• もっと見る

2018年02月26日

【募集のご案内】第10期「進行役」


「NECワーキングマザーサロン」を一緒につくる仲間を募集します!
第10期「進行役」募集 

第10期NECワーキングマザーサロン・プロジェクトに、「進行役」として参画したい方を募集いたします。

「NECワーキングマザーサロン」は、「母となってはたらく」がテーマの、対話を中心としたワークショップです。
「職場復帰」「ワーキングマザー」「両立」といったテーマの研修やワークショップはこの10年でずいぶん増えてきました。そのなかでこのプロジェクトが立ち上げ期からずっと変わらず取り組んでいるのは、「自分に向き合う」ということです。
「NECワーキングマザーサロン」は、ただひたすらに自分に向き合う機会であり、場です。

この場を、市民の力で地域に展開していく活動が、NECワーキングマザーサロン・プロジェクトです。地域ごとの「サロン運営チーム」で開催運営にあたります。「進行役」は、プログラムの進行をし、自分に向き合うご参加者の言葉を聞きます。そのために事前に2か月間の研修に取り組みます。

※なお、第10期の活動の正式な実施決定は4月となります。現時点では実施「予定」ですが、先行してメンバー募集を行ってまいります。何卒ご了承ください。

2018/3/3(土)活動説明会 ご参加受付中です!話しだけでも聞いてみたい方ぜひどうぞ
オープンハウスイベント用画像2.jpg



NECワーキングマザーサロン・プロジェクトとは
「NECワーキングマザーサロン」は、「母となってはたらく」がテーマの、対話を中心としたワークショップです。毎年度6〜11月の6ヶ月間、全国各地で開催しています。
この開催運営にあたっているのは、100名にも及ぶボランティアメンバーです。

この活動は2009年から始まり、今年度で第10期を迎えます。これまでに30都道府県142区市町で942回開催し、6,831名のかたが参加しました。ボランティアメンバーメンバーはのべ757名。
主催の認定NPO法人マドレボニータは、「母となった女性が、産後の養生とリハビリに取り組み、本来持っている力を発揮できる社会」の実現を目指して、産後が起点となる社会問題の解決に取り組んでおり、本プロジェクトもその一環として行っています。


年間活動内容とスケジュール(※予定)
●メンバー募集・登録:2018年2〜4月
●進行役研修:4〜5月(8週間)
 (1)オンライン研修:4月1日〜5月31日
 (2)実地研修(合宿):5月18日(金)10:00〜5月19日(土)17:00
  会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)ほか
●チームキックオフサロン+運営研修:5〜6月(各運営チームごとに日程を決めて行います)
●NECワーキングマザーサロン開催運営:6〜11月
●チームクロージングサロン:12〜1月
●「第10回NECワーキングマザーサミット」開催:2019年1月(予定)

⇒活動の詳細については、2017年2月の活動説明会の動画資料をご覧ください。


プロジェクトメンバーとは
NECワーキングマザーサロン・プロジェクトに参画するメンバーです。
「進行役」「運営メンバー」「全体サポートメンバー」「本部メンバー」の4つの役割があります。
●進行役:サロンの進行を担います。
●運営メンバー:サロンの開催運営を行います。
●全体サポート:活動全体をサポートします(体制は検討中)。
●本部メンバー:プロジェクト全体を統括します。

MadreOpenHouse2017_スライド (1).jpg




「【募集要項】進行役」はこちらへ

●応募期間 2018年2月26日(月)〜3月12日(月)17時締め切り
※エントリーシート送付は、面談の前日17時締め切り

●募集人数 15名(予定)

●応募要件1〜5すべての要件に該当するかた。6は優先事項です
1)認定NPO法人マドレボニータの「正会員」である
2)第10期「ガイドライン@プロジェクト参画について」「ガイドラインAサロン開催運営について」に同意できる
3)進行役研修(オンライン研修および実地研修)に全課程参加できる。(※1)
4)サロン開催期間中、月1回以上、サロン開催できる見込みがある。(※2)
5)オンラインでのメール、zoomまたはスカイプ、フェイスブック、Googleドキュメント及びGoogleスプレッドシートの使用が無理なくできる。(※3)
6)「NECワーキングマザーサロン」(2009年度以降)に参加したことがある。 ※優先
(※1〜3については募集要項をご覧ください)

●応募の流れ
1)「応募フォーム」に必要事項(面談希望日時含む)を記入して送信する。※3月12日(月)17時締め切り
2)「動画課題」に取り組む。
3)「エントリーシート」をダウンロードして必要事項を記入し、メールに添付して提出する。※面談の前日17時締め切り
4)オンラインまたは対面にて、本プロジェクト担当者と面談する。

「募集要項」(上記リンク先)をよくお読みいただき、応募の流れと必要事項をご確認ください。
面談日程のご希望は応募フォームでお知らせいただきます。「応募先着順」にて決めさせていただきます。また、現在終日「○」がついている日でも、面談は1日3名までとさせていただきますので、お早めにご連絡ください。

ご応募お待ちしております!

