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2017年02月20日

【募集のご案内】第9期《進行役》

「NECワーキングマザーサロン」を一緒につくる仲間を募集します!〜【第1弾】進行役募集 ※2017/3/10締め切りました 

NECワーキングマザーサロン・プロジェクトは、市民の力で「母となってはたらく」ことを語り合える場を地域につくる活動です。この活動にプロジェクトメンバーとして「参画」したい方を募集します。第一弾「進行役」です。

※第9期の活動については、正式な実施決定は4月となるため、現時点では「予定」ですが、先行してメンバー募集を行います。ご了承ください。
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NECワーキングマザーサロンとは
「母となってはたらく」がテーマの、対話を中心としたワークショップです。
2009年度から毎年度、6〜11月の6ヶ月間、全国各地で開催しています。
サロンの開催運営は、毎年度新たに募集するボランティアスタッフによって行われています。
サロンを主催するNPO法人マドレボニータは、「母となった女性が、産後の養生とリハビリに取り組み、本来持っている力を発揮できる社会」の実現を目指して、産後が起点となる社会問題の解決に取り組んでおり、本プロジェクトもその一環として行っています。


活動スケジュール(※予定)
メンバー募集・登録:2017年2〜4月
進行役研修:4〜5月
 (1)オンライン研修:4月1日〜5月31日
 (2)実地研修(合宿):5月19日(金)10:00〜20日(土)17:00
  会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)ほか
チームキックオフサロン、運営研修:5〜6月(各チームごと日程を決めて行います)
「NECワーキングマザーサロン」開催運営:6〜11月
「第9回NECワーキングマザーサミット」開催:2018年1月(予定)


プロジェクトメンバーとは
NECワーキングマザーサロン・プロジェクトに参画する運営スタッフです。
「進行役」「運営メンバー」「全体サポートメンバー」「本部メンバー」の4つの役割があります。
⇒参照:活動紹介〜「プロジェクトメンバー」とは?
進行役:サロンの進行を担当します。
運営メンバー:サロンの開催運営を行います。
全体サポート:各地のサロン運営チーム全体をサポートします。
 「アンケート」「広報」「チームサポート」「研修伴走」という4つの役割があります。
本部メンバー:プロジェクト全体を統括します。

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《進行役》募集要項(詳細)はこちらへ

<進行役募集の概要>

●応募期間 2017年2月20日(月)〜3月10日(金)17時締め切り
※エントリーシート送付は、スカイプ面談の前日17時締め切り

●募集人数 15名

●応募要件 以下すべての要件に該当するかた
NPO法人マドレボニータ正会員である。
「プロジェクト参画およびサロン開催運営のガイドライン」に同意できる。
・進行役研修(オンライン研修および実地研修)に全課程参加できる。(※1)
・6か月のサロン開催期間中、月1回以上、サロン開催できる見込みがある。(※2)
・PCでのメールのやり取りをはじめ、スカイプ、フェイスブック、グーグルドライブが無理なく利用できる。(※3)
・「NECワーキングマザーサロン」に参加したことがある。(2009年度以降)(☆優先)

●応募の流れ
1:「応募フォーム」に必要事項(面談希望日時含む)を記入して送信する。
   ※3月10日(金)17時締め切り
2:「動画課題」に取り組む。
3:「エントリーシート」をダウンロードして必要事項を記入し、
  メールに添付して提出する。 ※スカイプ面談の前日17時締め切り
4:スカイプまたは対面にて、希望日時に面談。

募集要項をお読みいただき、上記の流れと必要な内容をご確認ください。
スカイプ面談のご希望は応募フォームでお知らせいただきます。「先着順」にて決めさせていただきますので、お早めにご連絡ください。

ご応募お待ちしております!

《進行役》募集要項(詳細)はこちらへ

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第8期進行役メンバー



「運営メンバー」の募集は、3月末頃〜から開始する予定です。今しばらくお待ちください。
「全体サポート」は役割によって募集時期が異なる予定です。(研修伴走・チームサポート:2月中、広報:3月、アンケート:4月予定)

そのほかご質問などありましたら、担当までお問い合わせください。
この活動に作り手として関わりたい仲間をお待ちしております!

NECワーキングマザーサロン・プロジェクト本部 wms@madrebonita.com
担当:高橋・八田

2017年02月17日

活動紹介「プロジェクトメンバー」とは?

こんにちは、NECワーキングマザーサロン・プロジェクト担当の高橋です。

この活動は、毎年度100名前後もの一般市民のボランティアが運営しています。この活動では「プロジェクトメンバー」と呼んでいます。

ここでは「プロジェクトメンバーってどんな活動をしているの?」「どうやったらなれるの?」 等の質問にお答えします。



●「プロジェクトメンバー」とは?
「プロジェクトメンバー」とは、この活動に関わる人たち全体を指します。
プロジェクトメンバーには、サロンを開催運営する「進行役」と「運営メンバー」、活動全体を支える「全体サポートメンバー」「本部」という役割があります。



