• もっと見る
«定例会報告20180205 | Main | 定例会報告20180305»
平成29年度災害VCステップアップ講座 [2018年02月28日(Wed)]
平成29年度「災害VCステップアップ講座」
 
【日時】 平成30年2月24日(土)10:00〜15:30
【会場】 焼津市消防防災センター 4階多目的ホール、災害対策本部室
【参加者】 44名
     VCメンバー(年会費納入者) 24名
     VC養成講座受講経験者     7名
     一般                 8名
     市会議員              2名
     社協                 3名

【講座内容】
1.水害のメカニズムと過去の災害 (4F多目的ホールにて)
  日本気象予報士会 静岡支部長 気象予報士 藤井 聡氏
(1)外水氾濫(洪水害)
  平成27年9月関東東北豪雨(鬼怒川上流で大雨、茨城県で決壊)
  平成29年7月九州北部豪雨(大雨が狭い地域に集中)
  1958年狩野川台風(修善寺橋が決壊、熊坂地区を直撃)
(2)内水氾濫(浸水害)
  2014年10月台風第18号(浜松市付近に上陸、県内で記録的大雨)
  2008年8月栃木県鹿沼市で局地的大雨)
(3)土砂災害
  1974年7月七夕豪雨(静岡・由比で土砂災害相次ぐ)
  1966年台風第26号(梅ヶ島で土石流。旅館などが壊れ死者などの被害)
  2014年8月広島土砂災害(土石流が深夜に発生し、人家に流れ下った)
(4)水害に関する防災気象情報
  気象警報注意報・土砂災害警戒情報・指定河川洪水予報・
  記録的短時間大雨情報・大雨警報の危険度分布・高解像度ナウキャスト

2.焼津市消防防災センター見学
  焼津市危機管理対策課 山下氏
(1)防災センターの施設概要・特徴説明
(2)施設見学(機能的・効率的な設計や工夫が随所に見られました)
  ・高機能消防指令センター室(119番の受付・指令室)
  ・防災行政無線システム(広報やいづ)、全国瞬時警報システム(J-ALERT)
  ・事務室、食堂、シャワー室、待機用個室、トレーニングルーム、ロッカールーム
  ・防災情報管理室(情報の収集・発信を行う)
  ・焼津市災害対策本部室(各種設備説明)
(3)ドローンの飛行デモンストレーション(屋外敷地にて)

3.焼津市の水害対策 (災害対策本部室にて)
  焼津市河川課 山下氏、池ヶ谷氏
(1)河川の種類
(2)河川堤防の構造
(3)内水、外水
(4)焼津市の地形特性
  大雨により水害が発生しやすい地形
  市内の大半が標高5m以下の低平地
  河川は藤枝、島田の最下流に位置する
  潮位の影響で大雨のピークと満潮が重なると浸水被害が発生しやすい。
  旧焼津市は市街化が進み、水田等貯水機能が低い。
  高草山周辺は、土砂災害への警戒も必要
(5)焼津市内の河川
(6)焼津市における過去の水害
(7)水害対策

【受講風景】 
 多目的ホールで受講中
PT372904多目的ホールb.jpg

高機能消防指令センター室を見学
PT372912高機能消防指令センターb.jpg

全国瞬時警報システム(J-ALERT)
PT372910JALERTb.jpg

防災情報管理室を見学
PT372920防災情報管理室b.jpg

災害対策本部室の設備を使用して受講
PT372928災害対策本部室b.jpg

【募集用チラシ】
チラシ・ブログ用.jpg

                                 以上 SH
コメントする
コメント