がうじゃうじゃいるんです。パラオのEEZには。
これを水産庁の取締船派遣で現地法執行官を乗船させて対処しようとしているのをストップしているのが日本の外務省の国際法局と法務省なんだそうである。
あんまり書くと水産庁に怒られそうなのでここまでにしておきます。

ちなみにパラオの海洋警察はこの水産庁の提案を大歓迎している。
船の管理も燃料費も、運営も必要ないからだ。
しかも日本の違法操業取締専門家から取締に関する専門知識を伝授してもらえる。
彼ら自分たちのEEZをまだ見た事もないのだ。そしてこれは違法操業取締の経験がない豪州海軍、米国沿岸警備隊やPACOMには支援できる内容ではないのだ。

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