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ごあいさつ(2012年06月19日)

<理事長挨拶>

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 障害児教育の環境を整備していく上で、医療と福祉と教育の連携が重要であることはいうまでもありません。障害児教育に限らず、学際的な領域や、概念的に新しい領域、社会的に立場が弱い領域では、しばしば連携の重要性を叫ばれます。しかし、連携が継続的かつ有効に機能することはあまりありません。連携が必要ということは、裏返せばその領域の真の専門家(プロパーといいます)が存在しないということです。新しい領域ならば今後プロパーが出現するかもしれません。しかし、一定期間活動を続けてもプロパーを作ることが出来ずに連携の必要性ばかりが強調されるなら、社会全体からみるとプロパーは必要ないと判断された領域ということになります。


 そもそも連携とは、専門家と専門家の連携であり、それぞれが相手のことを専門家と意識している限り連携はあり得ないのかもしれません。連携の必要な領域の専門家に求められるのは、元々ある専門性を維持しながら、相手の領域にとけ込める類まれな資質です。そのような資質・能力のある専門家はそうそうおりません。「連携なんかできっこない」というのが多くの専門家の本音です。


 このような状況の中で、NPO法人山口ウッドムーンネットワークは、障害児の存在をきっかけとして集まった類い希なる資質と能力を持つ集団です。子ども達が住みよい社会、障害があっても住みよい地域は、大人にとっても健常な人にとっても住みよい社会の筈です。NPO法人山口ウッドムーンネットワークはこのような信念のもとに、ただでさえ困難な「医療と福祉と教育の連携」に加えて、地域との共生を真剣に目指し活動を展開しています。活動の趣旨に賛同いただき、一緒に活動できる人を求めています。また、関心のある大勢の人の支援を求めています。自称「類い希なる資質と能力を持つ人」で結構ですので、活動への参加・支援をお願いいたします。


2009年7月3日 理事長 林 隆(医療法人テレサ会西川医院 発達診療所部長 発達支援センター センター長)
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