こんにちは、WMS広島の進行役の鈴木深雪です。
去る10/11(土)に広島でのサロンを開催しましたので、ご報告します。
(開催報告がすっかり遅くなってしまい、本当にすみません!)
広島は私の故郷で、学生時代まで過ごした街。
そんな広島でもぜひサロンをみなさんに体感してもらいたい!
そんな思いから今回の出張サロンが実現しました。
現地メンバーの猫田さんのサポートもあり、会場のゆいぽーとには6名のご参加者にお越しいただけました。
集合の瞬間から「こういった場を求めていた」という声が多く聞かれ、熱い雰囲気の中スタートしました。
そんな中、印象に残るご参加者の言葉。
「働く母として、普段は何も問題を感じず過ごしていた。
でもここに来て、いろんな方と話をする中で
それは単に考える時間を持てず、
自分で気持ちに蓋をしてしまったからだと気付いた。」
「日常の生活は慌ただしいながらも何とかこなせているけれど、
自分の気持ちにこういう場で目を向けてみると、
ぶわーっと不安な気持ちが出てくるんです。
出てきた気持ち、なかったことにはできないですよね。」
少し立ち止まって「人」と話をすることで「自分の気持ち」に気付く。
一見、当たり前そうなことですが、日常の忙しさを言い訳に「自分の気持ち」をないがしろにしていることが本当に多いのかもしれません。(私も思い当たる節が多々あります・・)
気付いた「自分の気持ち」。
忙しさの中で、また「なかったこと」にしてしまうことは本当にもったいない!!
また、当の本人以外の誰がその気持ちに寄り添えるのか・・!
ぜひ少しずつでも、まずはご自身でその気持ちと向き合い続けていくことがとても大事なんだと思います。
でも、1人で向き合い続けるのは、根気のいること。
ご自身のパートナーや友人、またサロンで出会った仲間にその気持ちを伝えながら、自分らしい働き方・生き方が見つけられたらと思います。
自分の気持ちを伝える。
それはこっぱずかしく初めは勇気のいることだろうけれど、そんなことを話せる一歩踏み込んだ人間関係を築けることが、本当の自分らしさを見つけ、私らしくはたらく近道なのかもしれません。
みなさんの発言・姿勢から本当に多くのことを感じ、学べたサロンとなりました。
出張開催に向けて背中を押してくれた仲間・家族、そしてご参加いただいた方に改めて感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
(文責:鈴木深雪)
2014年12月21日
2014年12月20日
【開催報告】11/24涙の足利ラストサロン〜サロンがもたらす場のチカラ〜
こんにちは
自称サロンマニア、第6期進行役の光瀬奈々江です

最強寒波のおかげで東京でも冷え込みが厳しいですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
我が家は今週息子がインフルエンザになり、あらためて「はたらく母の壁」にぶち当たったところです。
さて、1ヶ月近く経ってしまいましたが、今でも忘れられないサロンとなった、栃木県足利市での涙・涙のラストサロンの様子をご報告します。
ラストサロン当日ももちろん東武りょうもう号に乗り込み足利市へ。

今回は、シングルマザー、専業主婦、育休中、妊娠中と本当に多様な方がご参加くださいました。
ラストサロンということもあり、12名のご参加と今までにない大きな輪でサロンがスタートしました。

まず始めに10秒自己紹介でサロンという「場」に全員がチェックイン☆
Good&New
というウォーミングアップのワークをおこないます。
その後はシェアリング。
「人生」「仕事」「パートナーシップ」という3つのテーマから1つ選び、紙の真ん中に「希望を象徴する絵」を2分間で描いていきます。
絵が上手い下手ではなく、手を動かしながら自分がどうありたいか、どんな希望を持っているのか、静かに自分に向き合う時間です。
それからペアになり、自分に向き合った時間の中で浮かんできたものを言葉にしていく。ペアの相手から話を要約してフィードバックしてもらうことで、自分がどうありたいかを客観視できます。

そして全体で思いを分かち合う時間、全体シェアリングとサロンの時間は進んでいきます。
【シングルマザーが抱える思いとは?】
・普段の保育園送迎はおばあちゃんにお願いしているが、本当は自分でやりたい。
・父がいない分、私が2倍頑張らなければ。子どもが大きくなったらお母さんにこれだけやってもらったんだと感じてもらいたい。
・シングルだから仕事をしないという選択肢はない。働かなくてはならない。
・自分が体調を崩せないのでフルではなく勤務時間を短くしている。その分収入は減るが今は納得して自分で選んでいる。子どもはそのうち大きくなるのだから。
・独り身で産んだので他人には迷惑をかけられないという気負いがある。
・復帰に向けて両立できるのかやっていけるのか不安ばかりが先立つ

ここである参加者から
「できるかできないかの二極化ではない。傾きながらでも進んでいくしかない。」
との言葉が。
私もハッとさせられました。
ついつい私たちは「家庭と仕事と育児をどうバランスをとるか?」ということばかりにとらわれがち。
でもそうではないんですよね。
倒れなければ、傾きながらでももがきながらでも前に進んでいくしかない。
【母が笑顔でいること。甘えたら感謝。】
あるご参加者は、ここまでの話を聞いていてご自身の経験をシェアしてくださいました。
お子さんを病気で亡くし、パートナーはうつに。そしてドクターストップがかかり離婚へ。
ご自身が大変な状況の中でたくさんの方に支えてもらったといい、これからは支える側になりたいとおもいを言葉にしてくださいました。
その方の言葉で印象的だったのが、
「母が笑顔でいることが大事」
「甘えたら感謝で返していけばいい」
子育ても仕事も自分で全部できると思っていたのは傲慢で、委ねることは悪いことではない。つまらないと思っていたことがいかに幸せなことか、ともおっしゃっていました。
この時、私は思わず進行を忘れて涙があふれてきてしまいました。
その後も他のご参加者がシングルマザーに育てられたけれどちゃんと育っている、だから大丈夫、など、それぞれのおもいをシェアしてくださり、涙、涙の全体シェアリングとなりました。
ラストの足利サロンで感じたこと。
まさにサロンの「場」のチカラです。
モヤモヤに蓋をせず言葉にしてみること。
それを聞きながら考え、また違う言葉が紡がれていく。
紡がれた言葉から一歩踏み出す勇気をもらえる。
これは一人で悶々としていたら絶対起きないサロンという「場」のチカラです。
サロンの魅力はここにあると思っています。
色々なバックグラウンドを持つ人たちが集まり、ワークを通じて深い話をし、自分のありたい姿をじっくり考え、感じ、全員で分かち合う。
たくさんの言葉が紡がれることで起きる化学反応はものすごい光を放っている!!(ノーベル物理学賞なみに
)
思いを言葉にしていくご参加者の姿は本当に美しい!!
これをみたくて今期のサロンの進行役になったんだなーということをあらためて感じました。
足利ラストサロンで、サロンの魅力を存分に味あわせてくださったみなさんに本当に感謝
です。
あ、今思い出しても泣ける。そんな豊かな時間となりました。

そしてサロン後のランチ交流会も大盛り上がり
足利の「貴盛」さんへ。赤ちゃん連れウェルカムのお店でした!!

