• もっと見る

«地域のつながりをつくりたい〜今田麗さん | Main | 東京一の介護施設「NRE大森弥生ハイツ」»
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
「大田北高齢者見守りネットワーク第15回イベント」開催 [2009年07月15日(Wed)]


 6月20日土曜日の午後2時、ダイシン百貨店3階山王倶楽部にて「大田北高齢者見守りネットワークをつくる会」主催の第15回イベント「地域つくりセミナー」が開催されました。
 今回のセミナーは企画と出演メンバーに驚きました。入新井包括支援センター管轄地域にある4つの大きな病院(東邦・牧田・日赤・山王)からソーシャルワーカー4名が参加、「見守りネット」のスタッフと力を合わせ、見事な演技で満場の高齢者の喝采を浴びました。こんな劇でした。
 仲の良いおばあちゃん二人で平和島クアハウスに遊びにいきました・・・が、一人のおばあちゃんの具合が悪くなり救急車で病院へ。
 今回のテーマは「医療の安心〜今から備えておけること」。
 劇は病院に着いて医師が登場、くも膜下出血で手術をしないと命にかかわる、という緊迫した場面でした。このようになった時、どうすれば良いのでしょうか?ほとんどの人が、どうして良いかわからなくなる、ということが今回の劇でよくわかりました。
 ちょっと顔見知りの人はいるが、とくに深いつきあいの友達がいない、近くに親族がいない。そんな時、力になってくれる強い味方がソーシャルワーカーです。病院に入院、となったときの手続き、入院中に起こる様々な身のまわりのこと(金銭関係・親族への連絡・買い物等)の相談にのってくれます。ただし、ソーシャルワーカーからのお願いとして、元気なうちに次のような準備だけはしておいて下さいね、とお話がありました。
@手術となると、親族の同意書が必要となります。連絡先がすぐにわかるようにバッグの中、財布の中に緊急連絡先を書いたメモを入れておく。
A入院となると歯ブラシ、衣類等必要となります。元気なときに、一まとめにして家の中の見えるところに置いておく。(保険証・スリッパ・コップ・歯ブラシ・お箸・スプーン・寝巻き・くつした・下着類等)
B本人が話せない、動けない状態になると銀行からの引き出しは一切できなくなります。引き出しには委任状が必要ですが現実的には難しい。入院当初、数万の費用があると病院としても動きやすい。
C緊急の場合、保険証・かかりつけの診察券を持っていると病院側も対応が早くできる。

 病院の現場でたくさんの患者さんと接してきたソーシャルワーカーからのお願いでした。年齢に関係なく、元気なうちに準備をしておくことの大事さがよくわかりました。                   
 次回、7月は「住みなれた地域で暮らすために、今から備えておけること」をテーマに大田北高齢者見守りネットワークをつくる会発起人でさわやかサポート入新井センター長、澤登久雄さんからお話があります。
 第3土曜日7月18日にダイシン百貨店3階山王倶楽部にて開催予定です。(久保田 充)
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント