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「大田北高齢者見守りネットワーク第一回イベント」開催 [2008年04月30日(Wed)]

 4月19日土曜日の午前11時、ダイシン百貨店6階にて『大田北高齢者見守りネットワークをつくる会』主催の記念すべき第一回のイベントが開催されました。前日は低気圧の接近で強風が吹き荒れていましたが、当日は穏やかな春の青空に恵まれました。

(←地域包括センター入新井所長・澤登久雄さん)

 「つくる会」は、東京都地域ケア体制準備構想に基づき、平成20年1月地域包括センター入新井・大森医師会を拠点とした地域の様々な職業の人達の協力により発足、地域の全ての人達による見守り、支えあいにより高齢者が安心して暮らし続けられる地域づくりを目指し活動を始めました。

 センター入新井所長澤登久雄さんの高らかな開会宣言に続き、次世代を担う子ども達によるダンスパフォーマンスで会場の雰囲気は一気に盛り上がり、お年寄りの明るい笑顔がとても印象的でした。

(子ども達によるダンスパフォーマンス→)

 続いて「つくる会」に参加している企業チームの皆様から、お年寄りの皆様がどういうサービスを受けられるか、親切、丁寧な熱のこもった説明がありました。介護、医療はもとより百貨店、消防署、社会福祉協議会、弁護士、マッサージ等、14の力強い見守りチームの結束は見事でした。

(←「つくる会」参加チームによるブース)

 午後は大田区職員による阿波踊り、お笑いショー、介護体験、専門家による相談など多彩な催しで第一回のイベントは大成功でした。

 今後の活動は、毎月第三土曜日にダイシン百貨店6階にて「地域づくりセミナー」として介護サービス事業所による展示や体験、講演会を午前11時から開催していく予定です。(文責・久保田充)
ぷらっとツアー開催報告 [2008年04月23日(Wed)]

〜六町エコプチテラスを訪問しました〜


 3月30日、おおた市民活動推進機構では、「ぷらっとツアー第2弾」として、足立区の「六町エコプチテラス」を訪問しました。
 ぷらっとツアーとは、NPO活動のパワーアップを目指して、NPO活動の先進的な事例を訪問し、学ぼうというものです。

 六町エコプチテラスがある足立区六町地区はもともと、つくばエクスプレス開通に伴う、東京都の都市区画整理事業対象地域でした。
 しかし、バブルの崩壊により予算が減り、事業の進捗は大幅に減速。六町地区には、草は伸び放題、ゴミは捨てられ、タイヤやマットレスまで放置されるたくさんの空き地が残されることとなりました。
 そんな空き地をどうにかしたいと、地元に住む平田裕之さんが区に働きかけたのは2002年のこと。しかし整理事業予定地は区が管理する公有地であり、使用はとても難しい状況でした。
 そこで区の担当者と平田さんが着目したのが、植物を植えたりベンチを設置するといった「プチテラス」をつくる活動を、まちづくりの一環として区が支援するしくみ。平田さん達はこのしくみを利用し、「六町エコプチテラス」(以下、「エコプチ」)を開設、植物の栽培を通して環境活動を行うという、新しい形の農園がスタートすることとなったのです。
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「子どもの日本語支援を考える」〜講演会参加報告 [2008年04月22日(Tue)]

(←「NPO日本語ぐるりっと」代表の飯島時子さん)

 4月5日土曜日の午後、大田区生活センターにて、「NPO日本語ぐるりっと」の主催により「子どもの日本語支援を考える」講演会・シンポジウムが開催されました。
 まだまだ見頃の満開の桜を横目に各方面で活躍される方々が30名ほど集まり、会場は熱気に包まれました。

(法政大学教授の山田泉さん→)

 始めに法政大学教授の山田泉さんより、「学校と地域社会の連携による外国にルーツを持つ子どもの発達保障」の講演があり、多文化教育という観点から受け入れる側(地域の人々)の能力を高める事の重要さを教えられました。
 特に「子どもたちの居場所作り」がもっと必要である、と強調されておられ、約一時間皆さん真剣に聞き入っていました。                 

 次のシンポジウムでは、高校教員の角田先生の司会進行でシンポジストの一人一人から熱の入った貴重な話が聞けました。
 「OCネット」の鈴木氏、「日本語ぐるりっと」の品川さん、大森高校の志田先生、ご主人がガーナ出身のマーフィー美穂さん、中国出身の呉群(ウチュン)さん、ご両親が韓国出身の崔寧我(チョンア)さん、外国から来た方々も見事な日本語でした。
 ボランティアの人、直接の日本語指導者、学校の教育現場、そして指導を受けた皆さんの声に、会場からいくつもの心温まるご意見が沢山寄せられ盛況のうちに閉会の時間を迎えました。


(↑日本語指導を受けた方々)

 この4月より、今まで「NPO日本語ぐるりっと」で行われてきた外国人児童への日本語指導が行政の判断で「業者委託」となった事が伝えられ、ボランティアの皆さんは不安を感じていました。
 「業者委託」という選択が本当に日本語を覚えたい子どもたちの真の「居場所作り」の実現にふさわしいかどうか、みんなで見守っていきましょう。
ラオスのお正月を楽しみませんか? [2008年04月03日(Thu)]

サバイディー・ピーマイ・パーティー08〜一緒に祝おう、ラオスのお正月〜

 NPO法人ラオスのこどもからのイベント情報

 東南アジアの小さな国、ラオスは4月に新年を迎えます。そこで、ラオスの教育向上を目指して支援を行う国際協力NGO組織「ラオスのこども」(共同代表:チャンタソン・インダフォン、森透)では、お正月のお祝いイベントを開催します。この機会にぜひ、ラオスの文化に触れてみてください。



