• もっと見る

海賊日誌

海賊は、七つの海を駆け巡っています。
海賊問題をはじめとした「海」におこっている問題をリアルタイムに報告いたします。


<< 2009年11月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
カテゴリアーカイブ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
Cindy Castro
2005年の海賊発生件数 (07/10)
海賊
海賊再び (03/30)
小柳津浩之
二宮清純氏と海賊談議 (03/15)
海洋国際生
お詫び (12/02)
小柳津浩之
お詫び (12/01)
海賊
浜名湖競艇大学 (10/15)
海洋学
浜名湖競艇大学 (10/09)
海賊
三連休 (10/01)
imaharu
三連休 (09/25)
海賊
マラッカ海峡で誘拐事件 (08/11)
最新トラックバック
海賊情報 [2009年11月05日(Thu)]
海賊日誌
10月の一月間にソマリア海域でハイジャックされた船は7隻にのぼる。すべてセイシェル沖である。
130人以上が人質とされている。船籍は、スペイン、シンガポール、中国、パナマ、英国、タイ国2隻。
9月末にモンスーンの季節が終わり、再び海賊が跋扈しだしたのである。
11月2日には、MOGADISHU沖で2件の未遂事件が起きている。
海上自衛隊は、アデン湾において船舶の護衛活動を継続中である。3月に護衛活動を開始して以来、10月26日までで73隻の船の安全航行を守った。ジプチを拠点としたP−3Cでの警戒監視も飛行回数82回、飛行時間約650時間に達した。P-3Cからは諸外国の艦艇への情報提供も460回ほど行われ、国際的にも高評価を受けている。
アデン湾での警備が厳しいため、ソマリア海賊の行動海域はセイシェル沖に移動している。
一段と広い海域に海賊が出没するようになっている。各国艦艇の連携協議が急がれるところだ。インド洋での補給活動の終了は、海賊対策に影響を及ぼしかねない。終了するのであれば、代替案を決定すべき時にきている。

Posted by y_yamada at 15:18 | | この記事のURL