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市民がつくる映画上映会 大田区で開催中 [2014年09月06日(Sat)]

 多くの人に気軽にドキュメンタリー映画を観てもらおうと、市民が定期的に上映会を開く取り組みが始まっています。実施の中心は、大田区の生涯学習を考える「3わ会」、そのほかに食の安全や環境など、暮らしにかかわる身近なことに関心のある人たちが協力しています。きっかけは、映画「モンサントの不自然な食べ物」の上映(2012年12月「食の安全と企業独占とTPP 蒲田で上映&トーク」)、その翌年には「バレンタイン一揆」を上映しました。
 中心メンバーの向達壮吉さんは、自身がNGO「ナマケモノ倶楽部」の活動に10年来携わってきた経験から、市民が映画を身近な場所で上映し、人と人のつながりをつくる「スロー・シネマ・カフェ」の取り組みに共感し、自分が住む地域でもぜひやりたいと思っていたそうです。カフェに人が集うように、映画をきっかけに人が集い、上映後には必ず感想を共有する時間を作ることで、共感や新たな気づきが生まれます。ときには監督を招いて話を聞き、映画への理解をより深めることもできます。それらを通じて新たなネットワークや活動が生まれ、市民の学び=生涯学習にもつながれば、と向達さんは語ります。
(向達さん)
IMG_0301.jpg 2014年6月に始めてから、これまでに計6本の映画を上映。作品は、持続可能な社会をテーマに平和や環境を考えるものなど、メンバーが観て「他の人にもぜひ観てほしい」と思うものを選んでいます。多くの人が都合をつけやすいよう、上映時間は各日10時〜、14時〜、19時〜の3回。平均10〜20人の参加があるそうです。8月24日には、「世界平和デー(ピースデー)」を作った男性のドキュメンタリー、「ザ・デイ・アフター・ピース」を上映。集まった人からは、「日本は69年間ずっとピースデーという事実を大切にしなければ」「戦争になってからでは平和について語ることはできない」といった意見が聞かれました。

 これからも月1回程度のペースで開き、定期的な会として定着させたいとのこと。9月は、日本国憲法の成り立ちを追った「太陽と月と」、牛の飼育から屠畜解体までを手掛ける精肉店を追った「ある精肉店のはなし」を予定しています。お問い合わせは向達さん(電話: 090-7256-3412/e-mail: soukichi520@docomo.ne.jp)まで。

太陽と月2.jpg
精肉店2.jpg

(左:「太陽と月と」製作者ブログ 右:「シネマトゥデイ」サイトから)

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■「太陽と月と−私たちの憲法の人々の情熱」(2010年日本、118分)
 上映: 9月12日(金)・9月13日(土)
 「明日の自由を守る若手弁護士の会」から武井由起子弁護士トーク:12日12時〜、16時〜
 福原進監督トーク:13日16時〜、18時50分〜
■「ある精肉店のはなし」(2013年日本、108分)
 上映: 9月15日(日・祝日)
 纐纈あや監督トーク:16時〜
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上映時間:各日10時〜、14時〜、19時〜
会場: 大田区消費者生活センター(大田区蒲田5-13-26-101)
定員: 先着70人(事前申し込み不要)
料金: 1000円、学生・障害者500円(10時の回は保育あり:1000円、1歳半以上、保育は要予約)
主催: 3わ会、耕す人びと大田、まちづくりエンパワーメント
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Posted by やるおた編集部 at 06:52 | 集う | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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