和歌山県内のNPO法人の経済規模、約65.7億円に!
毎年恒例、和歌山県内のNPO法人の経済状況の調査結果の概況がまとまりました。
●和歌山県内のNPO法人の経済規模は前年比+11.8%の約65.7億円に続伸 ●収入規模の大きいNPO法人の6割超は福祉分野 調査は、8月中旬現在で公開されている、和歌山県認証NPO法人の前年度の事業報告書から、収入額を抜粋し、市町村別・分野別で分析しました。 その結果、県内NPO法人の収入額の総合計は約65.7億円と昨年の約58.8億円より11.8%の増加となりました。この額は和歌山県内の海面養殖事業の生産額(約67億円)に迫る金額です。 市町村別でみますと、法人数の多い10市に所在するNPO法人で約8割を占めています。 また、収入額の上位100団体を分野別にみてみますと、福祉分野の事業に取り組む団体が6割を超えています。 ◆収入額別の団体割合(カッコ内は前年度調査) 1億円以上 2.6%(2.6%) 5001万円〜1億円 7.2%(6.2%) 2001万円〜5000万円 13.1%(11.1%) 1001万円〜2000万円 8.8%(9.3%) 501万円〜1000万円 5.9%(6.2%) 101万円〜500万円 14.4%(16.2%) 1〜100万円 30.7%(29.0%) 0円 17.3%(19.5%) 全般に収入額が増加傾向にある団体が多いことがうかがえます。 ◆収入上位100団体の活動分野 第1位 福祉関係 63団体 第2位 スポーツ関係 13団体 第3位 教育関係 11団体 第4位 まちづくり関係 10団体 第5位 経済関係 3団体 ※ NPO法人の活動分野20分野を6グループに再編しています 調査結果のダウンロードはこちら(PDF・210KB) |