● サロン運営チームとは?
「NECワーキングマザーサロン」の開催運営を担うのが、地域ごとの「サロン運営チーム」です。「進行役」と「運営メンバー」で構成されています。
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<「サロン運営チーム」が行っていること>
サロンのプログラム進行は「進行役」が担当します。(そのために2か月間事前研修があります)
サロン開催のために必要なことは、チームメンバー全員で役割を分担しながら行っています。
具体的に行っている内容は、下記のような感じです。何かの会やイベントを催すときに一般的に必要となる事と考えていたければよいでしょう。このサイクルを月1回〜行います。
は進行役のみが行うことです)
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<「サロン運営チーム」のつくり方>
「NECワーキングマザーサロン」は地域に根ざした開催をしているため、「サロン運営チーム」も地域ごとにつくります。
2月末ごろから「進行役」の募集を行い、3月末に候補者と開催候補地が出揃った段階で、「運営メンバー」を募集します。運営メンバーの募集締め切り後、チームごとにフェイスブックグループを作成し、まずはオンライン上で自己紹介から始めます。
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<「サロン運営チーム」メンバー募集要件>
・「進行役」は、認定NPO法人マドレボニータ正会員から募集しています。その他の要件については、募集要項をご確認ください。※正会員のご案内
・「運営メンバー」は、特に条件はありません。
いずれも、サロンに参加したことがあるほうが「どんなことをするのか」理解できていて取り組みやすいとは思いますが、未参加でも応募することは可能です。




●全体サポートメンバーとは?
「全体サポートメンバー」は、その名のとおり活動全体を支えます。
専門チームに分かれて活動していますが、開催期によって体制の変更もあります。
※第9期の場合
「広報」…広報の方法の紹介や学び合う場の運営、本活動の認知を高める発信など
「アンケート」…参加者アンケートの作成、集計、分析とフィードバック
「伴走」…進行役の研修やチームづくりに伴走します
 伴走役は進行役経験者から募集しています。
「本部」…活動の全体を統括します。ボランティアメンバーとマドレボニータのスタッフとで構成しています。(公募はしていません)



●年間の活動内容とスケジュールは?
期によって変更もありますが、おおよそ下記のようなスケジュールで活動を行います。
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●募集はいつから?
2月後半頃から、まずは「進行役」と「全体サポートメンバー」の募集が始まります。(予定)
3月末に進行役候補者とサロン開催候補地域が出揃ったところで、「運営メンバー」を募集します。



●応募に必要なことは?
ご自身のやりたいことや状況と、この活動の趣旨や形態が合っているかをお互いに確認しあうために、下記に取り組んでいただきます。これは一般的にいう選考ではありません。
・「進行役」…エントリーシート・自己紹介動画提出、面談
・「運営メンバー」…エントリーシート提出
・「全体サポートメンバー」…エントリーシート提出、面談

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●「研修」ってどんなことをするの?
「進行役研修」(2か月)
進行役のみ対象の研修です。オンライン研修と実地研修があります。研修で取り組む内容は主に、サロン前半で行うワークの進行、後半で行う対話のための「聴き方」についてです。
「オンライン研修」は、4-5月の約8-9週間にわたって毎週出される課題に各自取り組みます。GoogleドライブやFacebookグループを活用し、課題をドキュメントや動画で提出、シェアしあいます。自分ひとりでの練習や学びだけでなく、進行役仲間とともに学び合うことも大事にしています。
「実地研修」は5月の後半に行う1泊2日の合宿です。オンライン研修の成果を持ち寄り、対面で実習を繰り返しながら学びをさらに深めます。
これらの全過程を修了して、正式に進行役となります。
なお、実地研修の一部は「公開講座」としており、進行役以外の方もご参加いただけます。

「運営研修+チームキックオフサロン」(5時間)
「サロン運営チーム」(進行役+運営メンバー)の全員が参加します。チームごとに日程を決めて実施します。
サロン運営の実務と、「安心して話せる場」をつくるために必要なことを学びます。
また、チームメンバー一人ひとりの、この活動に参画することについてのおもいや状況を知り合い、個人として・チームとしてどのようにやっていきたいか、に向き合う時間です。

全体サポートメンバーも、チームごとに運営研修とキックオフサロンを行います。

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もっとこんなこと知りたい!聞きたい!ということがありましたら、mail toプロジェクト本部までどうぞご連絡ください☆

(文責:プロジェクト本部・高橋葉子)

2017年02月13日

【開催報告】【第2部】第8回NECワーキングマザーサミット

引き続き、第8回NECワーキングマザーサミットの開催レポです!

▼前回のブログはこちらから
【開催報告】【第1部・前編】第8回NECワーキングマザーサミット
【開催報告】【第1部・後編】第8回NECワーキングマザーサミット

【第2部 テーマトーク&対話のワーク】

第二部は、司会のつかさっちんこと八田吏さんに、全体サポートメンバーの種ちゃんこと、
種井美緒さんが加わり2人での進行となりました。

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「母となった女性」のまわりにある、あるあるエピソードを
なんと!!!”寸劇”形式で、今期の進行役が役になりきって発表しました。

まず最初は、保育園入園にまつわる夫婦のあるある話。

保育園の送り迎えにまったくやる気がない夫へのモヤモヤ。
そしてそのモヤモヤを、児童館にて仲良しのママ友と話すが、
表面的な会話で終わって、さらにモヤモヤしてしまうさゆりさん。
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※会場からは、進行役たちの思いがけない熱演に、笑いが!

