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早川理恵子博士
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ミラクル、天命続きの2014年を振り返って  [2014年12月06日(Sat)]
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少々早いが2014年を振り返りたい。
まさに天命に導かれた、ミラクル続きの年であった。

最初の天命は年始の笹川陽平会長との面談であった。会長からいただいたご意見やコメントをきっかけに、天命に導かれて安倍総理の歴史的太平洋訪問に関わる事になってしまった。

この時期に考古学者の愚夫がパプアニューギニア政府(PNG国家君主のエリザベス女王)から勲章をもらう事になったのも天命である。この授賞式にくっついて行ったのは私の工作活動の一環だが。
パプアニューギニアでは総督、各国大使、かなりハイレベルな方と中身の濃い情報交換、情報操作ができたのだ。これも天命であった。
この時、笹川会長からのソマレ閣下へのメッセージが伝える事ができたのだ。そして安倍総理のウェワック訪問が決まり、ソマレ閣下から電話をいただきお鍋を焦がす結果となった。これも天命である。

笹川会長からは日豪関係、特に海洋安全保障に関する豪州の対日感情への懸念を指摘されいた。
羽生会長の指示ですぐキャンベラへ。ここで日豪海洋安全保障協力百周年の話を豪州政府及び防衛大臣の政策チームに伝える事ができた。ちょうど彼らはアボット首相の日本訪問を控え海洋安全保障分野の具体的協力事業を必死に探している最中だったのだ。これも天命である。
結果、日豪首脳会談の一つにアルバニー船団記念式典への海上自衛隊「きりさめ」の参加が決まり、11月無事に式典が行われた。


それから天命に導かれた2つの出会いがあった。
お一人は元防衛大学教授の平間洋一教授である。もう一人は水産庁前次長の宮原正典氏である。

ミクロネシアと日本の関係を知るには、第一次世界大戦は欠かせないのだ。そこで今年の一年の計は「第一次世界大戦」にした。ところがあまり資料がない。見つけたのは平間先生の本である。これで日本が何をしたのか、豪州との関係を初めて知る事となった。
この本を読んでいなければ、先のキャンベラ出張での工作活動はあり得なかった。これも天命である。
しかも、天命、ミラクルは続いた。平間先生に、ナント、ミクロネシア出張中にお会いする事が出来たのである。こんな偶然はあり得ない。神のお導き、天命なのである。

水産庁の宮原氏との出会いは、日本の水産行政をぐっと身近に、現場主義で学ばせていただく機会となった。
日本のメディアは一向に取りあげないのだが、水産庁の取締船をパラオに派遣するというまさに戦後レジームを変える事業を、法執行分野の集団的自衛権の行使のような事業を、側面から支援させていただく機会をいただいたのである。
宮原氏との出会いは、海洋政策財団の寺島常務の一本の電話であった。誰がこのような展開を予想できたであろうか?
これも天命以外の何モノでもない。


ミラクルは、天命はまだ終わらない。
寺島常務から突然の依頼があった。SIDSのサモア会議への参加である。しかも10日を切ったパラオ大統領スピーチの確保という指示。そして大統領のハグ。
島と海のネットワーク」という事業の立ち上げ。
これ、すべて私に取ってはミラクル、天命であった。

実はもう一つ残っている。笹川会長との面談で出て来た日本パラオの案件である。やる事はやった。近々にも2014年の天命が、神の声が聞こえるかもしれない。聞こえなければそれはそれで、神の判断である。


これほど、ミラクル続き、天命続きだと怖いもの無しになる。
宇宙の流れに、自分が巻き込まれたような感覚。
2014年は、これでもか、これでもか、と天命をイヤという程知る年であった。
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