ラストサロンでの群馬チーム写真

半年間、たまちゃん、あんなちゃん、(ぐんまちゃん、たかうじくん)という素晴らしい仲間に恵まれここまで走ってこれました。
群馬チームでは、前橋市で1回、足利市で3回、計4回のサロンを開催。
ご参加者の中にはプロジェクトメンバーに興味を示してくれる方もいらして、来年の群馬・栃木からも目が離せませんよー
今期参加できなかった方は、ぜひ来期のサロンをお楽しみに
【文責:WMS群馬チーム進行役・光瀬奈々江】

自称サロンマニア、第6期進行役の光瀬奈々江です


最強寒波のおかげで東京でも冷え込みが厳しいですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
我が家は今週息子がインフルエンザになり、あらためて「はたらく母の壁」にぶち当たったところです。
さて、1ヶ月近く経ってしまいましたが、今でも忘れられないサロンとなった、栃木県足利市での涙・涙のラストサロンの様子をご報告します。
ラストサロン当日ももちろん東武りょうもう号に乗り込み足利市へ。

今回は、シングルマザー、専業主婦、育休中、妊娠中と本当に多様な方がご参加くださいました。
ラストサロンということもあり、12名のご参加と今までにない大きな輪でサロンがスタートしました。

まず始めに10秒自己紹介でサロンという「場」に全員がチェックイン☆
Good&New

その後はシェアリング。
「人生」「仕事」「パートナーシップ」という3つのテーマから1つ選び、紙の真ん中に「希望を象徴する絵」を2分間で描いていきます。
絵が上手い下手ではなく、手を動かしながら自分がどうありたいか、どんな希望を持っているのか、静かに自分に向き合う時間です。
それからペアになり、自分に向き合った時間の中で浮かんできたものを言葉にしていく。ペアの相手から話を要約してフィードバックしてもらうことで、自分がどうありたいかを客観視できます。

そして全体で思いを分かち合う時間、全体シェアリングとサロンの時間は進んでいきます。
【シングルマザーが抱える思いとは?】
・普段の保育園送迎はおばあちゃんにお願いしているが、本当は自分でやりたい。
・父がいない分、私が2倍頑張らなければ。子どもが大きくなったらお母さんにこれだけやってもらったんだと感じてもらいたい。
・シングルだから仕事をしないという選択肢はない。働かなくてはならない。
・自分が体調を崩せないのでフルではなく勤務時間を短くしている。その分収入は減るが今は納得して自分で選んでいる。子どもはそのうち大きくなるのだから。
・独り身で産んだので他人には迷惑をかけられないという気負いがある。
・復帰に向けて両立できるのかやっていけるのか不安ばかりが先立つ

ここである参加者から
「できるかできないかの二極化ではない。傾きながらでも進んでいくしかない。」
との言葉が。
私もハッとさせられました。
ついつい私たちは「家庭と仕事と育児をどうバランスをとるか?」ということばかりにとらわれがち。
でもそうではないんですよね。
倒れなければ、傾きながらでももがきながらでも前に進んでいくしかない。
【母が笑顔でいること。甘えたら感謝。】
あるご参加者は、ここまでの話を聞いていてご自身の経験をシェアしてくださいました。
お子さんを病気で亡くし、パートナーはうつに。そしてドクターストップがかかり離婚へ。
ご自身が大変な状況の中でたくさんの方に支えてもらったといい、これからは支える側になりたいとおもいを言葉にしてくださいました。
その方の言葉で印象的だったのが、
「母が笑顔でいることが大事」
「甘えたら感謝で返していけばいい」
子育ても仕事も自分で全部できると思っていたのは傲慢で、委ねることは悪いことではない。つまらないと思っていたことがいかに幸せなことか、ともおっしゃっていました。
この時、私は思わず進行を忘れて涙があふれてきてしまいました。
その後も他のご参加者がシングルマザーに育てられたけれどちゃんと育っている、だから大丈夫、など、それぞれのおもいをシェアしてくださり、涙、涙の全体シェアリングとなりました。
ラストの足利サロンで感じたこと。
まさにサロンの「場」のチカラです。
モヤモヤに蓋をせず言葉にしてみること。
それを聞きながら考え、また違う言葉が紡がれていく。
紡がれた言葉から一歩踏み出す勇気をもらえる。
これは一人で悶々としていたら絶対起きないサロンという「場」のチカラです。
サロンの魅力はここにあると思っています。
色々なバックグラウンドを持つ人たちが集まり、ワークを通じて深い話をし、自分のありたい姿をじっくり考え、感じ、全員で分かち合う。
たくさんの言葉が紡がれることで起きる化学反応はものすごい光を放っている!!(ノーベル物理学賞なみに

思いを言葉にしていくご参加者の姿は本当に美しい!!
これをみたくて今期のサロンの進行役になったんだなーということをあらためて感じました。
足利ラストサロンで、サロンの魅力を存分に味あわせてくださったみなさんに本当に感謝

あ、今思い出しても泣ける。そんな豊かな時間となりました。

そしてサロン後のランチ交流会も大盛り上がり

足利の「貴盛」さんへ。赤ちゃん連れウェルカムのお店でした!!

