11月2日(土)、3日(日)に沖縄で行われた
JHHH(日本ホスピタル・ホスピタリティ・ハウス)ネットワーク会議に
運営委員&事務局スタッフが参加してきました。
この会議は、全国で
病児とご家族のための滞在施設を運営している
団体が年に一度集まり、講演や情報交換等を行うもので
『ラッコハウス』を運営するワンポケも2年前より参加しています。
今年の会場は
沖縄県立南部医療センター・こども医療センター
仙台との気温差は10度以上でまだまだ夏のような日差しでした

初日は病院のスタッフさんや院内ボランティアさんのお話を聞いた後
病院内の小児科外来と滞在施設を
見学させていただきました

こども医療センターの
小児科外来の様子は…
沖縄の植物や動物の絵が描かれた壁

天井には鳥の人形がたくさん飛んでいて
パイナップル型のソファやピアノなども置かれていました

こちらは小児科外来の中待合室
天井の照明はキャンディのかたちでした

診察室の中にもキャラクターのイラストや
ぬいぐるみがたくさん飾ってありました

診察を受ける子どもたちの緊張や怖さを軽くするために
色々な工夫をされているんですね

こちらは外来にあったプレイゾーン
日当たりがよく明るい雰囲気です。
感染等があってはいけないので入院病棟は見学できませんでしたが
病棟からつながっているお庭を見せて頂きました

このお庭は4階にあり広い空をながめて寛げるスペースになっていました。
院内にはボランティアさんが作られた物を販売する
お店もありました
お医者さんや看護師さんをはじめとする病院のスタッフと
ボランティアさんがしっかり連携されているのを感じました

続いて、病院から徒歩3分の距離にある
滞在施設『がじゅまるの家』さんを見学させていただきました

お部屋の数は洋室4部屋と和室6部屋の
計10部屋。
がじゅまるの家のスタッフさんが施設の説明をしてくださいました。
広くて窓がたくさんある
食堂スペース

利用者さんの食事はここでとっていただくことになっているそうです。
食堂にある
キッズコーナーPCコーナー休憩コーナーにはコーヒーが置いてありました

食堂の隣には
キッチンコーナーがありました
キッチンにはシンクやコンロが2つずつあり、
2家族が同時に調理できるそうです。
母乳用の冷凍庫もありました。
建物の奥へのびる廊下の両脇に
宿泊用のお部屋が並んでいます。
それぞれのお部屋には
花や
鳥の名前がつけられていました。
こちらは
洋室。
和室はこのような感じでした。
各部屋の入口には
ユニットバスと
小さなキッチンがありました。
お部屋の外には
ランドリースペースや
各部屋にあるものより
広めのお風呂もありました
お庭も広く洗濯物が干せるようになっていました

乾燥機を使うよりも経済的ですね!
廊下の壁にはかわいいイラストなどが飾り付けられていました

多くの方から寄付された物品も随所に置かれ大切に利用されていました

ハウスの出入口のすぐ隣には
受付窓口がありました。

見学中も、外出から戻られた利用者さんを
スタッフさんがあたたかく迎えていらっしゃいました。
沖縄の青い空に映えるカラフルな『がじゅまるの家』さん


その中に流れる空気やスタッフさんの雰囲気がとても穏やかで
あたたかさとさわやかさを感じる素敵なハウスでした

2日目の会議の様子は次のブログでご報告します

事務局スタッフ ふらんそわ