さゆりさんを演じた、目黒チーム進行役のくまちゃんこと、茂木さゆりさんは
「演じながら、2人の子どもなのに、どうして夫は保育園のことに無関心なんだろうと
 モヤモヤした。でも何がモヤモヤしていたのか、言葉にしきれなかった」
と語りました。

それをうけて、種ちゃんからは
「夫も、妻も、復職のイメージが具体的にできていないのでは?」
「頭の中でぼんやり思い描いている状態と、言葉にして口にだすのは全然ちがうこと」
と解説してくれました。

また、児童館で夫の悪口で盛り上がるママ友との会話に対しては
「ママ友と夫の悪口で盛り上がることで、夫を仮想の敵にしてしまっている」
という、世の中の男性陣にとっては、衝撃的な告白もありました。

続いての寸劇は、職場での光景。時短で働く母が、ある出来事をきっかけに、
担当していた仕事から外されるというお話。

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「もやもやするけれど、職場の人に「いてもいいよ」と言ってもらいたいから、
自分の本音を職場で口に出すことができない。」

「でも『いてもいいよ』と言ってもらいたいということは、
職場は安心できない場所になっているということ?」

もっとそれぞれの立場の人が、丁寧に言葉を紡いで、
「何が大変なのか?」「どこまでできるのか?」を
互いに共有していくことが大事なのではと考えさせられました。

そして最後は会場内の全員での「シェアリング」を行いました。

進行は、埼玉チームのはるちゃんこと、間藤晴見さんでした。
いつもは「母となって働く」がテーマですが今日は「親となって働く」をテーマに。
約100人が一斉に行いました。

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シェアリング後の全体での発表の場では、

「仕事をテーマに考えた。今まで自分は未熟だと思っていたけれど、
 そうではないし、未熟であっても、自分の意見は出していいんだと思えた。」

「今、いる会社はあまりワーママに理解のない職場。
 でも、ワーママの仕事の仕方は、時代の先端を言っているなと感じている。」

「妻がこのプロジェクトに参画したことで、どんどんパワーアップしている。
 自分も、妻のことを、妻でもなく、母でもなく、一個人として見られるようになった」


など、それぞれが感じたことを、シェアしました。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
ふとした時に、このサミットのことを思い出して、
あの会場のエネルギーを思い出していただいたらうれしいです。

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※当日のTwitter中継のまとめはこちらから


サミットレポは、番外編に続きます!

(文責:東京東チーム兼サミット広報チーム 金丸亜由美)

【開催報告】【第1部・後編】第8回NECワーキングマザーサミット

前回から引き続き、第8回NECワーキングマザーサミットの様子をお伝えいたします。


▼前回のブログはこちらから
【開催報告】【第1部・後編】第8回NECワーキングマザーサミット

【第1部プレゼンテーション】

かずみちゃんこと、藤居料実さんからの話を受け、続いて、
今期世田谷チームの進行役を務められたゆりさんこと、
山口有里さんから、実際にサロンを開催した現場で起きた参加者の
変化について発表がありました。

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 ”あるサロンでの出来事。ある参加者の方が「パートナーが話してくれない。
 私は一生懸命話をしているのに・・・」という悩みを話してくれました。 
 別の参加者の方が「私は逆の立場。夫からいつも意見を求められる」

 一見、異なる2人の発言でしたが、紐解いていくと、どちらの感情の
 根本にもあったのは「不安」でした。そして、その先にある望みは
 「自分の思いを大切にしたい」でした”


 このサロンを通じて、進行役のゆりさんは「どんな感情も否定しなくていい。
 ありたい姿は自分で決めていい」ということに気が付いた、とまとめてくださいました。
  
 続いて、横浜・湘南チーム進行役・ひろちゃんこと、生貝紘子さんから
「自分の思いを大切にすることが、新たな一歩を踏み出すきっかけに」というテーマで、
 自身が体験した職場での話を話してくれました。


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”子どもをもってから、職場で、子どもの話は聞かれるけど、仕事の話は
 聞かれなくなった。あたらしい仕事を振られることもなくなっていた。

その状況に息苦しさを感じていた昨年、昨年度参加者としてこのサロンに
参加して、自分の想いを口にした。

そうしたら、その場にいたみんなが聞いてくれて、「この気持ちは話していいんだ」と気が付いた。

今年度は、自分が進行役として、参加者の話を聴く立場になった。
参加者の話を聴きながら、常に「自分はどうありたいか?」を自分に問うようになった。 

そんなときに、上司との面談があり、また「子育てを第一にね」と声をかけられた。
今度は、自分の気持ちを大事にしようと思い、「私は子育て第一ではなく、

子育ても仕事もどちらも大事にしたい」と言ってみた。"


この一言で環境が劇的に変わったわけではないけれど、
「自分の思いも大切にしていいんだと気が付けたことは、自分にとっての一歩だった」
とひろちゃんはまとめてくれました。