「【募集要項】進行役」はこちらへ



「運営メンバー」の募集は、進行役候補者とサロン開催候補地がきまってから(4月あたま頃)から開始する予定です。今しばらくお待ちください。
「全体サポート」は役割によって募集時期が異なる予定です。決まり次第情報アップしてまいります。

(文責:プロジェクト本部・高橋)

2018年02月21日

(北チーム進行役)「母となってはたらく〜みんなの復職のかたち〜」を終えて

みなさま、こんにちは。
9期NECワーキングマザーサロン、北チーム進行役を務めました田辺知美(ともちゃん)でするんるん
先月末に行われたイベント「母となってはたらく〜みんなの復職のかたち〜」にて登壇させて頂きました。
サミット.jpg

私が話したのは、NECワーキングマザーサロンの活動に関わっていく中で自分の中に起こった変化について。
この場で、改めてお伝えしたいな、と思います。

《参画を決めた時の自分》
私がNECワーキングマザーサロンの進行役をやろうと思ったのは、サロンという場を必要としている人に届けたい、という思いに加えて「自分に自信をもてるかもしれない」という希望があったからでした。

その時の私は二人目の復職2年たったところ。仕事へのモヤモヤがとても大きく、そんな状態の自分に自信がないし自己肯定感がかなり低い状態。

そんな感じだったので、進行役をやる、というのは私にとってかなり大きなチャレンジでした。


《サロンを開催するようになってからの自分》
サロンでは、参加者の方々のいろんな状況での悩み・希望・葛藤を聞く機会が多くありました。
聞いて行く中で、「私自身はどうだろう?」と自分の事を振り返るきっかけにもなりました。
すると、モヤモヤしている自分の中に、「悲しい」もうやだ〜(悲しい顔)「寂しい」バッド(下向き矢印)「嬉しい」わーい(嬉しい顔)など、色んな感情が潜んでいる事、さらには「こうしたい、こうありたい」ぴかぴか(新しい)と思っている自分がいる事に気付きました。

自分の事を気づくというのは不思議な感じですが、まさにその通りでした。
そして、そこから「今のままの自分を受け止めよう、受け止めたい」と思えるようになってきました。
そんな風に自分を受け止められるようになると、出来てない自分以外の自分にも目を向けられるようになり、

“自分にはまだ色んな可能性があるのかもしれない、(可能性が)あることを信じたい”という気持ちの変化も感じられるようになっていました。


《サミットで登壇したその後》
少し話がズレますか、サロンを開催する中で印象的だったことの1つに、参加者の方が言葉にして行く中で力強くなっている気がする、ということがありました。

サロンの中では進行役という立場のため、中々自分の事を話す、という機会はなかったのですが、今回のイベントで多くの参加者の方々の前で話してみて、不思議と力が湧いてきている自分がいました。

まさにサロンで見た言葉を紡ぎながら力強くなる参加者を自分で体験した感じです。

ただ、これはどこで話してもいいわけじゃなくて、イベントがサロンのような安心して話せる場だったから、だとも思っています。
改めて、サロンという場がもたらす大きな変化に魅了されています。


今期のサロンは終了しましたが、次期も引き続き多くの人にサロンという場が届く事を願っていますし、ぜひ興味のある方には参画して、参画側の楽しさやその中で起きる自分の気持ちの変化を味わってほしいです黒ハート

*******************************************************************
NECワーキングマザーサロンの活動に興味のある方、活動説明会へぜひご参加してくださいグッド(上向き矢印)

3月3日(土)10:00〜11:45 JR目黒駅徒歩7分
詳細はこちら→ https://blog.canpan.info/wms/archive/2200
********************************************************************
(文責:田辺知美)