ラストサロンでの群馬チーム写真


半年間、たまちゃん、あんなちゃん、(ぐんまちゃん、たかうじくん)という素晴らしい仲間に恵まれここまで走ってこれました。
群馬チームでは、前橋市で1回、足利市で3回、計4回のサロンを開催。
ご参加者の中にはプロジェクトメンバーに興味を示してくれる方もいらして、来年の群馬・栃木からも目が離せませんよー

今期参加できなかった方は、ぜひ来期のサロンをお楽しみに

【文責:WMS群馬チーム進行役・光瀬奈々江】
2014年12月11日
【開催報告】11/29王子サロン「キャリアをあきらめたくない気持ち」
こんにちは。埼玉・赤羽チームの藤井忍です。
わがチーム、今年度最終サロンは11/29(土)北区王子の北とぴあが会場でした。
9階和室からの眺めは抜群!
.jpg)
準備中、最終回を迎えての心境について
「サロンのこと、やっとわかってきた…」とつぶやく進行役のともみん(細川朋美さん)。
感慨深げな背中に彼女の充実した半年間が滲んでいました。
さて、晴れて満席となったサロン、10名+同伴の赤ちゃん3名が参加されました。
運営チーム4名も合わせると、こんな大きな輪に。
.jpg)
全体シェアリングで展開された対話、心に残ったフレーズをまとめました。
●キャリアをあきらめたくない●
サロンでは「母となってはたらく」というメインテーマを考え、語り合うのに
人生・仕事・パートナーシップという3つの切り口を用意しています。
今回、特に“キャリア”についての熱い思いが多く語られ、印象に残りました。
復帰後も、キャリアを積み重ねていきたい。
復帰後も、評価されるように仕事を続けていきたい。
でも、同時に様々な葛藤が湧き上がります。
●時短勤務への葛藤●
時短勤務を選択することで、業務が「補助的な仕事」になってしまう。
時短勤務を選択することで、管理職の資格を失ってしまう。
育休取得第1号の自分が、復帰後時短勤務を選択しなかったことで
復帰後もフルタイムが標準、という雰囲気ができてしまったかもしれない。
●夫との関係性●
わたしの「どうしたい」を優先しすぎて
夫がどうしたいのか、どうなりたいのかがわからなくなっているかも。
本当は、フェアなラブラブな関係でいたかったはずなのに…
夫に料理を任せたら、1センチ幅のキャベツの千切りが出てきた。
指摘したら「せっかく喜んでもらおうと思ったのに!」とケンカになってしまった
●満たしたいもの●
家のこと、ちゃんとしたいのは家族のため、と思っていたけれど
実は自分の「がんばりたい」思いを満たすためだった。
自分の「がんばりたい」で家族を振り回してきたと思う。
夫が介入してくると、それを邪魔に感じていた。
100%自分でやってしまっていた。完璧主義だったと思う。
●不安な気持ち●
育休中は考えるばかりで答えも出ず、とにかく不安だった。
復帰してからの方がかえって気持ちは楽だった。
なんとかなるもの!
はるか未来のことまで考えすぎなくていい。
目先のことからひとつひとつ、一歩一歩進めばいい。
そう気づくだけでも楽になれる。
●はたらきかたの現在と未来●
神経を張りつめた状態でがんばり続けていればいつかぷつんと切れる。
流れにまかせてみる。こだわりすぎない、がんばりすぎないのも大切。
子どもは成長する。5〜10年後、働き方はきっと変化してる。
夫婦の収入のバランスも、そのときそのときで柔軟に変化したっていい。
今は子育てにウェイトをかける時期でいい。
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母たちの対話に刺激されてか、
赤ちゃんどうしも活発にコミュニケーションしておりました^^
.jpg)
最後に笑顔の記念写真…につづき
.jpg)
みなさまに立ち会っていただき進行役のともみんに、チームメンバーから花束贈呈☆
「母となってはたらく」について様々な思いに寄り添い続けた6ヶ月。
おつかれさまでした!
●個人的な感想●
年齢でしょうか。情けない話ですが、子どもなしではたらいていても、
週5日フルタイムをしんどいと感じることがあります。
ラッシュを避けて通勤できる時短制度、わたしでも利用できたらいいのにとさえ思う…
つねにフルコミットを求められる。
失速することが許されない。
はたらき方のストライクゾーンの狭さ。
心身ともに健康でのりきるために
スケジュールにはある程度の余裕が必要だと重々承知のうえで、
それでもフルコミットせざるを得ない環境って、なんなんだろう?
誰得!?
はたらき方のストライクゾーンをもっと広げたい!
もっともっと、広げたい!!
(文責:藤井 忍)
===========================
★埼玉・赤羽チーム サロン全日程★
===========================
(終了)6月21日(土)川口市戸塚公民館 →開催報告
(終了)7月26日(土)川口市芝南公民館 →開催報告
(終了)8月23日(土) さいたま市ヘルシーカフェ「のら」 →開催報告
(終了)9月20日(土) 川口市中央ふれあい館 →開催報告
(終了)10月14日(火) 赤羽LaLaガーデン内 「ララちゃんのおうち」→開催報告
(終了)10月25日(土) WithYouさいたま →開催報告
(終了)<出張開催>11月2日(日) 宇都宮東生涯学習センター→開催報告
(終了)11月11日(火)川口市西公民館→開催報告
(終了)11月29日(土)北とぴあ→開催報告(当記事)
(その他の活動ブログはこちら↓↓↓)
・第6期埼玉・赤羽チーム メンバー紹介
・8/2(土)中間ミーティング
チームメンバーブログリレー
第1回:プロジェクトメンバー 鈴木美穂
第2回:プロジェクトメンバー 川又浩子
第3回:プロジェクトメンバー 水谷奈津美
第4回:プロジェクトメンバー 藤井 忍
第5回:プロジェクトメンバー 新行内清美
第6回:プロジェクトメンバー 種井美緒
第7回:プロジェクトメンバー 水口陽子
第8回:プロジェクトメンバー 岡 優子
第9回:プロジェクトメンバー 林 理恵
わがチーム、今年度最終サロンは11/29(土)北区王子の北とぴあが会場でした。
9階和室からの眺めは抜群!
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準備中、最終回を迎えての心境について
「サロンのこと、やっとわかってきた…」とつぶやく進行役のともみん(細川朋美さん)。
感慨深げな背中に彼女の充実した半年間が滲んでいました。
さて、晴れて満席となったサロン、10名+同伴の赤ちゃん3名が参加されました。
運営チーム4名も合わせると、こんな大きな輪に。
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全体シェアリングで展開された対話、心に残ったフレーズをまとめました。
●キャリアをあきらめたくない●
サロンでは「母となってはたらく」というメインテーマを考え、語り合うのに
人生・仕事・パートナーシップという3つの切り口を用意しています。
今回、特に“キャリア”についての熱い思いが多く語られ、印象に残りました。
復帰後も、キャリアを積み重ねていきたい。
復帰後も、評価されるように仕事を続けていきたい。
でも、同時に様々な葛藤が湧き上がります。
●時短勤務への葛藤●
時短勤務を選択することで、業務が「補助的な仕事」になってしまう。
時短勤務を選択することで、管理職の資格を失ってしまう。
育休取得第1号の自分が、復帰後時短勤務を選択しなかったことで
復帰後もフルタイムが標準、という雰囲気ができてしまったかもしれない。
●夫との関係性●
わたしの「どうしたい」を優先しすぎて
夫がどうしたいのか、どうなりたいのかがわからなくなっているかも。
本当は、フェアなラブラブな関係でいたかったはずなのに…
夫に料理を任せたら、1センチ幅のキャベツの千切りが出てきた。
指摘したら「せっかく喜んでもらおうと思ったのに!」とケンカになってしまった
●満たしたいもの●
家のこと、ちゃんとしたいのは家族のため、と思っていたけれど
実は自分の「がんばりたい」思いを満たすためだった。
自分の「がんばりたい」で家族を振り回してきたと思う。
夫が介入してくると、それを邪魔に感じていた。
100%自分でやってしまっていた。完璧主義だったと思う。
●不安な気持ち●
育休中は考えるばかりで答えも出ず、とにかく不安だった。
復帰してからの方がかえって気持ちは楽だった。
なんとかなるもの!
はるか未来のことまで考えすぎなくていい。
目先のことからひとつひとつ、一歩一歩進めばいい。
そう気づくだけでも楽になれる。
●はたらきかたの現在と未来●
神経を張りつめた状態でがんばり続けていればいつかぷつんと切れる。
流れにまかせてみる。こだわりすぎない、がんばりすぎないのも大切。
子どもは成長する。5〜10年後、働き方はきっと変化してる。
夫婦の収入のバランスも、そのときそのときで柔軟に変化したっていい。
今は子育てにウェイトをかける時期でいい。
.jpg)
母たちの対話に刺激されてか、
赤ちゃんどうしも活発にコミュニケーションしておりました^^
.jpg)
最後に笑顔の記念写真…につづき
.jpg)
みなさまに立ち会っていただき進行役のともみんに、チームメンバーから花束贈呈☆
「母となってはたらく」について様々な思いに寄り添い続けた6ヶ月。
おつかれさまでした!
●個人的な感想●
年齢でしょうか。情けない話ですが、子どもなしではたらいていても、
週5日フルタイムをしんどいと感じることがあります。
ラッシュを避けて通勤できる時短制度、わたしでも利用できたらいいのにとさえ思う…
つねにフルコミットを求められる。
失速することが許されない。
はたらき方のストライクゾーンの狭さ。
心身ともに健康でのりきるために
スケジュールにはある程度の余裕が必要だと重々承知のうえで、
それでもフルコミットせざるを得ない環境って、なんなんだろう?
誰得!?
はたらき方のストライクゾーンをもっと広げたい!
もっともっと、広げたい!!
(文責:藤井 忍)
===========================
★埼玉・赤羽チーム サロン全日程★
===========================
(終了)6月21日(土)川口市戸塚公民館 →開催報告
(終了)7月26日(土)川口市芝南公民館 →開催報告
(終了)8月23日(土) さいたま市ヘルシーカフェ「のら」 →開催報告
(終了)9月20日(土) 川口市中央ふれあい館 →開催報告
(終了)10月14日(火) 赤羽LaLaガーデン内 「ララちゃんのおうち」→開催報告
(終了)10月25日(土) WithYouさいたま →開催報告
(終了)<出張開催>11月2日(日) 宇都宮東生涯学習センター→開催報告
(終了)11月11日(火)川口市西公民館→開催報告
(終了)11月29日(土)北とぴあ→開催報告(当記事)
(その他の活動ブログはこちら↓↓↓)
・第6期埼玉・赤羽チーム メンバー紹介
・8/2(土)中間ミーティング
チームメンバーブログリレー









