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4月25日 ソクラテスカフェDANDAN2回目 [2010年04月26日(Mon)]

 大人も子どもも一緒に、今までわかっていると思ってきたことをもう一度皆で考えてみようという「ソクラテスカフェDANDAN」。2回目は「互いの違いを認め合うってどういうこと?」というテーマで、進行役の河合さん、「気まぐれ八百屋だんだん」の近藤さんの他、車椅子を使う人、メニエル病をもつ人なども集まり、子ども2人、大人10人が参加しました。
 「日本は他民族国家と違って暗黙の了解に頼る部分が大きく、違いを認めにくい社会なのでは」という話題に始まり、「他人は自分ではないから、皆違って当たり前。その中でそもそも違いを認め合うってどういうこと?」という問題提起があり、話題はいつしか家族のことへ。
奥さんとお皿の片付け方の違いでケンカになるという人、自分と全く違う考え方をする娘がいるのは、神様からの贈り物だという人、逆に息子が自分とあまりに違いすぎて、行動がときどき理解できないという人もいました。

 「互いに皆違う中で、共に生きていくには?」という問題提起には、「まずはよく話を聞いて、相手の気持ちを想像してみる」、「自分ができることとできないことをはっきり言うと、わかってもらえることも多い」など、ヒントになる話がたくさん聞けました。
特に、住宅設計の分野で何百という家族の相談を受けてきたという人の、「わかりあおうとする気持ちをどう育てるか」、「できるだけ多く共通の経験を積んで共感を積み重ねる」、「違いを知って、本音で何度も話し合う中で、共感できる方法を探す」という言葉は、ずしりと印象に残りました。

 今回のテーマは子どもたちには少し難しかったようですが、「わからないながらも、このテーマに対して大人がこんなにも真剣になるということを肌で感じてもらえたのでは」と河合さん。
近藤さんのお店をきっかけに会に参加したという人は、「日々の生活では、こういうテーマについてじっくり考えることは少ない。その場を作ってもらえて良かった」と感想を聞かせてくれました。

 次回は6月27日(日)15時〜17時、気まぐれ八百屋だんだんにて、「お金っていいもの?悪いもの?」というテーマで開催予定です。
Posted by やるおた編集部 at 15:40 | 集う | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
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コメント
掲載ありがとうございました。
話し合いの内容を、わかりやすく的確にまとめ、会の雰囲気もよく伝わっています。
次回のテーマは、小学生の希望です。
Posted by: 河合良治  at 2010年05月06日(Thu) 10:37