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去る11月12日(日)新宮市において、わかやまNPOセンターの法人化15周年記念事業の一環として「性の多様性を知る講座㏌新宮+ミニ交流会」を開催しました。
今回共催しましたNPO法人チーム紀伊水道は、和歌山で初めて当事者及び支援者によるセクシャルマイノリティ理解への講座や交流会等に取り組まれている団体です。
和歌山市、田辺市、橋本市で定期的に交流会を開催されていますが、今回初めて新宮市内で講座と交流会を開催する事になりました。
参加者は10名と少なかったですが、近隣役所の人権担当者様や当事者等、問題意識を持った方々が参加され、講座ミニ交流会共に意義のある内容であったかと思われます。
当日は、この日に合わせてテキストが作成され、講座を進めていきました。
テキストは大変分かりやすいもので、参加された方々が関係者に配りたいと、在庫がなくなってしまうほどでした。
講座の内容としては、セクシャルマイノリティの方々に対し、どのような行動が差別的であるのか、同じ人間として接してほしいだけであるなど、基本的な人権を伝えるものでした。
このような講座は、大人はもちろんのこと、児童生徒にこそ必要であると感じました。
セクシャルマイノリティへの理解や受け入れは、アメリカに比べると大変遅れていること、
20人に1人いると言われるセクシャルマイノリティの方々がカミングアウトできず、辛い思いをしている現状など、このような人権問題については、ほとんど手つかずの状況である事を知ることができました。