映画『許された子どもたち』全国で好評です！

　仙台でも「好評につき上映延長！」となりました。

　コロナ禍で劇場ではなくDVD観賞のみだったのでようやく先週、チネラヴィータ仙台で観てきました。

　やはり映画館だと音や映像の迫力が違います。

　第一印象は、「カッコいい！」でした。

　今回はコメンテーターとしての観賞ではないため、完全に「加害者家族支援」という視座を外して物語に入りきることができたように思います。

　辛かったのが、蔑ろにされる被害者遺族。あまりに不条理で、思わず涙が溢れました。

　内藤監督もインタビュアーで仰っていましたが、いじめの場合、加害者が多数で無自覚でも加害者とみなされているケースは少なくありません。

　加害・被害どちらも他人事ではない現実も丁寧に描かれています。

　加害少年はどこへ行くのか、真実から逃げ切れるわけではないことを、きっとわかっているだろうに。