2014年12月08日
【開催報告:11/30(日)浜松市にてサロンを開催しました!】
みなさま、こんにちは。静岡チーム進行役の大隅侑子です。
今週に入り浜松は一段と寒さが身に染みるようになりました。
この時期になると鍋料理がより美味しく感じますよね〜
さて!11/30(日)に静岡県浜松市のこども館でサロンを開催しました。
今年ラストサロンはお天気日和な1日となりました♬
今回は参加者6名(専業主婦の方3名・産休中の方1名・就業中の方2名)
とプロジェクトメンバー3名の計11名でのサロンでした。
サロン終了後も参加者の方が熱くお話している姿が印象的でした♫

最初の自己紹介で「今日は○○を話に来ました。」
という参加者の方の声を聞きながらスタート。
少し緊張がほぐれたところで
Good & New では参加者の方に24時間を振り返ってみてよかったことを
白い紙に絵と文字で書いてもらいました。
紙に書いてみるとみると
「あ〜こんなことで頭の中がいっぱいだったんだな〜。」
という発見があったり気づきがあったり。
書き出したことから良かったことを1つピックアップして行う
2人組自己紹介では最初の自己紹介よりも相手のことを知ることができ
30秒の自己紹介では少し物足りない様子でした♬

時間を区切って行うことで集中力を発揮したり、
テーマを持つことで勝手にその情報が飛び込んでくる。
普段考えていなかったことを意識することで
当たり前の毎日に少し変化が生まれるのも面白いですよね。
今回の全体シェアリングでは
自分にとって「はたらく」って
どういうことなんだろうという
話に向いて行きました。
沢山出たお話の中から2つご紹介します。
−−−−−−−−−−
・Aさんは産休中にパートナーの仕事の都合で海外へ。
今年日本に戻ってきたことで以前就いてた仕事に就きたい気持ちもあるが、
日本と海外で子育てをしたことで他の目標が見つかりました。
けれどその目標の為に何をしたらいいのか・・。
今自分がやりたい仕事は理想で趣味の仕事。
子どものことと言いつつ本当は自分が不安なんです。
そんな中、他の参加者から出てきた言葉は
仕事1つに絞ると範囲が狭まるけど、その仕事の中で
「自分が本当にしたい事」が何か
子どもと関わることが好きならそこに焦点を当てることもいいのかも!
まずやってみるためには何が必要なのか考えて飛び込んでみるのもアリなのかも。
その言葉にAさんは
本当は飛び込んでみたかった。
飛び込むためには・・認められたい願望があった。
と不安に思っていた中の理由に認めてもらいたいという思いがあったんですね。
ーーーーーーーーーー
・来年4月に会社に復帰します。でも不安があるんですとBさん。
今社会でも、自分の会社でも「働く母を支えていこう」というのがあるおかげで、
会社も応援してくれてはいるものの、産休明けの社員の中には
社内での報告や相談不足で働く母がよく思われない状況になってしまった。
自分はうまく対応できると思うけれど、マイナスイメージ
がある中で会社に復帰することに不安がある。
このお話の中で出てきたのは
小さな子どもがいる人は急に休むことが多くなるのは
仕方がないけれど、休みの取り方や休んだ後のフォローに
気を付けることで周りからの目は変わってくるのでは。
確かに「休む」ということに注目すると、子どもの有無とは関係なく
誰だって自分の病気で急に休むこともありますよね。
他にも、
その時の本人の姿勢によって、休んだことへの印象は変わってくるはず。
子どもがいることに目がいきがちですが、周囲の人と協力しながら仕事を進めること
フォローをしてもらったことには素直に感謝の気持ちを述べることを
真摯に取り組めばマイナスイメージも減ると思います。という言葉も。
Bさんからは自分は周囲の人と協力をして
素直に自分の気持ちを伝えていきたい
と少し不安がなくなり晴れやかな表情になっていました。
最後には参加者の方から
・みんな同じ悩みがあるんだなと思った
・出産して半年で仕事に復帰したので同じ年代の子どもをもつお母さんと
お話しすることがなくここで自分のおもいを話せてよかった。
・現在専業主婦でこれから仕事をしたいと漠然と考えていたが
自分の中で答えがまとまってきました。
・内に秘めた朧げな夢を語り、口に出す大切さを実感しました。