                         昨年度のイベント風景

日時:2008年4月19日(土)15:00〜17:30(14:30受付開始)
場所:大田区池上会館
    東京都大田区池上1−32−8(東急池上線下車徒歩10分)
料金:一般・会費3000円、小中学生1000円(要予約)


【内容】
新年のお祝いパーシー儀式、ラオスの踊り、抽選会など、ここでしか味わえないラオス料理を堪能しながらピーマイ(ラオス正月)を楽しめます。活動紹介や絵本づくり、メイド・イン・ラオス製品販売ブースなどもご用意しております。ラオス正月(ピーマイ)を一緒に祝いましょう!ラオスの文化や伝統に触れる1日。絵本づくりやラオス語図書館などを通じて、「ラオスのこども」のNGO活動や、本が少ないラオスの現状を知ってみませんか。

ラオスのこども事務局
  Tel・Fax:03(3755)1603 mail:deknoylao@yahoo.co.jp
お申込みの際はお名前、ご住所、ご連絡先、参加員数をお知らせ下さい。
Posted by やるおた編集部 at 18:36 | イベント情報 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
講習会〜「緑のカーテンを育てよう」〜 [2008年04月03日(Thu)]

〜つる性の植物で窓辺をおおう、「緑のカーテン」づくりのお話と実習〜

 4月5日土曜日の午前10時から12時まで、大田区蒲田の社会福祉センター(西蒲田7−49−2)4階会議室にて、講習会「緑のカーテンを育てよう」が開かれる。主催は大田区環境保全課。協力はNPO緑のカーテン応援団、NPO法人大田・花とみどりのまちづくり。
 緑のカーテンとは、つる性の植物を育てて家の窓辺を覆うもの。プランターや園芸用ネットを使って、誰でも作ることができる。緑のカーテンを作ることで、夏の暑さをやわらげることができるほか、野菜を収穫することもできる。
 同講習会では、緑のカーテンの取り組みを全国に広げる活動をしている団体、「NPO緑のカーテン応援団」の理事であり、各地で園芸講座の講師も務める三ツ口拓也氏を講師に迎え、緑のカーテンによる効果やその上手な育て方を学ぶ。定員は当日先着90名、参加無料。

【問い合わせ先】
大田区環境保全課 
TEL : 03-5744-1362 FAX : 03-5744-1532
Posted by やるおた編集部 at 01:16 | イベント情報 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「こうして立てよう防災計画」〜参加報告 [2008年04月02日(Wed)]

〜“まち丼”による学習会が開催されました〜

 3月22日土曜日の午後、大田区生活センターにて、学習会「こうして立てよう防災計画」が開かれた。
 同学習会は、多くの人に、防災を身近に考えてもらおうと、大田区のまちづくり団体、「未来につなぐ大田まちづくりの会“まち丼”マンション研究会(以下、“まち丼”)」が主催したもの。防災システムの専門家であり企業・自治体のアドバイザーとして活躍する宮本英治氏を講師に迎え、マンション管理士の資格をもつ人から一般の市民まで、25名ほどが参加した。

(↓大きな地図を使い、川や道路の位置などを確認)

 学習会では、阪神大震災や新潟中越沖地震の被害を生々しくとらえた映像を見た後、被害予測と防災計画の立て方を学んだ。
 特にワークショップでは、大きな大田区の地図を広げ、火止めとなる幹線道路や避難場所となる小学校を、マーカーやシールを使って確認するとともに、全壊や大きな火災が予想される、古い住宅の多い地域を予測。消防や救急の対応力と比較し、災害が起こったときにいかに自らで対処しなければならないかを実感した。

 また、今、地震が起きたら家では何が起こるかを具体的に挙げ、それに対する対策を話し合った。予測される被害を付箋に書き出し、模造紙に貼ってグループ分けし、それぞれの対策も書き出すことで、「災害後すぐに必要になること」、「長期の生活のために皆で準備すべきこと」など、対策を整理しながら立てる方法を学ぶことができた。

(手回し式浄水装置。自転車につなげば、自転車をこぐだけで水を浄化できる。↓)
 話し合いで多くの人が問題点として挙げたのが、「情報を把握することの大切さと難しさ」。参加者からは、「地震で家に閉じ込められている人がいたとしても、どこに誰が住んでいるかもわからない状態でどうやって把握すればよいのか」、「一人暮らしで普段近所づきあいもないような場合、支援の情報などをどうやって得ればよいのか」といった問題提起がなされ、それに対して、「できる範囲で名簿などをつくり、誰が誰を見に行く、といった安否確認のシステムをつくる必要があるのでは」、「マンションの管理組合など小さな組織と、自治会など大きな組織がいかに連携するかが重要」といった意見が出された。
 ワークショップの合間には、火に向かって投げるだけで良い消火筒や、参加者の一人がいつも下駄箱に置いているというコンパクトな防災セットなども紹介。特に、自転車をこぐだけで水を浄化できる装置は、多くの人の関心を集めていた。

“まち丼”とは・・・
 大田区のまちづくりについて、住民の立場から、行政や事業者などと共に考え、提案をするまちづくり団体。1996年から活動を開始。
 様々な立場や境遇、世代の人々と関係づくりをしながら、行政におまかせではなく、地域に暮らす人々が主人公になれるまちづくりをめざして、幅広い活動を展開する。
 4月5日には、講演・シンポジウム「子どもの日本語支援を考える」を開催予定。
 7月には、アルゼンチンとの国際交流企画「アルゼンチンタンゴ歌手 香坂優の歌でつなぐ国際交流」を予定している。