海上保安庁合同訓練
[2007年01月30日(Tue)]
海賊日誌
海上保安庁は、2月2日、マラッカ海峡においてタイ、マレーシアとの海賊対策合同訓練を行う。海上保安庁では、海賊対策室を開設し、積極的にアジア諸国との国際協力を始めているが、アジア海賊対策地域協力協定にインドネシア・マレーシアは参加せず、難問を抱えながら船出している。今回の合同訓練のマレーシアのカウンターパートは海上警察であり、昨年新設された、コーストガードの役割を担うMMEA(マレーシア海事法執行庁)ではない。MMEAの体制整備が遅れているのだろう。各国、複雑な国内事情があり、国際協力は、暗中模索のようである。今後、糸を一本づつ解いてゆくという仕事が求められよう。
海上保安庁は、2月2日、マラッカ海峡においてタイ、マレーシアとの海賊対策合同訓練を行う。海上保安庁では、海賊対策室を開設し、積極的にアジア諸国との国際協力を始めているが、アジア海賊対策地域協力協定にインドネシア・マレーシアは参加せず、難問を抱えながら船出している。今回の合同訓練のマレーシアのカウンターパートは海上警察であり、昨年新設された、コーストガードの役割を担うMMEA(マレーシア海事法執行庁)ではない。MMEAの体制整備が遅れているのだろう。各国、複雑な国内事情があり、国際協力は、暗中模索のようである。今後、糸を一本づつ解いてゆくという仕事が求められよう。