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海賊日誌

海賊は、七つの海を駆け巡っています。
海賊問題をはじめとした「海」におこっている問題をリアルタイムに報告いたします。


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江畑謙介さん [2009年10月14日(Wed)]
海賊日誌
週末、江畑謙介さんの訃報を聞き寂しさが込み上げてきた。
江畑さんの客観的な情報分析は私の手本である。
「海賊に関する分析はきみが一番だ」と褒めていただいた時は、本当にうれしかった。
評論に関しても、綿密な情報分析を行い客観的に判断を下す、江畑さんの手法を私も
目指している。
江畑さんのご夫妻は、海上保安庁の支援者でもある。
観閲式の日、本当は造船屋を目指していたんだけど・・・
と巡視船やしまの艦上からうれしそうに居並ぶ巡視船艇を見つめていたことを思い出す。
心からご冥福を祈る。
Posted by y_yamada at 10:26 | | この記事のURL
与那国島 [2009年08月24日(Mon)]
海賊日誌
与那国島は、日本の最西端。
その与那国島の最西の町「クブラ」にゆきさんのカレーやさんがある。
オーナーの幸さんは、海岸漂着物のコレクター。この幸さんが、今年の3月
与那国の海岸に漂着した不思議なものを発見した。
海底地震計のようであるが、門外漢の私には判別不能。
今日にでも専門家に尋ねてみたい。
山田吉彦
Posted by y_yamada at 08:25 | | この記事のURL
根室の秋刀魚 [2009年08月19日(Wed)]
海賊日誌
最近食したものの中では、根室の秋刀魚が最も美味であった。
肉厚で方も大きく、夏なのに脂ののりもほどほどよい。
刺身でよし、焼きでよし。たくさんの大根おろしをのせポン酢で食べるとなおよし。
8月12日早朝、北大西洋に出漁していた秋刀魚船団の水揚げを見るために
花咲漁港に行った。数え切れないほどの船の数。どの船も秋刀魚であふれていた。
日本人は、幸せである。しかし、日本人が食べる秋刀魚の量は莫大である。
ちなみにお値段は、根室のスーパーで1匹100円。東京に戻り、スーパーで確認したところ
250円であった。今年は、何匹の秋刀魚を食べることだろう。

Posted by y_yamada at 01:40 | | この記事のURL
海の政治経済学 [2009年08月18日(Tue)]
海賊日誌
さぼったもので、ブログ4ヶ月も書いておりませんでした。
この間、海賊対処法案や北方領土返還関係の仕事に携わっておりました。
本日、成山堂より「海の政治経済学」が届けられました。
はじめて書いた学術書です。ちょっと堅めでお値段は高め。あまりの値段の高さに印税辞退で価格を下げていただきました。
明日は、海洋政策財団に出勤、明後日から石垣島、与那国島に行きます。
Posted by y_yamada at 00:04 | | この記事のURL
ドイツ軍艦襲われる [2009年04月01日(Wed)]
海賊日誌
 3月30日から日本の自衛艦2隻が、ソマリア近海のアデン湾で海賊警備をはじめた。
 30日にプントランドの北西137kmの沖で、ドイツ海軍の補給艦が海賊に襲撃された。
 ドイツの艦艇は応戦し、他国の軍艦と協力し海賊を補足し、身柄を拘束している。
 日本の自衛艦も臨戦態勢に入らなければいけないようだ。


Posted by y_yamada at 02:01 | | この記事のURL
「あたご」の海難審判 [2009年01月23日(Fri)]
海賊日誌
昨日、イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の海難審判が下った。
あたごの見張りの怠りが主たる要因となった。もっとも清徳丸の回避義務違反も指摘されている。
自衛隊の管理教育体制に対し、勧告がなされた。
自衛艦に対し勧告がでたのは、これがはじめて(「なだしお」事件では一審で勧告されたが、高等海難審判では取り消された)
海難審判制度の変更の要因もあるが、今回、船長、当直には勧告がなされなかったが、刑事裁判ではまた別である。
今回の審判は、海上自衛隊について、極めて厳しい審判である。死者の責任にするのではなく、真摯に受止めて欲しい。

Posted by y_yamada at 00:15 | この記事のURL
韓国海軍もソマリアへ [2009年01月22日(Thu)]
海賊日誌
韓国政府は、20日、海賊対策のためソマリア沿岸に向け軍艦1隻と310人の兵士を派遣することを閣議決定し、2月の国会に諮ることになった。
すでに中国は軍艦2隻、補給艦1隻を派遣している。
すでに、ソマリア沿岸では、14カ国の海軍が海賊対策にあたっているが、日本は出遅れた感がある。海洋政策財団から提言を出して、すでに2ヶ月が過ぎている。早急な対応を望む。
Posted by y_yamada at 00:39 | | この記事のURL
松浦弘さんの葬儀 [2009年01月21日(Wed)]
海賊日誌
先週の金曜日、松浦史料博物館前館長である松浦弘さんの訃報が届いた。
松浦さんは、倭寇と恐れられた松浦党の本家にあたる今福松浦家の当主であり、平戸松浦家の血筋を継ぐ、海賊の末裔である。
学習院出身ということもあり、生前には懇意にしていただいた。
日曜日に長崎県平戸で葬儀が執り行われ、私も参列させていただいた。
松浦史料博物館には、松浦党にかかわる史料が多く、よく拝見させてもらいに行った。
ここに保管されている資料が読みたいために通信教育の古文書講座を受講したほどである。
ひとつに「天気見伝書」がある。松浦党に伝わる天気予報の本である。天気見伝書が私のデビュー作、「天気で読む日本地図」(PHP新書)のモチーフとなっている。
私が、海賊の専門家になれたのも松浦さんのお力添えがあったためでもある。
松浦さんには、心から感謝申し上げたい。そして、ご冥福を祈る。
旧松浦家別邸である博物館の庭には、白い水仙の花が、春の香りを放っていた。
Posted by y_yamada at 01:09 | | この記事のURL
マラッカ海峡の漁船 [2008年06月25日(Wed)]
海賊日誌
さる5月2日にマラッカ海峡内で、マレーシアの漁船2隻が海賊に襲われ、乗員はインドネシアの島に置き去りにされ、船を奪われる事件がおきている。
乗員は、無事に保護されたが、船は未だ行方不明のまま。
北緯3:48、東経100:43 
漁船を奪うとなると、ふたたびロビンフット型海賊の仕業か・・・
Posted by y_yamada at 10:33 | | この記事のURL
海賊に露国強硬 [2008年06月18日(Wed)]
海賊日誌
日本海難防止協会ロンドン事務所からの情報
ソマリア海賊に誘拐された独国船は5月末に襲撃され乗組員(船長ロシア人、ウクライナ、エストニア、ミャンマー人乗組員)が捕らえられて20日が経つが、食料・水もない劣悪な状況に置かれているため生命に危険
同船船主に雇われた交渉人により、同船解放に必要な身代金は25万ドル(約2,700万円)まで下がっているが、船主はこれを払うことを拒否している。
3先に発出された国連安保理決議に関連し、ロシアは、平和的解決を望むが、それが困難な状況になれば海軍は介入する準備がある、としている。



Posted by y_yamada at 02:12 | この記事のURL