松浦弘さんの葬儀
[2009年01月21日(Wed)]
海賊日誌
先週の金曜日、松浦史料博物館前館長である松浦弘さんの訃報が届いた。
松浦さんは、倭寇と恐れられた松浦党の本家にあたる今福松浦家の当主であり、平戸松浦家の血筋を継ぐ、海賊の末裔である。
学習院出身ということもあり、生前には懇意にしていただいた。
日曜日に長崎県平戸で葬儀が執り行われ、私も参列させていただいた。
松浦史料博物館には、松浦党にかかわる史料が多く、よく拝見させてもらいに行った。
ここに保管されている資料が読みたいために通信教育の古文書講座を受講したほどである。
ひとつに「天気見伝書」がある。松浦党に伝わる天気予報の本である。天気見伝書が私のデビュー作、「天気で読む日本地図」(PHP新書)のモチーフとなっている。
私が、海賊の専門家になれたのも松浦さんのお力添えがあったためでもある。
松浦さんには、心から感謝申し上げたい。そして、ご冥福を祈る。
旧松浦家別邸である博物館の庭には、白い水仙の花が、春の香りを放っていた。
先週の金曜日、松浦史料博物館前館長である松浦弘さんの訃報が届いた。
松浦さんは、倭寇と恐れられた松浦党の本家にあたる今福松浦家の当主であり、平戸松浦家の血筋を継ぐ、海賊の末裔である。
学習院出身ということもあり、生前には懇意にしていただいた。
日曜日に長崎県平戸で葬儀が執り行われ、私も参列させていただいた。
松浦史料博物館には、松浦党にかかわる史料が多く、よく拝見させてもらいに行った。
ここに保管されている資料が読みたいために通信教育の古文書講座を受講したほどである。
ひとつに「天気見伝書」がある。松浦党に伝わる天気予報の本である。天気見伝書が私のデビュー作、「天気で読む日本地図」(PHP新書)のモチーフとなっている。
私が、海賊の専門家になれたのも松浦さんのお力添えがあったためでもある。
松浦さんには、心から感謝申し上げたい。そして、ご冥福を祈る。
旧松浦家別邸である博物館の庭には、白い水仙の花が、春の香りを放っていた。
【海の最新記事】



