2012年1月度定例会2012.1.16(月)19:00〜21:00今回は15名の方が出席されました。
【ご挨拶】
VC会員および焼津市社会福祉協議会の皆様、新年明けましておめでとうございます。
東海地震と言う半ば風化しかけた言葉が思いもよらぬ大震災のために復活し、それまで気にも留めぬ人々が我先にと避難訓練に参加する様を見た昨年でした。そして多くの人が被災した方々へのいたわりの気持ちを表し、あるひとは自ら赴き、それのかなわぬ方は後方支援を行う。まさに「絆」と言う言葉を日常の中に取り入れ、一日も早く復旧・復興して欲しいと願った年でした。そしてそれは、今も継続しています。
この大災害を教訓とし、わたくしたちもボランティアコーディネーターの立場から今何をすべきかを見据え、前進する年になるよう力を合わせていきたいと思います。
ボランティア活動をして下さる方々を始め、地元自治会や関係する行政機関の皆様、本年もよろしくお願いいたします。(焼津市災害時VC副会長・増田 久)【焼津市社協より】(豊泉氏)
★「災害時ボランティア勉強会」の実施について・12月定例会時にご案内した標記勉強会について、その詳細案内が完成。「社協やいづ・1月19日号」にて市民の皆様に広報されます。焼津市防災局の方にもご協力を頂き、市としての発災時の対応などをご説明いただけるようお願いし、VCとしての対応などもお話しできるようにしたいと思っています。
会場の都合から限られた人数の方しか入れませんが、ふるってご参加いただけますようお願いいたします。また、午後の部においてはVC会員を主体に防災研修用ゲームを行いますが、一般の方もご参加いただけるように致しますので、ご希望の方はお気軽にお申し付けください。≪実施要領≫・日時:2012年2月25日(土) 午前の部9:30〜12:00 一般参加+VC会員、 午後の部13:00〜17:00 VC会員+一般希望者
・場所:焼津市総合福祉会館「ウェルシップ」(焼津市社会福祉協議会) 3F多目的ホール 及び 1F特設会場
・参加費:無料 (先着50人)
なお、VC会員の方は、8:30からの会場設営準備にご協力ください。★各種講座等の案内・「津波防災まちづくり」1月24日(火)18:00〜21:00 焼津市大井川文化会館「ミュージコ」にて
参考情報〈http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/higashinihon/6/2-4.pdf#search='津波防災まちづくり'
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・「3.11キヲクのキロク」写真パネル展 2月13日(月)〜3月7日(水)まで。 焼津市総合福祉会館「ウェルシップ」2Fにて
参考情報〈http://yaplog.jp/sendai_kaze/archive/1882
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・「静岡県内外の災害ボラによる救援活動のための図上訓練」 3月3日(土)〜4日(日)の2日間。 静岡市民文化会館にて
参考情報〈http://www.chabashira.co.jp/~evolnt/cn50/kouza.html
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・「子供を守る防災口座」 3月17日(土) 焼津公民館にて
参考情報〈http://npo.hamamatsu-pippi.net/event/contents/bousai-yaizu.html
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【災害時VCより】★「第四次被害想定」の制定に向けて(中村さん)
・今回の東北大震災を受け、現在制定されている静岡県第三次被害想定の見直し中。今回の被害状況を踏まえ、国が東海・東南海・南海の各地震規模や津波の予測を検討しその答申がなされ、その後に第四次被害想定が作成されることになる。本年夏ころまでに同指針がまとまり、その後に第四次被害想定となる。
・地震により地盤が沈降した東北沿岸部。大船渡では約76cmの沈降。〈http://mekira.gsi.go.jp/project/f3/ja/index.html国土地理院、地殻変動情報データ〉〈http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/tide/subsidence.html同、地盤変動量速報値〉
・それに対し東海地震発生時は震源域が近い為、焼津港などでは1〜1.5mの地盤隆起が予想される。震源から離れた地域(例・浜松など)は地盤沈降が考えられる。
・津波高さは現予測(焼津港3.9m)に対し地盤隆起などを加味して総合的に評価し、全体を見直すことになる。【事務局より】・東北大震災で津波から避難する車の平均時速は9キロ。車の4割は歩きで行ける1キロ以内の移動であったが、交通渋滞などのため小走り程度の速度でしか移動できなかったとの統計が国土交通省から発表された。車も大事だが命はもっと大切にしたい。
・昨年初冬に見た石巻の光景はいつまで続くのか。今も残る2段、3段に積まれた車の山、そして主を失いぽつんと残った家。まだ片づけの手も掛けられていない場所がいたるところに・・。雪の中での作業が続いている。全国社協データによると、昨年5月の1日1万人以上から今は1千人以下にまで減ってしまったボランティアさんとの事。雪こそ積もらぬが、明日は我が身、せめて瓦礫の一つでも拾ってあげたい。
・東日本大震災の義援金受付は、3月31日まで継続しています。引き続き後方支援も、宜しくお願い致します。・
次回定例会は、「2月6日(月)19時から」となります。 SM