この活動を通して、母となった女性から沢山の「おもい」
を聞くことができ一緒に過ごした時間は、
これから母となって働いていきたい私にとって沢山のエールを頂いた気持ちです。
このサロンで紡いできた大切なおもいを、また沢山の方に繋げていきたいと思います。
半年間ありがとうございました。
2014年12月07日
【開催報告】11/30サロンは始発駅!出発進行!
こんにちは!
自称サロンマニアで杉並南・世田谷チームの進行役、光瀬奈々江です

11/30(日)に下北沢らぷらすでラストサロンが開催されました。
これまで半年間、トッキュウなな号として(?)PJメンバーとともに突っ走って来たサロンもいよいよ終着駅
を迎えました
ラストサロンには、ご参加者12名、PJメンバー5名、赤ちゃん4名と本当にたくさんのご参加をいただき、それだけで胸がいっぱいに。
もう私としては、これまでを振り返り、始まる前から泣きそうになりましたが、ぐっとこらえて進行に集中しました。

まずは、「母となってはたらく」という大きなテーマの前に、Good&Newというウォーミングアップのワークからサロンは始まります。
そして、お隣の方とペアになってシェアリング。2分間自分に向き合い、3分間と時間を区切って他者に向き合い言葉を紡ぐ時間です。
最後は全体で気づきや思いを分かち合う全体シェアリングの時間。
◯先月末で仕事を辞めた。保育園もやめ幼稚園へ。子どもよりも自分が環境の変化に慣れていない。幼稚園続けながら仕事は難しい?辞めたことへのモヤモヤ。働く選択肢が制限されている。未経験の新しい仕事にチャレンジしたいが、時短や小さい子どもがいることを認めてもらえるのか不安。
◯別のサロンに参加して今と変化があった。「子どもとの時間を絶対確保したい。」気持ちが固まった。「会社への自分のアピール」を前向きに考えられるようになった。
◯時短で働いている。夫より妻の方が子どもと接する時間が多い。3人子育てしている中で家事分担のハードルが下がって来た。ハードルを下げると自分もパートナーも楽。パートナーは最初仕事だけしておけば良いというタイプだったが変化してきた。モヤモヤした時には瞬発力で即時に返す!!を数年続けてきた結果変化してきた。
◯子どもと一緒にいる時間は時間をとられているだけでなく、その時間の中にある「子どもを成長させる責任」「楽しませる責任」があると感じる。パートナーと時間として対等に関わるのではなく、気持ちの面で対等に関わりたい。

ラストサロンも、仕事の話からパートナーシップの話まで、様々な話題に展開していきました。
やはり、「人生」「仕事」「パートナーシップ」の3つはすべてつながっているテーマであると再確認。
サロンのすごいところは、この深いテーマについて自分の思いを言葉にできる場所であること。
そしてその言葉を他者がきいて拾い、自分の言葉に置き換えたりしていく中で、新たな気づきやモヤモヤが生まれる化学反応が起きること
私はこれをみたくて進行役になったといっても過言ではありません
全体シェアリングの最後には、参加者一人ひとり自分に向けた一言を話してもらいます。
そして最後の最後に大好きな鉄道にちなんで「サロンは始発駅!出発進行!」で締めくくっています。
そう、サロンはここで終わりではなく実は始まり。
サロンを始発駅として、それぞれに「自分はどうしたいのか? どうありたいのか?」を考える旅を、鈍行、急行、特急など乗車する「人生列車」によってスピードは違いますが、自分の希望の終着駅に向けて走り出してほしい。毎回そんな思いを込めていました。

半年間で13回のサロンを開催し、各地に足を運び、たくさんの方のお話をきき、語りあい、つながりあってきました。
進行役の経験を通じて一生の財産を得た私。
すべての人に感謝して、私も次の「人生列車」に乗り込み出発します!!
本当にありがとうございました

自称サロンマニアで杉並南・世田谷チームの進行役、光瀬奈々江です


11/30(日)に下北沢らぷらすでラストサロンが開催されました。
これまで半年間、トッキュウなな号として(?)PJメンバーとともに突っ走って来たサロンもいよいよ終着駅


ラストサロンには、ご参加者12名、PJメンバー5名、赤ちゃん4名と本当にたくさんのご参加をいただき、それだけで胸がいっぱいに。
もう私としては、これまでを振り返り、始まる前から泣きそうになりましたが、ぐっとこらえて進行に集中しました。

まずは、「母となってはたらく」という大きなテーマの前に、Good&Newというウォーミングアップのワークからサロンは始まります。
そして、お隣の方とペアになってシェアリング。2分間自分に向き合い、3分間と時間を区切って他者に向き合い言葉を紡ぐ時間です。
最後は全体で気づきや思いを分かち合う全体シェアリングの時間。
◯先月末で仕事を辞めた。保育園もやめ幼稚園へ。子どもよりも自分が環境の変化に慣れていない。幼稚園続けながら仕事は難しい?辞めたことへのモヤモヤ。働く選択肢が制限されている。未経験の新しい仕事にチャレンジしたいが、時短や小さい子どもがいることを認めてもらえるのか不安。
◯別のサロンに参加して今と変化があった。「子どもとの時間を絶対確保したい。」気持ちが固まった。「会社への自分のアピール」を前向きに考えられるようになった。
◯時短で働いている。夫より妻の方が子どもと接する時間が多い。3人子育てしている中で家事分担のハードルが下がって来た。ハードルを下げると自分もパートナーも楽。パートナーは最初仕事だけしておけば良いというタイプだったが変化してきた。モヤモヤした時には瞬発力で即時に返す!!を数年続けてきた結果変化してきた。
◯子どもと一緒にいる時間は時間をとられているだけでなく、その時間の中にある「子どもを成長させる責任」「楽しませる責任」があると感じる。パートナーと時間として対等に関わるのではなく、気持ちの面で対等に関わりたい。

