令和4年12月災害ボランティアセンター立ち上げ訓練 [2022年12月07日(Wed)]
訓練日 2022年12月4日(日)15:00〜16:30
会場 総合福祉会館 ふくしの広場 参加者 焼津VC11名 今回は、8月に引き続きボランティアコーディネーターのスキル向上と維持を目的として、各自が作成したボランティアニーズ受付票を使用してニーズ受付後の現地調査及び処理のシミュレーションを行った。 ニーズ受付⇒管理簿へ記載⇒現地調査⇒管理簿に追加⇒活動紹介の記載にも連動される 今回の事例 1.マンションの9階の高齢者。エレベーターが止まっているので、水を持ってきてほしいのと、ゴミ出しをしてほしい。 受付時の疑問 トイレ・食料などはどうなっているのか、親族や避難所への移動を勧めたら。 マンションだと管理組合で防災対策はしていないのか? 現地調査結果(何時・誰が調査したか) どのくらいほしいのか?⇒2日に1回18Lを3個持ってきてほしい。 給水車の位置・時間の確認 割れた食器類などゴミの搬出量の確認と搬出場所の確認 エレベーターが動けば問題ない事も確認 ボランティアが使えるトイレの位置の確認 駐車場の確認 この結果、ボランティアの人数・必要な道具などを計画する 2.浸水・家具・畳の撤去と床下の泥かき 受付時の疑問 床より上の物の片付け、床を外してから(大工さんなどが必要)もう1度床下の泥かきという継続になるか、床板を外す専門職と一緒に。ボランティアが依頼者の家を壊してしまうわけにはいかない。 古い家は床板が乗せてあるだけで外せるので、全部できる。 現地調査をして、状況をしっかり確認する必要がある。 現地調査結果(何時・誰が調査したか) 床上50pの浸水だった 畳は処分するしかない、床下の泥かきが必要 依頼者の知人の大工が床板は剥がしてくれる 大型ごみ(箪笥・冷蔵庫・大型テレビなど)の搬出先は未定なので、家の外の道路沿いに出せればよい 使える箪笥は外に出せば家族できれいにする 泥は地区の搬出先が決まっている ボランティアが使えるトイレの位置の確認 駐車場の確認 この結果、ボランティアの人数・必要な道具などを計画する 3.高齢者への傾聴ボランティア(災害後半年程度) 現地調査結果(何時・誰が調査したか) 本人確認、90代の高齢女性、認知症がある 本人に不安が強い。家族も仕事があるので日中の話し相手が欲しい 仮設テントに住んでおり、来週には仮設住宅に移動 ボランティアが使えるトイレの位置の確認 駐車場の確認 この結果、ボランティアの人数を計画する 4.1人暮らし高齢女性の家屋内の片付け 現地調査結果(何時・誰が調査したか) 家屋の損傷無し 食器がわれて散乱しているものを処分 食器棚は愛着があるので修理して使いたい ごみの集積場所の確認 ボランティアが使えるトイレの位置の確認 駐車場の確認 この結果、ボランティアの人数・必要な道具などを計画する その他 ・現地調査必須項目は各自が把握しておく事 ・派遣説明で実質的な作業内容・トイレや駐車場の情報は派遣するボランティアさんにメモを渡すのと、そこで説明するのとどちらが良いのか検討 ・実際にはパソコン記入のための専任者が必要 以上(KO) |