ファビウスの 京と神楽は 秋燃ゆる [2014年10月12日(Sun)]
オープンしたばかりの神楽坂の多目的施設。ラカグ フランス外相が京都に来訪しており、安倍総理が会いに行ったニュースが記憶にあった。 その外相がまだ京都にいる事を知り、随分京都好き、暇だなあ、などと思っていたらそうでもないらしい。 後で改めて書きたいが、このファビウス外相、37歳で最年少のフランス首相になり、ムルロア核実験に深く関与している。 そう、太平洋と言えばフランス。太平洋のフランスと言えば核実験。そして原子力は太平洋海を渡って日本とフランスを繋いでいる。 フランスは米国に次ぐEEZ世界第二位。その70%近くが太平洋にある仏領の島々で形成されている。 一句で来ました。 ファビウスの 泳ぐ海原 アトム燃ゆ こちらは先日ReOpenした京都のヴィラ九条山 ファビウス外相東京にも来ていたようだ。東京と言えばフランス人好みの神楽坂。 最近「かぐら」と発音できないフランス人のために「らかぐ」なる言葉が生まれたそうである。 「か」は神。「くら」は座。神の座という意味。その座を2つに割ってしまうとは。。 小林秀雄が嘆きそうな話である。 ファビウスの 京と神楽は 秋燃ゆる |