9月29日(土)・30日(日)
JHHH(日本ホスピタル・ホスピタリティ・ハウス)ネットワーク会議に
事務局スタッフと運営委員が参加してきました
この会議は、ワンダーポケットが運営する『ラッコハウス』のような
病児とご家族のための滞在施設を全国で運営している団体関係者が集まる
年に一度の勉強会&情報交換のような場です
今年は東京都文京区の
橘桜会館にて会議が行われました。
今回は
NPOファミリーハウスと
NPOぶどうのいえの皆さんの共催となり、
午前中はぶどうのいえのあゆみや活動の様子が紹介されました。
その後は
分科会が行われ、10名程度のグループに分かれて
自分たちの運営する施設を
利用された方の感想を発表し合いました。
私たちもラッコハウスに配備している
アンケートの回答をもとに
利用者の皆さんからの声をお話してきました
「室内が清潔で気持ちよかった」
「ハウスの中に飾られた花にほっとした」
「久しぶりに子どもに手料理を食べさせてあげることができて嬉しかった」
「家族でゆっくりと寛ぐことができて、家に帰ったような気持ちになった」
…などなど
数えきれないほど集まったそれらの声を
模造紙の上で
似たもの、
つながりのあるものなどに分けていきます。
私のグループでは「
ほっとした」「
おいしかった」「
助かった」というように
利用者さんの「気持ち」ごとに分類してみました
続く
全体会では、各グループでまとめた利用者さんの声を
リーダーの方が発表してくれました。
施設・備品など(
ハード面)に関わる声や
スタッフの思い・心遣い(
ソフト面)に対する声。
利用者さんがハウスにどのような
不安をかかえて訪れ、
どこに
安らぎを感じてくださっているのか…。
スタッフの思いと利用者さんの思いが少しずつ重なって見えてきます
ラッコハウスが利用者の方の思いにより
寄り添える場になるために…
全国の同業者(?)の皆さんと
意見を交わし
たくさんの
情報を仕入れてきました!
これからの活動にどんどん取り入れていきたいと思います。
翌日は、昨年オープンしたばかりの
『ドナルド・マクドナルドハウス東大』の見学が行われました
とてもモダンな建物です
玄関を入ると、おなじみの姿が…
こちらは受付ですね。
ハウスマネージャーさんとアシスタントマネージャーさんが
私たちの質問に答えながら館内を案内してくださいました。
チェックインのためのスペース
受付の近くには多くの書籍が置かれた図書スペースがあり、
PCも置かれていました。
利用者さんが宿泊するお部屋にはかわいらしい看板が
フローリングのお部屋が一室だけありました。
その他のお部屋にはこの紺色の絨毯が敷かれていました。
チェックイン時にはベッドに明るい色合いのカバーがかけられるとのこと。
マクドナルドハウスには各部屋にテレビを置かないことになっているので
室内の備品はこのような感じでした。
共用のキッチンスペースと食堂。
なんだかムーディーでした
子どもたちがあそべるスペースもありました
全体的にホテルのような
おしゃれな造りで驚きました
働いている皆さんによると、デザインは素敵なのですが
照明が暗すぎたり窓が大きすぎて寒かったり(お掃除も大変)など
色々と改善点があるそうですが…
でもとても立派な建物でした
見学を終え、台風に追いつかれないよう急いで仙台へと向かいながら
参加したスタッフ2名は
『理想のハウス』について
深く熱ーく語り合いました
理想の実現に少しでも近づけるよう
今日から一歩一歩進んでいきたいです
ちなみに…来年のJHHHネットワークは
沖縄での開催とのこと
ぜひまた参加したいと思います!
事務局 ふらんそわ