なお、ゆりさんとひろちゃんは、進行役として過ごした1年間を振り返ったブログを
書いてくれています。想いの溢れる読み応えたっぷりな内容となっています。
こちらも合わせてご覧ください。ぴかぴか(新しい)

世田谷チーム 山口有里さんのブログ
横浜・湘南チーム 生貝紘子さんのブログ


まだまだ、サミットレポは続きます♪


※当日のTwitter中継のまとめはこちらから


(文責:東京東チーム兼サミット広報チーム 金丸亜由美)

【開催報告】【第1部・前編】第8回NECワーキングマザーサミット

こんにちは。サミット広報チームのあゆみんです。

1月28日(土)Impact Hub Tokyo (目黒)にて、
第8回NECワーキングマザーサミットを開催いたしました。

このサミットは、半年間実施してきたNECワーキングマザーサロンの
集大成として8年前から開催されています。

近年は、外部からゲストをお招きしたトークイベント形式が多かったのですが、
今回は、第8期プロジェクトメンバー有志が知恵を持ち寄り、0から内容を
練り上げるというスタイルで実施しました。

今回のブログは、サミットの開催レポートでするんるん

司会は、つかさっちんこと、マドレボニータ事務局の八田吏さんです。

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開会に先立ち、NECコーポレートコミュニケーション部
CSR・社会貢献室の津浦さんよりお話がありました。
(津浦さんは、当日の朝の準備からお手伝いしてくださいました!ありがとうございます♪)

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そして、いよいよ第一部の開幕ですぴかぴか(新しい)


【第1部プレゼンテーション】

第1部は、全体サポートメンバーのかずみちゃんこと、藤居料実さんによるプレゼンテーションから始まりました。

テーマは「NECワーキングマザーサロンの取り組みからみえてきたこと」。
サロンの運営方法、特徴等について、丁寧に語ってくださいました。

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・「母となって働く」がテーマの対話を中心としたワークショップ
 「母となって働く」というテーマに関心がある女性なら誰でも参加できる

・一般ボランティアによって運営。第8期は一般ボランティアとして108名が参画

・第8期のサロン運営チームは北は北海道から、南は鳥取まで計13チーム。
 これとは別に、広報、アンケートなどを担う全体サポートチームが5チーム。
・第8期は42自治体で、サロン開催数91回、延べ参加者数659名

・サロンは「自分の思いに向き合い、対話によって深める場」
 たった2時間のプログラムでも、本質にたどり着きやすい構成。
 想いを言語化することを重視。

・プログラムを実現するために、進行役は2か月間の研修を受講。 
 参加者にとって安心、安全な場づくりをしている。

・「母となって働く、働きたい女性」を取り巻く環境は、 
 「待機児童問題」「男女の役割意識」「長時間労働」など厳しいものが多い。
 そんな中、当事者である女性は「復職したら、どうやって仕事と育児を 
 両立すればいいのだろう」という声が多くあがっている。

・女性活躍推進法など、制度は整えられつつあるが、文化が追いついていない。
 制度を使う事業主も、働く母たちも、実現したい本当の姿が描けていない。


個人的には、最後の「制度は整えられつつあるが、文化が追いついていない」
という一文にドキっさせられました。

私は現在、2人目の子どもの育児休業中です。働いている会社は、
女性の活躍を推進し、制度も恵まれているほうだと思っています。

でも、その中で、自分が会社や、社会で実現したい姿を描いたことはありませんでしたし、
もちろん、腹を割って、上司や同僚と話したこともありませんでした。

とりあえず「母になったら時短にして、黙々と、仕事をしなければならない」
と思い込み、自分の想いを封印していました。

でも、本当は、今の会社でやりたいことがあって入社したはずなのに・・・。

今春の復職に向けて、もう一度自分の想いと向き合いたいと思いました。

※第一部(後編)へと続きます!

※当日のTwitter中継のまとめはこちらから
(文責:東京東チーム兼サミット広報チーム 金丸亜由美)

2017年02月12日

アンケートチームって何するの?

NECワーキングマザーサロン 全体サポート・アンケートチームの蜿タ尚子です。
アンケートチームの活動内容をご紹介します。
※本内容は2016年第8期の活動内容であり、2017年の活動については未定です。

アンケートチームのメンバー(第8期)

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☆柿本 理恵
滋賀県在住。得意なことは冷蔵庫にあるもので料理する。
地方で参加できることを希望し、アンケートチームへ参画。

☆裄V 明理沙
東京在住。得意なことは楽しく飲酒。
いろんな働く母や多様な価値観に接していきたいとアンケートチームへ参画。

☆蜿タ 尚子
東京在住。得意なことはExcel、事務、金勘定。
2期連続でアンケートチーム。

☆藤田 澄恵
新潟県在住。
前期の振り返りSkypeミーティングで「何ができるかわからないけど、この輪の中にいたい」と話したところ、「やりたいのであればまずはエントリーしてみて、役割は後から考えてみようよ」というまわりのあたたかなアドバイスを受け、8期も参画を決意。
2期連続で全体サポート。