ラストサロンも、仕事の話からパートナーシップの話まで、様々な話題に展開していきました。
やはり、「人生」「仕事」「パートナーシップ」の3つはすべてつながっているテーマであると再確認。
サロンのすごいところは、この深いテーマについて自分の思いを言葉にできる場所であること。
そしてその言葉を他者がきいて拾い、自分の言葉に置き換えたりしていく中で、新たな気づきやモヤモヤが生まれる化学反応が起きること

私はこれをみたくて進行役になったといっても過言ではありません

全体シェアリングの最後には、参加者一人ひとり自分に向けた一言を話してもらいます。
そして最後の最後に大好きな鉄道にちなんで「サロンは始発駅!出発進行!」で締めくくっています。
そう、サロンはここで終わりではなく実は始まり。
サロンを始発駅として、それぞれに「自分はどうしたいのか? どうありたいのか?」を考える旅を、鈍行、急行、特急など乗車する「人生列車」によってスピードは違いますが、自分の希望の終着駅に向けて走り出してほしい。毎回そんな思いを込めていました。

半年間で13回のサロンを開催し、各地に足を運び、たくさんの方のお話をきき、語りあい、つながりあってきました。
進行役の経験を通じて一生の財産を得た私。
すべての人に感謝して、私も次の「人生列車」に乗り込み出発します!!

本当にありがとうございました



2014年12月05日
【開催報告:11/29(土)桜木町にて横浜ラストサロンを開催しました!】 ちゃんと・うまくってなんだ?
こんにちは。千代田/横浜 進行役のさがみです。
11/29(土)に横浜・桜木町で、千代田/横浜チーム最後を飾るラストサロンを開催しました。

(※これでも進行役です)
今回は9名の女性+1名の赤ちゃんにご参加頂けました。
当日はあいにくの雨にもかかわらず、こうやってたくさんの方にサロンに足を運んで頂けているということに、スタートから感謝の想いがぐっと湧きました。
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サロンの流れはいつも通りなので、割愛しますwが、全体シェアリングで顕れた、みなさんの言葉たちをいくつか共有したいと思います。
■「もっとはたらきたい」!→「ちゃんとうまくやりたい」?
復職を経験された方々から。
「産前は、終電がある限り働く、という働き方をしていた。
産後は残業ゼロで働かなければならないけれど、時間は半分でもプラスアルファを求めていくという、『短い時間しか働けないからルーチンしかできない』ではなく、これからまたスピードアップできるときを待ちつつ、できることはないかを求めながら仕事と付き合っていきたい」
「早く復職したくて、時短という選択肢はなかった。あきらめなわけではなく、助走期間だとおもってやれば大丈夫だと思った。セーブする覚悟はあるが、やはりもどかしい気持ちもある」
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…という発言に対して、育児休暇中で来年復帰予定であるという方から
「今は復職後の生活が全て妄想の世界で焦りがある。今までMAX100でやっていたのを、60にするって、できるのかな?どうやったらちゃんとうまくできるのか知りたい」
という質問がありました。
復職を経験された方から、体験談や気づきをいくつかシェアしてもらい、「なるほど…」とコメントされていましたが、やはり不安は消えないようで。
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そこで私からはこうコメントしました。
「他の方のお話も参考になると思うけど、マニュアルじゃないから『こうすればOK!』という答えなんてないと思うんですね。
そもそも、『ちゃんと』『うまく』やるってどういうことなのか。自分にとって、パートナーにとって、家族にとって、どうありたいのか。
そこを掘り下げないと、V●RYを見ては『こうなれない』、A●RAを見ては『こんなのムリ』・・・・ってなってしまうんじゃないかな」
やっぱり「そうか…なるほど…」で不安そうでしたけどw
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■「みんなで育てる」「みんなで育つ」
現在妊娠中のご参加者からはこんなお話を頂きました。
「自分の子どもは、みんなで育ててもらおうと思っている。
会社の上司や同僚にも色んなことを相談したいと思う。
(今まで自社では)復職して短時間ではたらくことで、評価が低くなることに不甲斐なさを感じて退職してしまう人もいた。
でも周りは(その人たちが)どういったことに困っていたのか、どういった悩みがあったのか、全然知らなかった。
みなさんのお話を聞いて、『やっぱり、(自分の想いの発信は)人任せではなく、自分でやらなくてはダメなんだ!』と強く思った。
わたしも1人の母であり、女性であり、人間であることを大事にして、働きながら、母として生きていきたい。そのために、みんなの力をうんと借りようと思う」
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…いや、マジで。そのとおりだと思います。
そして、私はこの方のお話をきいて、
「だから、自分を主語にして、自分の想いがいつでも話せるようにしておくことって大事なんだよなー」と思いました。
産後直後のわたしたちは、赤ちゃんとの毎日に一生懸命(無我夢中)で、自分の想いやニーズを置き去りにしがちです(でした)。
そんな中でも、自分の想いやニーズを、パートナーや家族、周囲の人々とわかちあうことができれば、「やり方なんていくらでもある!」ということに気づけると思うのです。
自分1人で、「ちゃんとうまく」やろうとしないこと。
その「ちゃんとうまく」って、誰が望んでいることなのか。そこを明確に、みんなと分かち合うこと。
それがみんながありたい姿へ進む、第一歩なんじゃないかな、と思ってます。
…今回もみなさんの想いがぐいぐい展開されて、他にもたくさんご紹介したい言葉たちがたくさんあるのですが、長くなるのでこの辺にしときます♪

第6期も、たくさんの女性たちと一緒に「母となってはたらく」について語ることができ、本当に嬉しかったです。
またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。
【文責:相模 志乃】
11/29(土)に横浜・桜木町で、千代田/横浜チーム最後を飾るラストサロンを開催しました。

