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2016年02月27日

【開催報告】2/21「マドレオープンハウス〜NECワーキングマザーサロン・プロジェクト編」

このプロジェクトに「参画してみたい」という方のためのイベント、
「マドレオープンハウス〜NECワーキングマザーサロン・プロジェクト編」を初めて開催しました!
こんなふうに、この活動に関心を持ってくださっている方が、こんなにいるんだ!と、とても嬉しいです。
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ここでは、マドレボニータの活動について、このプロジェクトについて、メンバーとして参画することについてなど、全体像をお伝えしました。
後半は、いつもとは違った切り口でのシェアリングのワーク。さらにこの体験を、みんなでふりかえりつつ、今のおもいを共有しあいました。
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今回は、7期全体サポートメンバーのななちゃんと、岐阜から(!)7期進行役のけーちゃんも来てくれました。
おふたりの言葉は、
このプロジェクトという場を通じて、自分自身に向き合いつづけること。
時に苦しく葛藤もあるその過程を経てこそ、見えるもの。
発揮される力を、自分にとどめず多くの人に与え続けて、循環を生み出していてること。
…を物語っていて、胸がじーんといたしました。
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オープンハウスは、3月13日(日)にも開催します。
「参画してみたいけれど、どんな感じかよくわからないな」という『はじめまして』の方のためのイベントですので、どうぞ遠慮せずにいらしてください☆

ご案内はこちら(イベントページ)

お申し込みはこちら(定員15名になった時点で締め切らせていただきます)

初めて参画する、という方はこちらの記事を事前にお読みください☆
<プロジェクトの全体像>

***
<ご参照ください>
第7期(昨年)のメンバー募集記事がこちらです。
https://blog.canpan.info/wms/archive/1464
追加変更もあるとおもいますが、こんな感じ、という目安にして頂ければとおもいます。

※なお、本プロジェクトの継続・第8期実施は、まだ正式には決定はしておりませんので、ご了承くださいませ。

(NECワーキングマザーサロン・プロジェクト本部:高橋葉子)

2016年02月09日

2/21マドレオープンハウス(NECワーキングマザーサロン編)開催します!

「母となってはたらく」をテーマに、考え語りあうワークショップ「NECワーキングマザーサロン」。

2009年より毎年度6月〜11月の6ヶ月間「NECワーキングマザーサロン」を全国各地で開催。毎年、100名近いボランティアスタッフによって運営してきています。この7年間で、のべ5,647名がサロンに参加し、のべ542名がスタッフとして参画しました。

このサロンの中心となるのは「自分の今の思いを語り合うこと」。講義や情報交換が中心の「復職前イベント」とは趣きが異なります。情報収集では得られない気づきが生まれ、エンパワメントの起きる場として
「こんな風に、自分の思いを話せる場がほしかった!」
といった声を毎年たくさんいただいています。

また、ご参加者もですが、運営メンバーの1年間の変容もすさまじいものがあり、サロンの開催を通して、自分自身の「働く」について、「人生」や「夫とのパートナーシップ」について、考えが深まったり、具体的な変化が起きたり、ということが本当に多いのもこのプロジェクトの特徴です。

そこで今回のマドレオープンハウスでは、「NECワーキングマザーサロン・プロジェクトに参画してみたい」という方のために、プログラムやそのコミュニティの仕組みを大開放!さらにメンバーからの体験談やワーク体験を通し、この熱いプロジェクトをひもときます。

同様の会を3月にも開催予定です。今回日程のご都合が合わないかたは、3月回へのご参加をお待ちしています。
(日程は後日お知らせします。)

〈マドレオープンハウス・NECワーキングマザーサロン編〜NECワーキングマザーサロンに参画したい人のために〜〉

日時:平成27年2月21日(日)09:45−11:45
場所:世田谷区男女共同参画センター「らぷらす」研修室2
対象:NECワーキングマザーサロン・プロジェクトへの参画に関心がある、検討中のかた
参加費:無料です
参加方法:こちらのイベントページへの「参加」だけでは完了しません。
下記のフォームからお手続きください。
http://bit.ly/1Q4lmD3

予定している内容
   ・NECワーキングマザーサロンってどんなところ?
   ・「語り合い」の場をつくるために大切にしていること
   ・ワーク体験
主催:NPO法人マドレボニータ NECワーキングマザーサロン本部(担当:高橋、八田)
posted by WMSプロジェクト at 11:21| おしらせ

2016年02月01日

【7期参画を振り返って】永野間かおり(北海道チーム進行役)

こんにちは!
北海道チーム進行役の永野間(ながのま)かおりです。

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1月末の第7回ワーキングマザーサミットを終えて、
今年度のサロンがほんとうに終わった・一区切りついたんだ…と、
正直、若干脱力・ぼんやりしています。

サロン活動を終えて今おもうのは、
サロンに参画して、進行役を経験させてもらえて、
ほんとうによかったなぁということです。


●私がサロン参画で一番大事だったこと●

実は、私は自分が進行役をやることに、
そんなにこだわりや重きをおいていませんでした。

もちろん、進行役研修も、全国の進行役のみんなとのつながりも、
かけがえのない経験と出会いでした^^!