なにをやっているのか

6月から11月に開催されるNECワーキングマザーサロンで毎回実施されるアンケートに関する作業を行います。

[参考記事]
【全体サポート】アンケートチーム自己紹介
https://blog.canpan.info/wms/archive/1709

【全体サポート】アンケートチームから折り返し地点に立ってみてのフィードバック
https://blog.canpan.info/wms/archive/1789

【全体サポート】アンケートの感想より(不安、悩み編)
https://blog.canpan.info/wms/archive/1885

第8期NECワーキングマザーサロン アンケート集計結果
https://blog.canpan.info/wms/archive/1916


なぜやるのか

☆参加者のために
当日の2時間を振り返るとともに、これからの自分を考えるきっかけにしてほしい。

☆参加を検討している方のために
参加者がサロンで感じたことを目にすることによって、「サロンに行ってみようかな」という想いを実現してほしい。

☆プロジェクトメンバーのために
自分たちが作るサロンの運営に活かしてほしい。

☆世の中のために
サロンに参加してエンパワメントされた女性、考えるきっかけを得られた女性の生の声を聴いてほしい。

☆自分たち(アンケートチーム)のために
感想を読むことで多様な価値観に触れたり、勇気をもらったりしたい。


どうやっているのか

普段のやりとりはFacebook中心(たまにSkype)です。
アンケートのチェックはGoogleドライブを使います。
インターネットの環境さえあれば地球上どこでもできます。
また、過去の参画経験がなくても大丈夫です。


こんなことやります

▼活動内容
サロン開始前の5月〜6月ごろ
・アンケートの設計
・アンケート入力用googleフォームの作成
(アンケートの入力はサロン運営メンバーが行います)

サロン期間中の6月〜11月
・入力されたアンケートの回収、チェック、集計
・プロジェクトメンバーへのフィードバック
・ブログ投稿(感想の紹介など)

サロン終了後
・ブログ投稿(集計結果の報告)
・サミットの準備

アンケートの回収方法の検討(7期、8期はGoogleフォーム)、回収後のチェックはたぶん必須作業ですが、それ以外のことは必ずやると決まっているわけではありません。
やりたい人、できる人が自発的にやっています。

▼こんな方歓迎します
・データを取り扱うのが好きでたまらない方
・グラフは作れないけど、「母となって働く」に関する参加者の想いを読みたい方
・ボランティア未経験でもやってみたい、興味があるという方
・家庭、仕事とは別の第3の場を持ちたい方
・転勤族の妻、専業主婦の方
・全国各地の女性と繋がって、新しいワクワクすることを始めたい方
・得意なことを活かしたい方、苦手なことにチャレンジしたい方

ご興味がある方はぜひ、活動内容を生で聴ける「ワーキングマザーサロンオープンハウス」へご参加ください。
メンバー一同、お待ちしております!

(文責:NECワーキングマザーサロン・全体サポートアンケートチーム・蜿タ尚子)

【振り返り】進行役の席から見た景色

こんにちは、第8期進行役を務めました、世田谷・杉並チームの山口有里です。
私は、進行役として過ごしたこの半年余りの期間、サロンの意義やサロンで起きていることを、どう言葉にできるだろうと考えていました。
たったの2時間で、力強く柔らかく変化する、ご参加者の表情や言動。
100名を超すプロジェクトメンバーが魅せる、驚くほどのチーム力。
そして、私自身に起きた変化。
ここに確かにあるものをどうにか表現したくて、自分が感じたことや考えたことの一つ一つを、言葉にしながら確かめてきました。

プロジェクト期間を走り抜けて、私は今、ひとつの答えを掴んでいます。
それは「正解を見つけた」というよりは、「お気に入りのメガネを見つけた」というような感覚。
誰の役に立つかは分かりませんが、今見えている景色を記録しておきたくて、ブログを書かせてもらいました。
この場をお借りして、所信表明ブログラストサロン報告ブログで語りきれなかった部分を中心に、自分なりの総括をしてみたいと思います。
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「母となって働く」につきまとう、モヤモヤの正体
〜私たちはときに「選択」を見失う。そして、惑う。
サロンではよく、「モヤモヤ」という言葉が出てきます。「このままで良いのかな」という不安や、「こうするしかないのかな」という閉塞感、「こんなはずじゃない」という不本意感を感じるこの言葉。
行き場を失ったエネルギーが脱出口を求めているようなイメージで、語る方は苦しそうです。
なぜ母たちはこんなにモヤモヤしているのか
私がたどり着いた答えは、「母になると、『選択できる』という感覚を見失いやすいから。」というものでした。
選択を見失う理由は、大きく分けて2つあるように思います。
一つは、「コントロール外のことへの関心が高まる」から。もう一つは、「周り人のの主張が流入してくる」から。
たとえば、子供の行動や、パートナーの行動。コントロールしようとすればするほど上手く行かないものの典型例です。しかも、他人の行動によって自分の行動を遮られることもしばしば。「こうしてほしい」「こうなってほしい」という他力本願な希望が生まれやすいのも、無理はありません。でも、他人はコントロールできないから、そこに「無力感」が生まれやすい。
本当は、自分の中には「自分のあり方」っていう、自由な部分が残ってるのに、「無力感」があると、コントロール可能なものまで見失ってしまう
さらに、情報が溢れてる時代。外野の声が自分の中に流入してきて、「こうあるべき」という他人の主張が、自分の「こうありたい」という選択肢を隠してしまう
すると、今いる道が合っているかどうか不安になったり、たくさんある道のどれか一つだけが正解な気がして、選択が怖くなったりする。
「こうしてほしい」→「こういう関係性を築きたい
「こうあるべき」→「こうありたい
と変わったとき、選択に自由が生まれ、モヤモヤに光が射すのではないかと考えています。