2018年02月07日

(栃木チーム進行役みいちゃん)「母となってはたらく〜みんなの復職のかたち〜」を終えて

今回のサミットでは、第一部に登壇させて頂きました、
みいちゃんこと永井美衣です。

27849352_1207380086060806_1815552562_n.jpg

第一部で登壇させて頂いた中で、コミュニケーションの話になった時、

「子育てを通して、『相手にも意思がある』と思えるようになり、
会社でもコミュニケーションが円滑にいくようになったと感じている。」


という内容をお話させて頂きました。

27073316_1518777674907083_956642981747815041_n.jpg

例として、会議中に肘をついてダラッとしている人がいたら、以前は

「あの人、この仕事やりたくないんだな。」

と思ってしまっていたが、復職後は

「体調が悪いのかも知れない。」とか
「いつもああいう姿勢なだけなのかも知れない。」
「実は言いたい事があるのに言えずにいるだけかも知れない。」

と思えるようになり、フラットに接する事が出来るようになった。
といったニュアンスでお伝えしたと思います。

これって実は、2回目の育休中に挑戦した、NECワーキングマザーサロンの進行役の研修の中で
つかさっちん(”聞く”研修担当の方)が取り上げて下さった、

「事実と判断を切り分ける」

という内容を、子育てを通して実感して行った結果なのです。
上の例で書くと

事実→会議中に肘をついている
判断→やる気がないのだろう

と、切り分けることで、自分の価値観でものを見ている事に気付く、という事です。
研修で得た知識はこれに留まりません。


そして、こんな素晴らしい内容の研修、このプロジェクトでは、
運営メンバーにも広く開いていて、プロジェクトに参加していれば誰でも聞けるんです!!!

「サロンを安心安全な場にする」

という明確な目的のために。
私は3年前にサロンに参加者として参加してマドレボニータを知り、
2年前はサロン運営メンバーとして参画し、サロン期間中にメンバーに見守られながら出産(立ち合いって意味ではないです(笑))、そして1年前に進行役として参画する、という経験を通して、
本当に成長させて頂いたと感じています。

また先日のサミット終了後、参加者さんから、

「第一部の中で、『2回目の育休中は自分に投資した。』とおっしゃってましたが、
具体的には何をしたのですか?」


とご質問頂きました。本当に色々やったので、その場では一部しか答えられませんでした。
この機会に、ここでも回答させて頂きます。

・NECワーキングマザーサロンの進行役に挑戦

・産後ケア教室に産後210日ギリまで3ターム(4回クラスx3か月)通った。
(産後ケア教室に参加する人は本当に面白い人が多く、卒業した今も深く繋がっています。
母親になってから知り合った友人で、子供の名前を後になって知る関係って意外となくて、めっちゃ貴重!)

・マドレ繋がりで知り合ったたねちゃんこと種井さんがやっている、
「フランクリンメソッド」
という身体について深く学べるワークショップに参加。
(これは単身で参加していたので、子供は託児所へ。一人目では産後半年も経たずに、というか保育園以外に子供を預けるなんて考えつかなかったけれども、ちょっと勇気を出してやってみると、プロの保育士さんに子供を見て貰えるし、子供にとっても信頼出来る大人がたくさんいるんだと思える経験はとても豊かなんだと感じました。
子供の個性によるところも大きいと思うけれども、こんな経験のお蔭で、2人目は慣らし保育もスムーズで、結果、お互いのストレスが軽く済んだな、と実感しています。)

・上記の体験で託児のハードルが下がった事で、単身参加のセミナーにも多数出席

・マドレボニータ繋がり(一昨年の進行役ゆきちゃんこと石井さん)主催の講座や読書会に参加
(お金に関する講座、ナチュラルクリーニング講座、ライフシフト読書会←これは本当に視野が広がる素晴らしい会でした! 等)

・コーチングを受けた(復職して色々悩むだろうから、自己基盤が大切だと思ったので)

・”ストレングスファインダー”というアセスメントツールの勉強会を自主開催

・マドレで知り合った友人達繋がりでパン教室に通う、パーソナルカラー診断を受ける、骨格診断を受ける

などなど。

引きこもりだった第一子育休とは雲泥の差です。

(ちなみに、第一子産後は、”産褥期”という言葉すら知らず、産後ハイで退院直後から動き回り、
産後2か月で体力が底をつき、それ以来毎日泣いて過ごす・・・そして引きこもり・・・でしたorz)

1回目復職は引きこもりからズルズルと這い出した感じでしたが、
2回目は会社と家の往復だけでは知り合えなかった人との繋がりも充実し、本当にパワーアップして、復職が楽しみになる位でした。

育休は、自分の可能性を拡げてくれる”第3の場”と出会える貴重なチャンスだと思います。
マドレボニータは、”第3の場”をつくるきっかけをくれる場だとも感じています。
幸いにもマドレボニータの存在を知れた皆さんには、私も経験した、

「パワーが充填される感覚」

を各々の感覚で味わって貰えたら、本当に嬉しいです!