また、進行役合宿で、あらためて「聞くこと」や場づくり、
進行について学ぶことは、貴重な機会でした。


でも、そうやって自分が進行役をすることより、もっと大事だったのは、

「この北海道チームメンバーのみんなと一緒に、
 実際に子育てしながらはたらく、この地域でサロンを開催すること」

でした。

「自分がどんな役割を担うか?」より、「誰と一緒に半年間走り続けていくか?」が、
一貫して大事なテーマだったんだと振り返っています。

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●自分主体・家族の理解も得て場づくりに関わる仲間●

サロン参画には、事前にボリュームたっぷりの
エントリーシートによる応募の必要があります。

サロン開催前には、みんなで打ち合わせしたり、
研修(北海道は遠いのでSkypeで^^)もありました。


「自分がやりたいからやる!」「だから協力してよね!」ではなく、
夫婦・家族ともおもいを伝え合って、相談・調整する。
子どもが安心して過ごせる環境準備をする、下準備も要ります。

チームメンバー同士も、メッセージや打ち合わせを重ねて
つねにコミュニケーションを取り続けます。

そんないろんな手間暇(あえて!)をかけてでも、
「サロンに参画したい!場づくりをしたい」という、
熱く自分に向き合って、地域活動に取り組もうとする仲間と
半年間の時間を共にすることが、
私にとって一番大切なことでした。


「大丈夫、チームメンバーが根っこにもつおもいは近いのだから。」
サロンの半年間、そんな安心感をいつも感じていました。


また、お互いの価値観に触れて、刺激されたり、
考えさせられたり、勇気付けられたりと、
5人でやりとりする時間が、大好きでした^^

また、サポートメンバーのともみん@埼玉の小まめな関わりも、
あたたかくて心地よかった!

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さらに、「母になってはたらく」のワードに魅きつけられ、
サロンの濃い2時間をご一緒した参加者のみなさんとの出会い・つながり。

地方でも、子育てしながらはたらく職業の幅が、決して広くはなくても、
同じ問題意識をもったからこそ出会うことができたみなさんのことばは、
どれもその人ならではのこれまでのストーリーや期待と不安を含んだ未来で
彩られていました。

何度もなんども、聞き入ってしまいました。

そんな場づくりを続けていると、少しずつサロンを必要とする人に
出会うのがスムーズになっていきます。
出会った人たちが、サロンを起点に、どんどんつながっていきます。

そうやって、「地域での活動に大きな『うねり』を生み出すこと」が、
私にとってのサロンの醍醐味で魅力でした。

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●主観を挟まずに聞くことの難しさ・奥深さ●


半年間のサロンで、参加者の方の話を「聞く」ことの難しさと奥深さを知りました。

「表に出ていることばや表情の、もっと奥底には、
 その人のどんな望みがあるんだろう?」



そんな視点をもちながらサロンを進行して、
そしてサロン後に仲間と・一人で、何度もなんども振り返る。


そして最終的にはいつも、
「私はサロンの場も、自分のこれからも、どんなものにしたいんだろう?」
その問いに立ち返らされました。

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参加者の方のことばを受け止め、問うこともある自分こそが、
「どうありたい?」「どうしたい?」と当事者意識をもたされる。

自分の良さや柔らかも、反対にずるさも、臆病なところも、
とことん突きつけられる。

それが痛くもあるけれど、でも向き合うのは、
「あれ?」「なぜ?」「私どうしたい?」と感じた時点の
少しでも早い方がいい。

そして、自分一人の狭くて浅い考えだけより、
誰かとことばを交わしながら、安心してじっくり正直なおもい向き合っていかれたら、
より自分らしい道のりや答えを描き出せる、そうおもえました。




今年度、第7期のサロン活動に関わってご一緒くださったみなさんに、
「ありがとうございました!」を伝えたいです。

そして、
「母になってはたらくのは、ここからがきっともっとおもしろい!」
「自分のこうありたい・こうしたいは、自分で選べる!」

と、産後ケアの仕事を通して出会う方たちに伝えるのはもちろん、
自分にも言い聞かせていきたいです。

(文責:永野間かおり)