サロンで人が輝き、自走を始める理由
〜サロンは、「選択」を取り戻す場
ありたい姿を選び取る力と、そのためのヒントは、みんなちゃんと持ってる。」
これは、進行役としてご参加者と対話する中で、つくづく感じたことです。
サロンでは、感情のヒントを紐解いて、本当の望みを一緒に探していきますが、ありたい姿が見つかれば、それは選択の軸になります。
また、集った人の多様性に触れると、選択肢が増えます。違う生き方や考え方との出会いは、「こうあるべき」の呪縛を解きほぐし、そこに選択のゆとりが生まれます。
さらに、素直な思いを語り、お互いの違いを認め合う経験は、選択の勇気になります。「選択に正解も間違いもない」ことに気付き、「選択に終わりはない」ことにも気付きます。
サロンはそうやって、その人が本来持っている「選択する力」をとことん信じ、それを開放する過程に寄り添う場なのだと思います。
人の力が最大限に発揮されるのは、自分で行き先を決めながら進むとき。
自走するための内燃機関と燃料は、みんな既に持ってる。
人をエンパワメントとするのは、その人自身。
人生の操縦席に座った瞬間、人は輝く
人生の操縦席に座りたいなら、「ありたい姿は自分で決めていい」と気付くだけで良い。
サロンでは、「選択の感覚」を取り戻す、そのきっかけが生まれているのだと思います。

「ともに考え、語り合う場」の価値
〜私たちには、人生に向き合い、「きちんと惑う」場所と時間が必要だ。
母になると、半強制的に、人生観と価値観の再構築が始まります。
大切なものの出現によって、優先順位の組み替えが起こる。
時間は有限、身体は一つだけ、という事実に直面する。
何かを掴むことが、何かを手放すことと同じということに気付く。
それまでに何気なく形成されてきた生き方の軸や型が大きく揺さぶられ、難しい選択を迫られる頻度が上がります。
どうありたいか。どう生きたいか
簡単に言うけれど、そんな大事なこと、すぐに完璧な答えなんて出るはずない
惑って当然。苦しくなるのも当然。すぐに答えが出ないからって、焦らなくていい。
私たちは、もっと堂々と惑っていいのだと思います。
そして、一人で抱え込まなくてもいい
ともに考え、語り合うことで、選択のヒントが見つかることもある。勇気が湧くこともある。
勇気を出して一歩を踏み出せば、惑いはシンプルな試行錯誤に変わったりします。
惑いの中に居たって、私たちは前進できる
でも、「きちんと惑う」ことができる、安心で安全な場所は、意外と少ない。
そういった場が稀有だからこそ、「自分の人生に向き合おうとする人のためのプラットフォーム」たるサロンが、こんなにも求められているのだと思います。

進行役の席から、私が見た世界
〜一人一人に、唯一無二の人生がある。
サロンを通して、私は重要なことを再認識しました。
「ワーキングマザー」なんて人は、実在しない、ということです。
名前を見て、顔を見て、属性を見て、悩みを聞くと、なんとなくその人を理解したような気分になるけど、人の人生ってそんなに浅いものじゃない。
その人がいま、どんな環境に身を置いていて、どんな価値観や感情を抱いて、何に悩み何を望んでいるかなんて、深い対話をするまでは、微塵も分からない。そう、何度痛感したか分かりません。
「普通の人」に見えたって、みんな、特別なストーリーの主人公
その人だけが、歩いてきた軌跡の全てを知っていて、その人だけが、それに意味を持たせられる
だから、属性でひと括りにして「ワーキングマザー」なんてレッテルを貼ったところで、お揃いのアドバイスなんてできるはずがない。誰かの幸せのレシピが、その人の幸せのレシピとは限らないし、生き方に、正解も優劣もない。
その人本来の力も、その力の引き出し方も、心を割って対話をしない限り、殆ど見えない。
でも、「見えない」だけで、その力はいつだって引き出されたがっている
その前提に立ったとき、オフィスや街で見渡す「大勢の人」の背後にも、豊かな世界が広がって見えてくる気がしました。