(※これでも進行役です)
今回は9名の女性+1名の赤ちゃんにご参加頂けました。
当日はあいにくの雨にもかかわらず、こうやってたくさんの方にサロンに足を運んで頂けているということに、スタートから感謝の想いがぐっと湧きました。
.jpg)
サロンの流れはいつも通りなので、割愛しますwが、全体シェアリングで顕れた、みなさんの言葉たちをいくつか共有したいと思います。
■「もっとはたらきたい」!→「ちゃんとうまくやりたい」?
復職を経験された方々から。
「産前は、終電がある限り働く、という働き方をしていた。
産後は残業ゼロで働かなければならないけれど、時間は半分でもプラスアルファを求めていくという、『短い時間しか働けないからルーチンしかできない』ではなく、これからまたスピードアップできるときを待ちつつ、できることはないかを求めながら仕事と付き合っていきたい」
「早く復職したくて、時短という選択肢はなかった。あきらめなわけではなく、助走期間だとおもってやれば大丈夫だと思った。セーブする覚悟はあるが、やはりもどかしい気持ちもある」
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…という発言に対して、育児休暇中で来年復帰予定であるという方から
「今は復職後の生活が全て妄想の世界で焦りがある。今までMAX100でやっていたのを、60にするって、できるのかな?どうやったらちゃんとうまくできるのか知りたい」
という質問がありました。
復職を経験された方から、体験談や気づきをいくつかシェアしてもらい、「なるほど…」とコメントされていましたが、やはり不安は消えないようで。
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そこで私からはこうコメントしました。
「他の方のお話も参考になると思うけど、マニュアルじゃないから『こうすればOK!』という答えなんてないと思うんですね。
そもそも、『ちゃんと』『うまく』やるってどういうことなのか。自分にとって、パートナーにとって、家族にとって、どうありたいのか。
そこを掘り下げないと、V●RYを見ては『こうなれない』、A●RAを見ては『こんなのムリ』・・・・ってなってしまうんじゃないかな」
やっぱり「そうか…なるほど…」で不安そうでしたけどw
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■「みんなで育てる」「みんなで育つ」
現在妊娠中のご参加者からはこんなお話を頂きました。
「自分の子どもは、みんなで育ててもらおうと思っている。
会社の上司や同僚にも色んなことを相談したいと思う。
(今まで自社では)復職して短時間ではたらくことで、評価が低くなることに不甲斐なさを感じて退職してしまう人もいた。
でも周りは(その人たちが)どういったことに困っていたのか、どういった悩みがあったのか、全然知らなかった。
みなさんのお話を聞いて、『やっぱり、(自分の想いの発信は)人任せではなく、自分でやらなくてはダメなんだ!』と強く思った。
わたしも1人の母であり、女性であり、人間であることを大事にして、働きながら、母として生きていきたい。そのために、みんなの力をうんと借りようと思う」
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…いや、マジで。そのとおりだと思います。
そして、私はこの方のお話をきいて、
「だから、自分を主語にして、自分の想いがいつでも話せるようにしておくことって大事なんだよなー」と思いました。
産後直後のわたしたちは、赤ちゃんとの毎日に一生懸命(無我夢中)で、自分の想いやニーズを置き去りにしがちです(でした)。
そんな中でも、自分の想いやニーズを、パートナーや家族、周囲の人々とわかちあうことができれば、「やり方なんていくらでもある!」ということに気づけると思うのです。
自分1人で、「ちゃんとうまく」やろうとしないこと。
その「ちゃんとうまく」って、誰が望んでいることなのか。そこを明確に、みんなと分かち合うこと。
それがみんながありたい姿へ進む、第一歩なんじゃないかな、と思ってます。
…今回もみなさんの想いがぐいぐい展開されて、他にもたくさんご紹介したい言葉たちがたくさんあるのですが、長くなるのでこの辺にしときます♪

第6期も、たくさんの女性たちと一緒に「母となってはたらく」について語ることができ、本当に嬉しかったです。
またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。
【文責:相模 志乃】
2014年12月03日
【開催報告】11/15 日野多摩平サロン開催しました
こんにちは。日野・立川チームの今 永遠(こん とわ)です。
11/15(土)秋晴れの心地いい陽気の中、日野市にある多摩平の森ふれあい館にて
サロンを開催しました。
ここ多摩平は日野市の中でも再開発地区に指定されており、緑豊かな景観と街並みが
美しい地域で、この時期は秋の深まりとともに色鮮やかな紅葉が楽しめます。
11月には駅前にイオンモールがオープンし、ちょっと熱いエリアでもあります。
今回は、ご参加者5名、赤ちゃん1名、メンバー含め10名で、和やかな雰囲気の中
開催されました。

進行役の鈴木深雪(みゆきちゃん)の自己紹介では、みゆきちゃんが進行役になった
思いが熱く語られました。子供が産まれ、自分の人生が息子の人生にすり替わった・・・。
みゆきちゃんのこのフレーズを聞き、私もすごくその感覚わかる。と聞きながら
こみあげてきてしまいました。
決してそれが嫌な訳ではないけど、なんだろう。私の人生どこいっちゃったのかな。
母になるってそういうもんなのかな。と産後しばらくしてから漠然と感じた戸惑いを
思い出しました。
10秒自己紹介、G&Nのワークと進み、「母となってはらたく」について語り合います。
========================================
今回のサロンでは、これまでこのチームのサロンではあまり話題としてあがらなかった、
2人目について、様々な思いが語られました。
・残業もあるし子育てしながらの仕事は大変だけど、でもいますごく仕事が楽しい。
2人目のタイミングどうしよう。そもそもなぜ2人目がほしいのかな。
・仕事のタイミング、2人目でまた休まなきゃいけない・・・・。
2人いたほうがいいと思い込んでいたけど、パートナーと向き合って話してみたら、
そうでもなかった。
・1人っ子ってかわいそう??
・2人目のタイミングを、保育園の加点やまわりからの影響とか、
打算とかで考えちゃっているかも。
・周りを気にしすぎて、深く考えすぎるのもよくないのかな。
妊娠、出産により、仕事を中断することへのおそれ、戸惑い。年齢のリミットや
仕事との兼ね合い。まわりからのプレッシャー。パートナーとの思いの共有・・・。
母となって働く上で、2人目については不安や悩みがつきないテーマなのだなーと思いました。
授かりものだから、あまり考えすぎず、とは思うけど、なかなかそうもいかないもの
だと私自身も感じています。
この語り合いの中で強く感じたのは、
なかなか話せないナーバスなことも、
一歩踏み込んで安心して語れる場の必要性です。
自分がどうありたいか、自分ひとりで向き合うってけっこうしんどいし、
そもそもどう向き合っていいかわからない。
そうしているうちに、自分の思いにいつの間にか蓋をしちゃう。
そんなとき、はずかしがらずに一歩踏み込んで語り合えるパートナーや仲間がいる、
語り合えるサロンのような環境は本当に大切なんだなーと実感しました。
語り合い、言葉を紡ぐことで見えてくる、ありたい姿や新たな気づき、次に向かう勇気。
自分の奥底にある思いにアプローチし言葉にすることで得られるものが
沢山あるんだなーと強く感じました。

