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平成23年度 災害時ボランティア勉強会 [2012年03月01日(Thu)]
平成23年度 災害時ボランティア勉強会

「3.11東日本大震災から学ぶ自分たち流の防災対策」
【開催日】2012年2月25日(土)9:30〜12:00  一般参加者と共に
13:30〜15:30 VC会員で「課題対応型ゲーム」
【場所】総合福祉会館(ウェルシップやいづ)3階 多目的ホール・ふくしの広場 (焼津市社会福祉協議会・本所)
【内容】
午前の部:参加者・・・一般参加者63名、災害時ボランティアコーディネーター(VC)会員22名。

主催者ご挨拶:焼津市社会福祉協議会 事務局長  藁科啓次 氏晴れ

1. 東日本アイ震災から一年 これからの地震津波対策
焼津市消防防災局 危機管理課  原田真哉 氏晴れ

2. 東北地方太平洋沖地震でのボランティア活動
焼津市災害時ボランティアコーディネーター  中村晉也 氏晴れ

3. 自分たち流の防災対策
焼津市社会福祉協議会 地域福祉係  豊泉和也 氏晴れ

午後の部:参加者・・・VC会員20名
課題対応型ゲーム実施
 講師:中村晉也 氏

雨が降る中、当初予定を上回る数の市民の皆様方に参加を頂き、VC会員と共に勉強会を開催できました。各講演者のお話もその内容は相当に具体的なものにまでおよび、また、参加者からも積極的なご意見・ご質問が出るなど、熱のこもった勉強会となりました。
当日、参加できなかった方々もおりますが、多くの方に参加いただき、無事終了させていただきました。有難うございました。

例年ですと、この時期に「災害時VC養成講座」を開催し、新たなVCを育成するのですが、今年はこのような形で養成講座に代え実施されました。
今回この勉強会に参加されました方々には、今後も継続して本活動にご理解とご協力をいただきたく思います。

なお、相当期間をかけて早くから準備に当たられた焼津市社会福祉協議会の皆様、当日の会場準備を手伝って下さったVC会員の皆様には、改めて感謝する次第です。

*午後の部・課題対応型ゲームより
・状況を仮定し、その環境下で緊急かつ重要な判断をせねばならぬ事象が発生した際、「あなたならどう判断するか・・・」という事を、事前に訓練する為のゲーム。
・同様のゲームに「クロスロード」と言う物も有るが、より簡便に実態に即した効果を得られると言う特徴が有る。
・一例紹介
 「冬の18時に震度6強の地震が発生。ライフラインはすべてストップ。暗闇の中、避難所体育館の建物安全が確認出来ぬ。あなたは町内会長。避難所のカギはあなたが保管。避難所の体育館に避難者を入れるか否か。」
・これに対する回答とその理由をグループ毎に発表。その結果、1班、2班は「入れる<入れない」。しかし、3班は「入れる=入れない」で同数。さて、その理由は・・・・。

【事務局より】
・今回の勉強会は、一般参加63名、VC22名の、合計85名での勉強会となりました。参加された皆さん、ご苦労様でした。
・焼津市が所有する公共建築物の耐震性能リスト(焼津市ホームページより)

<記載順:耐震ランク・東海地震に対する耐震性能・棟数・率>

IーIa・耐震性能が優れている建物。
軽微な被害にとどまり、地震後も建物を継続して使用できる。 151・47.0%

IーIb・耐震性能が良い建物。
倒壊する危険性はないが、ある程度の被害を受けることが想定される。109・34.0%

II・耐震性能がやや劣る建物。
倒壊する危険性は低いが、かなりの被害を受けることも想定される。25・7.8%

III・耐震性能が劣る建物。
倒壊する危険性があり、大きな被害を受けることが想定される。28・8.7%

未診断建物・ 8・2.5%

合計 321棟・100.0%

判定の結果、東海地震に耐えられると評価された建築物は、「Ia」と「Ib」にランクされた260棟(2011年4月現在)です。〈http://www.city.yaizu.lg.jp/kouhyou/taisin/index.html 〉

・ただし、避難所としての使用には、安全を確認してからでなければなりません。

・上記のゲーム回答を募集します。焼津市社協・豊泉氏までお願いします。

・「防災・災害用語」が難しいと言うご意見が有りました。避難所・避難地、さてどう違うかお判りですか?

・次回定例会は、「3月5日(月)」です。 SM

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