私が選んだ、世界を見るメガネ
〜その人が、その人であること自体に、揺るぎない価値がある
人は誰でも輝きを持ってる」ということを、私は信じ続けようと思います。
その輝きは、内との対話によって磨かれて、外との対話によって世界を照らしていく。
すべての人は自由で、どんな環境も、人の心までは縛れない。
多様性と自由が尊重される、希望に満ちた世界。
一人ひとりがイキイキと生きる社会は、すぐそばにある
これは、私が選んだ、世界を見るメガネです。
だから私自身も、自由に生きてみようと思います。
カッコ悪くても、足りないとこだらけでも、等身大で、堂々と、大切にしたいものを大切にしながら。
きっと私はこれからも、色々なことで迷うだろうと思います。
ありたい姿も変わっていくかもしれない。
でも、そんなときはいつでも、この「人生に向き合うプラットフォーム」に戻ってこようと思っています。
そして、いつの日かこのプラットフォームに人が溢れ、サロンが「稀有な場」ではなくなる日が来ることを、心から願っています。

長文お付き合いありがとうございました。
さて、じっくり人生に向き合ってみたい方、このNECワーキングザーサロン・プロジェクトは超オススメです。
よかったらぜひ、オープンハウスへいらしてください^^

マドレオープンハウス〜NECワーキングマザーサロン編
【第2回】 2/18(土)9:45〜11:45/大井町(JR/りんかい線/東急大井町線大井町)
【第3回】 3/4(土)9:45〜11:45/五反田・目黒・不動前(JR/東急目黒線)
 内容詳細はこちら:https://blog.canpan.info/wms/archive/1913
 お申し込みフォーム:https://ws.formzu.net/sfgen/S9968311/

2017年02月11日

第8回NECワーキングマザーサミット アンケート集計結果

NECワーキングマザーサロン 全体サポート・アンケートチームの柳沼尚子です。


1月28日に開催された『第8回NECワーキングマザーサミット』のアンケート集計結果をご報告します。


■実施日:2017年1月28日(土)

■回答者数:54名



【回答者の属性】

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【アンケート集計結果】


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サロンの活動自体に興味のあった方が多かったようです。
その他で多かったのは、「妻に誘われて」「妻が参加しているため」でした。
夫婦での参加も年々増えている印象があります揺れるハート


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第1部は「『NECワーキングマザーサロン』を紐解く」と題したプレゼンテーションでした。

・活動の背景やサロンの実際のエピソードについても知ることができ、改めてこの活動が本質的に必要なのだと感じました。

・各サロンの進行役をボランティアの方がされていることに感心しました。参加する人だけでなく、進行役になった人が成長されているのがすばらしいと思いました。

・サロンがどういうものか、どういう仕組みか、何が生み出されているのか、よくわかりました!

女性の目から見たリアルな声がわかり、大変勉強になりました。(男性)


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第2部は「みんなで考えよう、語ろう。わたしから始まる『関係性』」。
第8期サロン進行役による寸劇と「親となって働く」というテーマでのシェアリングを行いました。

寸劇がリアルでおもしろかったです。

・ママの周囲で起こっている事が具体的にイメージでき、共感した上で話を聞くことができたので、とても良いシェア力があったと思います。

想いの大事さ、話すことの大事さを再認識。

・全体シェアリングで、「育児で制約があるからといって、自分が意見や希望をいう事を躊躇する必要はない」という発言が印象に残りました。勇気がでました!



最後に全体を通しての感想をご紹介します。


・自分の悩みや感じていることが自分だけではないと思えて励みになりました。

・自分も色々な想いが込み上げて、途中泣きそうになりました。こんな風に真面目に安心して話せる場があるのはすごく大切なことだと思います。

男性の姿がチラホラあったことにカンドーでした。

・夫や会社の管理職や経験者など、ワーママをとりまくステークホルダーにも知ってほしいと思いました。

自分の人生を自分で生きる、という力強い言葉に触れ、普段忘れていた自分自身に向き合うことの大切さを思い出しました。

・「制度が整えられても文化を築かねばならない」との言葉が印象的でした。人々の考え方が転換していくことは難しいですが、コミニュニケーションを続けていく他ないと思います。

・あっという間の3時間。このような活動をパパ版もあったら良いのにと思いました。(男性)

声に出して伝えてみること、この場に来て生の声を聞くことで得られるものの大きさを感じました。

・私は育休中で、復職に向けた頭の整理をしたいと考え参加しました。
プレゼン、シェアリング中想いがあふれて言葉に詰まる方が、何人かいらっしゃいましたが、きっと、大変なことだったのだろうとお察しします。それを会場全体で包み込む雰囲気のようなものを感じ、あーこの先大変でもこうして共有し合える方々がいるってどれだけ有り難いことなんだろうと思いました。


(文責:NECワーキングマザーサロン・全体サポートアンケートチーム・柳沼尚子)


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2017年02月06日

【開催報告 11/26(土)さいたまラスト!カフェのらサロン】

こんにちは。

さいたまチーム サポートメンバーのさっちゃんです。

すっかり年もあけ、早1ヶ月が過ぎようとしてます。

年々 時間の過ぎるスピードが早くなる・・・・。

↓こちら、ワーキングマザーサミットに来た埼玉チームメンバー集合写真!
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右から2番目が私です。

さて。
昨年のことになってしまいますが、さいたまチームラストサロン開催されました。
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↓当日参加したメンバー一同
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↓当日の様子
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サポートメンバーとはいいながら、やはり人間なので。
もやもやを抱えたまま参加し、さらに、もやもやが残るサロンとなってしまいました。

