梅、桃、杏、桜 そして藤
ぱっと目にとびこんでくる春の花
すこしだけ足元に視線を向けると
「はる」の訪れを感じさせてくれる野の花。
名前も知らない花も多いけれど…。
スミレ、つくし、はこべ、オオイヌフグリ、ホトケノザ、ナズナ、ジシバリ、
ムラサキケマン、フデリンドウ、サギゴケ、レンゲ
少し遅れて、カラスノエンドウ、シロツメクサ・・・・・・。
紫の花が多いのに気がつきました。
蒲公英は、春の花というより
夏に近い花なのかもしれません。
黄色いタンポポの花を見ると
ジュニア小説として読んだ
「たんぽぽのお酒」を思い出します。
SF小説というジャンルを知り
SFを好きになる
きかっけとなった作家は
夢野久作、半村 良 筒井康隆、
光瀬龍、星新一。
海外のSF作家を読む切っ掛けとなったのは
レイ・ブラットベリーの「10月は黄昏の国」
そして、 「たんぽぽのお酒」
小説は、12才の少年ダクラスが、
人が死ぬということを知り、
生きる事の孤独や悲しみを知ったひと夏の物語
その中に出てくる「タンポポのお酒」は、
黄色のたんぽぽの花なのですが
私にとってのたんぽぽは、
白いたんぽぽの花。
加納朋子さんの
「ななつのこ」という連作小説の中の
「白いたんぽぽ」という話を
見つけた時は、うれしかったです。