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生まれたまちで安心して暮らしつづける環境を目指して みんなの家が再スタート [2009年04月20日(Mon)]

 約10年前、心身障がいを持つ子どもを対象に学童保育を自主的に開始したみんなの家。大森北、大森東、下丸子へと拠点を移しながらも、7年前には活動をNPO法人化。その趣旨は、「心身に障害のある子どもや大人、そしてその家族が地域で当たり前の生活を送り、社会の一員として社会参加し、自己実現・自己達成していくこと」というものです。

 この4月、東京都の補助を受けて施設を改修し、心身障害児学童保育事業、地域活動支援センターとして再スタートしました。
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働きやすい社会にチェンジ!第2弾 「お役立ち!精神障がい者のための就労セミナー実践編」開催 [2009年04月11日(Sat)]

 3月8日日曜日の午後2時から大田区立消費者生活センター2階において、精神障がい者のための就労支援シンポジウム第2回が開催されました。精神障がい者が就労する時の面談や履歴書作成に役立つポイントについて戸部太貴さん(潟qューメント・障がい者雇用支援事業部長)のお話を聴いてきました。
(戸部太貴さん)

 会場には現在すでに就職されている障がい者の方、就職活動中の方、転職を考えている方、様々な方十数名と、施設の経営者の方を含めた22名の参加者がお見えになり、開会直後から活発な質疑応答の形で会が進行していきました。以下、主な質疑応答についてまとめました。

@質問(以下・Q)求人情報が最も多く得られる所はどこですか。
答え(以下・A)ハローワークが一番です。街で見かける情報誌にもたくさん載っていますが健常者に特化しています。ただし毎年9月は「障がい者月間」で多少情報は多く載ります。

AQ.採用面接の際、障がい履歴をオープンにした方が良いですか。
A.病歴はあまり詳しく公表しない方が得策です。聞かれたら「今は落ち着いています。」と答えて下さい。面接者は医者ではないので、詳しく話しても理解できません。

BQ.病名をクローズ(障がいであることを告知しない)で入社してしまった場合、病院に通院の為の休みが取得しにくいのではないでしょうか。
A.土日に通院できるよう工夫して下さい。病院に行く時は病名は言わないで行きます。実際に、そのようにして通院している方が何人もいます。

CQ.履歴書に転職記事が多いと不利になりませんか。
A.特に上場している大企業は転職歴にこだわりますが、あまり気にしない企業が多いのも現実です。転職暦の多かった事は変えられません。変えられない事を前提に対応しましょう。ハローワークで転職が多くても採用してくれる会社を教えてもらいましょう。
     
DQ.オープン(障がいであることを告知する)で応募の場合「うつ」とか「統合失調症」と履歴書に書くべきでしょうか。
A.病名はあまり公示しないほうが得策です。

 時間が足りないほどの質問の嵐でした。障害を持つ皆さんが安定した職場に就き、充実した生活を送りたいという熱い思いが伝わってきました。

「戸部太貴さんからのワンポイントアドバイス」
面接に行く前に、しっかりと確認しておくこと。
@自分は何を求めているのか。(収入・働く時間・生きがい など)
A自分の状態を整理して、他人に説明できるようにしておく。
B病歴を公開する(オープン)か、非公開(クローズ)にするか、はっきりと意思決定をしておく。
C働ける時間、時間帯、日数(週何日)、環境への要望などを明確にしておく。(特に大手企業希望の場合は週20時間以上勤務が必要)

 何とか仕事を始めよう、何とか自分がより力を発揮できる職にチャレンジしよう、という参加者の強い情熱が支援者の方々にも伝わった2時間でした。(久保田)

「大田北高齢者見守りネットワーク第12回イベント」開催 [2009年04月05日(Sun)]

 3月21日土曜日の午後2時、ダイシン百貨店3階山王倶楽部にて「大田北高齢者見守りネットワークをつくる会」主催の第12回イベント「地域つくりセミナー」が開催されました。今年は桜の開花宣言が一週間も早く、外も明るく足取りも軽くなる午後になりました。「見守りネットワーク」のイベントは昨年4月から始まりました。いくつもの業態の方々の協力で12回目を迎え、いよいよ来月からは2年目に入ることとなりました。

 今回は「大田区民でよかった街つくり!」というテーマで大田北地域行政センター高齢者支援係係長の新田一茂さんのお話でした。
 高齢化対策が叫ばれるなか、皆さんの暮らす大田区は「いくつになっても、介護が必要になっても、安心して住み続けられるまち」なのでしょうか。
高齢化によってどんな問題がおきているの?
区の高齢者のための構想は?
快適に暮らすために利用できるものはあるの?
などなど、高齢者の不安に思っていることの解決に役立つ数々のアドバイスがありました。
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女性の視点で災害対策を エセナおおた [2009年04月01日(Wed)]

 3月24日、大田区立男女平等推進センター・エセナおおた(大森北)にて、「女性の視点をいかして『災害に強いまち』をつくる!!」と題した防災セミナーが開催されました。
 主催したエセナおおたでは、阪神淡路大震災などの経験から災害後に起きる女性への被害に対する備えが重要だとして、女性の視点をいかした防災計画を作ろうと昨年より検討を始めました。
 災害支援ボランティアとして経験豊富な福田信章さん(NPO東京災害ボランティアネットワーク事務局長)の講義の後、グループワークを行いました。

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