JHHHネットワーク会議のご報告 [2020年01月10日(Fri)]
ご挨拶がすっかりおそくなりましたが
2020年もワンポケをよろしくお願いいたします 2019年10月26日(土)・27日(日)に 福岡で開催されたJHHHネットワーク会議のご報告です。 全国で滞在施設を運営している団体が集まる JHHH(日本ホスピタル・ホスピタリティ・ハウス)ネットワーク会議が、 昨年は九州大学病院キャンパス内総合研究棟にて開催されました 26日は、まず九大大学院の田口智章教授による講演があり 「小児がん拠点病院としての取り組みー小児外科医としてー」 というテーマでお話をしてくださいました 子どもたちの治療や手術のために 日本以外の国々も飛び回る先生のお話はとても興味深く、 さらに小児がんのどのようなケースでどんな治療が有効かを お医者様の視点でお話しいただきました。 続いて、福岡ファミリーハウスの皆さんによる発表では 3年前に九州大学病院近くに造られた 『シバタハウス』ができるまでの様子が報告されました クラウドファンディングにより活動費を集め 600名以上の方々の支援と協力により ハウスが完成していく様子を聞いていると胸が熱くなりました その後、実際にシバタハウスも見学させていただきました ハウスの中にはイメージの異なるお部屋が3つあり おしゃれでありながらほっとできるような空間でした 二日目はNPO法人福岡子どもホスピス理事の濱田裕子先生による 『福岡こどもホスピスプロジェクト』についての講演が行われました 医療的なサポートを受けられるだけでなく、 子どもとご家族のための「もう一つの家」として ファミリーハウスと小児ホスピスとを合わせたような施設を 作っていけたら…というお話に引き込まれました。 さらに、福岡市立こども病院の近くにある マクドナルドハウス ふくおかハウスも見学させていただきました 午後には、様々なテーマにわかれて意見交換をする分科会が開かれ、 私は「病院等との連携」についての分科会に参加しました。 和やかな雰囲気の中で色々な意見や悩みが飛び出し、 感染症発生時の対応など興味深いお話もたくさん聞けました 最後に、分科会の成果を共有する全体会が行われ 今回のネットワーク会議が終了しました 盛りだくさんのプログラムで、充実した二日間でした 年に一度のこの会議は、 全国の滞在施設運営者の皆様と言葉を交わし、 共通する悩みや参考になる情報等を話し合う貴重な機会であり、 ハウス運営についての初心を思い出す時間にもなりました 事務局 ふらんそわ |