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早川理恵子博士
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Global Ocean is Swarming with Money 海洋に群がる大金 [2015年01月24日(Sat)]
PEW=Bloom.png


PEWのプロパガンダネットワーク



<PEW - プロパガンダ組織>
世界の海洋環境NGO PEWがプロパガンダ組織である事は、以前から聞いていた。
2008年にミクロネシア海洋安全保障事業が開始してから実際ににPEWと付き合ってみると、だんだんと確信をもってそうである、しかもかなり悪質なプロパガンダを行っている事がわかってきた。

しかし、この事を専門家はささやき合っても、論文とかには書いていないようなのだ。
その事を先日会議でお会いしたフランス人の海洋専門家に聞いたら、フランス語ではたくさんあるんだけどねえ、探して送るよと言っていただき、送ってくれたのが下記のサイト。

Blue Lobby Transparency
http://bluelobby.eu/

オリジナルは仏語で、英訳してあるので、英語が少し変なのではないかと思うが、概要はわかる。


<PEWのFacebook>
PEWのような、ignorant でarrogantで無責任な組織に時間を使う意味はないとも思う(現場経験をした方の共通認識なので敢えて書きます)。しかし、その影響力は見過ごせない。以前ブログでも書いた通り、オバマ大統領も、ケリー長官も、デカプリオまで、さらに重要なのは海洋保護区を主張するパラオ政府が手玉に取られている。
で、勉強のためにPEWのFacebookをフォローしている。彼らのプロパガンダはだいたい下記の2点に集約される。

1.かわいそうなサメさん、クジラさん、イルカさん、
2.悪いのは「日本」

マグロのご祝儀相場を取り上げて日本叩きらしきプロパガンダがあったので、「あんたらプロフェッショナル組織でしょ。ご祝儀相場を知らないの?」とコメントしたところ、下記の回答が。

"You are correct. As champions for the conservation of this species, we think it’s important to use these high-profile occasions to spotlight the plight of Pacific bluefin tuna and the need for better management. Ultimately the price we would pay for not acting is far too high. Thanks for commenting!"

私たちプロパガンダしています、と意外と素直に白状した。

<PEWの餌食となるSIDS>
この悪質プロパガンダ組織を野放ししておく訳にはいかない理由がある。太平洋島嶼国の、即ち昨年SIDSに集まった首脳たちがみんな洗脳されているのだ。政治家だけでない、学者もだ。コロンビア大学のDaniel PaulyまでがPEWの影響下にあるのはショックだ。
このサイトを送って下さったフランス人の海洋専門家の下記コメントは、私がモヤモヤとここ数年心の中に留めていた事だ。

"It is shown how their protection/no take Policy leads to a de facto appropriation of the ocean... I think Palau's and other SIDS' decision-makers should be fully aware of it."


<海洋に群がる大金>
ではいったいPEWの目的は何か?
PEW自体は石油成金のPEW一族の基金である。(wiki情報だと2009年時点で基金6千億円、利子が360億円で事業費250億円)
その組織防衛であろう。組織防衛はどこも必要だがやっている事のたちが悪い。
一昨年、当方が豪州ビリオネラーと仕事をしている時PEWがまさに蠅のように群がってきた。魚の事なんか一切話に出ない。
「私たちが全てを知っています、全てを仕切っています。金は、ドローンは?」それだけなのだ。
私はこの現場経験で、PEWの全てを見た気がした。だから、ある程度の確信をもってこのブログが書ける。

海洋に群がる大金、次回はチャイナ・マネーを書きたいと思います。

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