それでも。
あのときのサロンで、どこかに希望がほしい。どこかに希望を持ちたい。
そんなふうに言ってた進行役はるちゃんの言葉を思いだして、
もやもやの中にある光を探し続けてみたり。
時間はかかったけど、探求し続けることはいいことなんじゃないかと、
改めて思うことができたのはおっきな収穫。

「パートナーとの関係」

きちんと話すことができていない。
自分の意見を言えない。
話をしても否定される、否定的にとられる。
パートナーだし、パートナーだからこそ、わかってほしいし、応援されたい。
きっと誰でもそんな思いがあるんだろうなと思いました。

自分自身がちゃんと話をできていない。
でも、どこかで、それは逃げてるだけなんじゃないかっていうもやもやをずっと抱えていて。
そして・・・
「話したくても話せなくなることもある」
ずーーーーっと考えていること、向き合ってること。
心のどこかで、こういうことがあるかもしれないよっていうのを知っていながら、
日々を過ごしてる自分、逃げてる自分を見透かされたような気がしたのが、
悔しいような歯がゆいような、複雑な自分の気持ち。

自分も含め、サロンに参加したみんなが、
もっと素直になればいいだけのことかもしれないなと。
それはとても単純なことで、でも、とっても難しいことなのかもしれないけど。
そんなふうに思いました。

そして。
子供に「お母さんの夢は?」
と聞かれたという話も。

「夢」って素敵な言葉だなぁと改めて。
希望!だもんねぇと。
とはいえ、娘にそう聞かれたら、はたしてなんと答えるかな?
昔だったら「お嫁さん」とかいえてたな、とか。
妄想を含め(笑)、想像しながら、ぐふふって笑ってみたり、
そんなことしてるのも好きだったなぁなんて思いだしながら。

もやもやしてても。
最後は素敵な涙と笑顔で幕をおろしたサロンでした。
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↓進行役はるちゃん 半年間お疲れ様!ありがとう!
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↓ランチの様子
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↓カフェのらランチ、美味しいです!
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最後まで読んでくれてありがとうございました。
そして。「あなたの夢はなんですか?」

(文責:片山 幸)

2017年02月05日

【参画感想】第8期NECワーキングマザーサロンプロジェクトに参画してみて

第8期広報チームのしみずです。こんにちは。

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(広報チームキックオフの写真です。左側が私です)

今回はNECワーキングマザーサロンプロジェクト初参画の私が
とりあえずは一区切りした今、感じていることを書きます。

2/4(土)は、
NECワーキングマザーサロンプロジェクトの
運営メンバや進行役に興味がある方向けの、
オープンハウスが開催されました。
1/22には第8回のサミットもありました。

いずれも、私自身は、現場にいってはいません。

現場にいるからこそ感じられるものが
あると思うし
羨ましい気持ちもゼロではないのですが

広報チームの一員として、
サロンの現場に行けなくとも
オンラインでのやりとり(詳細はこちら)で
このプロジェクトに関わることができ
ただただありがたかった
と感じています。


もちろん、できなかったこともたくさんあって
反省も、迷いや戸惑いも、あったのですが、

このプロジェクトに関わる人が
「安心安全の場とは、何を意味するのか?」
「安心安全の場を実現するには、どうしたらいいのか?」
を自分を主語に考え、行動するからこそ
タスクや気持ちが、分かち合いやすいと感じました。

しかも
分かち合うものは
成功体験だけでなくてもいい。

失敗も、できなかったことも
振り返りに、寄り添ってもらえるということの力を
まざまざと感じました。

私自身は「チームで支え合える職場」に勤めています。

その中で
自分が浮力のない荷物であることを、
嘆いている期間が長くありました。

一緒にいると、
相手も沈ませてしまう、
そんな自分にがっかりしていました。

嘆いていても荷物のまんまなんですけどね(^_^;)

ただただ荷物の自分が怖かったし、
せめて単独で浮けるようにならないと、
ってバタバタしてもっと沈む。
そんなことがありました。

あの当時のことを振り返るのは
今も気持ちが重くなるし、
ただずっと沈んでいくような怖さがあります。

自分を主語にするとは
まず自分が浮けなかったとしても、
それでも関係性を始めるのは自分からだ、
と気がつかせてもらえる何かから
始まるように、私は感じています。

職場でも自分なりにできることしたいんだ、
めげないししつこくやるんだ、おー
というようなエネルギーを充填するのに、
私は丸8年かかっているのですが

このプロジェクトで、
私から始まる関係性と
ただ寄り添う力のエネルギーを
体感できていたら
8年と言わず、5年程で
充填できたのでは?
と、今、感じています。

未婚既婚、就業未就業を問わず
関係性を始めるのは自分から、にある
けしてただあたたかいだけではなく
向き合うことの痛みとその先にあるものに
ご興味がある方は
是非次期プロジェクトへの参画を
検討いただけると嬉しいです。

2/18(土).3/4(土)には、
「プロジェクトメンバー」としての関わりについての説明会
「マドレオープンハウス」もあります。
関心がある方はぜひご参加ください。⇒★第2回オープンハウス