ありがとうございました。

【文責:永井美衣】

27459826_1102253343245156_1548911582899302487_n.jpg
(イベント前に全国から集まった進行役は研修を行っていました)

****

家庭や職場、地域などで、まわりの人とのコミュニケーションをより良いものにしたいな、と思っている方のために、対話の基本となる「聴く」ことの基礎を学ぶ講座を行います。
文中にも出てきた、つかさっちんこと八田吏さんが講師をつとめます。
相手との豊かな関係性をつくりたい、その糸口をみつけたい、練習場所や仲間がほしかった!…という方、ぜひご参加ください。お待ちしております。


【安心・安全を高める聞き方・あり方】編
・日時:2018年2月17日(土) 13:30〜15:30 (開場13:15)
・会場:大崎第一 区民集会所 第4集会室(和室) ※JR五反田、目黒より徒歩10分
▼お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeXlxBe4Y_5t22BpXzkCm7yL9Sqpr6CjgHxLpYnp2p2Y7FrIg/viewform

【人はなぜ問題を抱えるのか?なぜ「聞く」が効くのか?】編
・日時:2018年3月3日(日)13:30〜15:30 (開場13:15)
・会場:田道住区センター三田分室 第3会議室(和室) ※JR目黒より徒歩7分
▼お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdixD1PdNTcx6OKAaEM1hCHkENe2Z9MDBuOa4iep1lmggs_tg/viewform

※両日 異なる内容を扱いますが、連続講座ではありませんので、単発受講も可能です。
※ワークを挟んで実際に体験しながら学んでいきます。

・参加費:3,240円(税込)/各回
・定 員:15名 ※お子さまの同伴はご遠慮ください。単身でのご参加をお願いいたします。
・対 象:テーマに関心のあるかたどなたでも
・講 師:八田 吏(はった つかさ) NPO法人マドレボニータ研究開発事業部長
・問合先:wms@madrebonita.com (担当:高橋)

NECワーキングマザーサロン・プロジェクト
[ブログ] https://blog.canpan.info/wms/
[FBページ] https://www.facebook.com/wmsalon
[Instagram]https://www.instagram.com/necwms/

【プロジェクト担当:高橋葉子、八田吏】

2018年02月04日

(湘南目黒チーム進行役あっか)「母となってはたらく〜みんなの復職のかたち〜」を終えて

先日1/27に、2017年のNECワーキングマザーサロン第9期の活動をまとめ、「母となってはたらく」に興味を持つみなさんと復職について考えるイベントが無事開催されました。

私は湘南目黒チーム進行役としてグループシェアリングの進行と、全体に向けて「今期の活動を支えた人枠」でお話をさせてもらいました。
真剣な眼差しで聞いてくれている方、ウケてくださっている方、ブンブンと頷いてくださる方、いろいろな表情が見えましたが、この大人数の中でも「聞く」ことを大事にしている場なんだなあと話している最中に嬉しくなりました。

私が話したことは、プロジェクトメンバーとのチーム作りを通してかけがえのない仲間たちに出会えたことと、「参画することで挑戦し、それが自分の力にかわる」というチャレンジすることの楽しさについてです。
27398462_1420328218094727_253170797_o.jpg

得意ごとを持ち寄り、相手を信頼したチーム作りで、いつしか仲間同士応援し応援されるものになっていきました。メンバーの「初めての挑戦」に立会い応援し、自分も一歩踏み出す勇気をもらえる。

サロンの場で起こったことは必然、と進行研修を担当してくれたつかさっちんは言っていました。
「やってみよう」の気持ちから行動に移すとき、それはとても勇気のいることです。失敗したらどうしよう、そんな考えが頭をよぎります。しかし時には失敗しても、次また挑戦すればいい。
NECワーキングマザーサロン本部の厚いバックアップ体制も、自分のチームの応援し合う気持ちが、私に新しい挑戦をもたらしてくれていたと思います。

第3の場だからこそ挑戦できる。

母となってはたららくのイベントも運営側はみんなそれぞれの挑戦をして、その場にいました。普段は事務職や営業職、SEなど多彩なバックグラウンドの人たちが、母となってはたらくを伝えるために自分の仕事とは違ったアプローチで挑戦したのです。
たくさんのキラキラした想いの詰まった場になっていたかと思います。

来期の説明会ももうすぐ始まりますね。NECワーキングマザーサロンが、多くの人の素晴らしい挑戦の場となりつづけることを願ってやみません。
(文責 湘南目黒チーム 田坂あす香)