最後にみなさんでにっこり記念撮影。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました♪
今回のこのサロンが私にとってはラストサロンとなりました。
昨年はいち参加者としてサロンに参加し、今年はじめてチームメンバーとして
このサロン活動に参画し、あっという間に半年が経ちました。
私はどちらかというと一人で考えて、一人で悩み、迷い、決断し、
そんな風に過ごしてきたけれど、それがすごくプレッシャーだったことに
気が付きました。サロンを通して、共に語り合える環境があることが本当に心強く感じました。
また夫とも人生を共に歩むパートナーとして、もっと沢山話して、
思いを共有していきたいと思いました。
言葉にしなくてもわかりあえる、それが一番理想だけど・・・。
きっと本当にわかりあえるには、言葉にして、思いを重ね合わせていくことを
日々丁寧にしていくことが大切なんですね。
この活動を通してつながった縁は、私にとって大きな財産になりました。
これからも大切に大切につなげていきたいと思います♪半年間ありがとうございました。
---------------------------------
【これまでの活動】
第1回:6/22(日) 日野市 新町交流センター【開催報告】
第2回:7/13(日) 日野市 多摩平の森ふれあい館【開催報告】
第3回:8/3(日) 調布市 金子レディースクリニック【開催報告】
第4回:9/6(土) 日野市 三沢地区センター【開催報告】
第5回:9/20(土) 立川市 子ども未来センター【開催報告】
第6回:10/18(土) 日野市 至誠いしだ保育園【開催報告】
(文責:日野・立川チーム 今 永遠)
11/15(土)秋晴れの心地いい陽気の中、日野市にある多摩平の森ふれあい館にて
サロンを開催しました。
ここ多摩平は日野市の中でも再開発地区に指定されており、緑豊かな景観と街並みが
美しい地域で、この時期は秋の深まりとともに色鮮やかな紅葉が楽しめます。
11月には駅前にイオンモールがオープンし、ちょっと熱いエリアでもあります。
今回は、ご参加者5名、赤ちゃん1名、メンバー含め10名で、和やかな雰囲気の中
開催されました。

進行役の鈴木深雪(みゆきちゃん)の自己紹介では、みゆきちゃんが進行役になった
思いが熱く語られました。子供が産まれ、自分の人生が息子の人生にすり替わった・・・。
みゆきちゃんのこのフレーズを聞き、私もすごくその感覚わかる。と聞きながら
こみあげてきてしまいました。
決してそれが嫌な訳ではないけど、なんだろう。私の人生どこいっちゃったのかな。
母になるってそういうもんなのかな。と産後しばらくしてから漠然と感じた戸惑いを
思い出しました。
10秒自己紹介、G&Nのワークと進み、「母となってはらたく」について語り合います。
========================================
今回のサロンでは、これまでこのチームのサロンではあまり話題としてあがらなかった、
2人目について、様々な思いが語られました。
・残業もあるし子育てしながらの仕事は大変だけど、でもいますごく仕事が楽しい。
2人目のタイミングどうしよう。そもそもなぜ2人目がほしいのかな。
・仕事のタイミング、2人目でまた休まなきゃいけない・・・・。
2人いたほうがいいと思い込んでいたけど、パートナーと向き合って話してみたら、
そうでもなかった。
・1人っ子ってかわいそう??
・2人目のタイミングを、保育園の加点やまわりからの影響とか、
打算とかで考えちゃっているかも。
・周りを気にしすぎて、深く考えすぎるのもよくないのかな。
妊娠、出産により、仕事を中断することへのおそれ、戸惑い。年齢のリミットや
仕事との兼ね合い。まわりからのプレッシャー。パートナーとの思いの共有・・・。
母となって働く上で、2人目については不安や悩みがつきないテーマなのだなーと思いました。
授かりものだから、あまり考えすぎず、とは思うけど、なかなかそうもいかないもの
だと私自身も感じています。
この語り合いの中で強く感じたのは、
なかなか話せないナーバスなことも、
一歩踏み込んで安心して語れる場の必要性です。
自分がどうありたいか、自分ひとりで向き合うってけっこうしんどいし、
そもそもどう向き合っていいかわからない。
そうしているうちに、自分の思いにいつの間にか蓋をしちゃう。
そんなとき、はずかしがらずに一歩踏み込んで語り合えるパートナーや仲間がいる、
語り合えるサロンのような環境は本当に大切なんだなーと実感しました。
語り合い、言葉を紡ぐことで見えてくる、ありたい姿や新たな気づき、次に向かう勇気。
自分の奥底にある思いにアプローチし言葉にすることで得られるものが
沢山あるんだなーと強く感じました。

最後にみなさんでにっこり記念撮影。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました♪
今回のこのサロンが私にとってはラストサロンとなりました。
昨年はいち参加者としてサロンに参加し、今年はじめてチームメンバーとして
このサロン活動に参画し、あっという間に半年が経ちました。
私はどちらかというと一人で考えて、一人で悩み、迷い、決断し、
そんな風に過ごしてきたけれど、それがすごくプレッシャーだったことに
気が付きました。サロンを通して、共に語り合える環境があることが本当に心強く感じました。
また夫とも人生を共に歩むパートナーとして、もっと沢山話して、
思いを共有していきたいと思いました。
言葉にしなくてもわかりあえる、それが一番理想だけど・・・。
きっと本当にわかりあえるには、言葉にして、思いを重ね合わせていくことを
日々丁寧にしていくことが大切なんですね。
この活動を通してつながった縁は、私にとって大きな財産になりました。
これからも大切に大切につなげていきたいと思います♪半年間ありがとうございました。
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【これまでの活動】
第1回:6/22(日) 日野市 新町交流センター【開催報告】
第2回:7/13(日) 日野市 多摩平の森ふれあい館【開催報告】
第3回:8/3(日) 調布市 金子レディースクリニック【開催報告】
第4回:9/6(土) 日野市 三沢地区センター【開催報告】
第5回:9/20(土) 立川市 子ども未来センター【開催報告】
第6回:10/18(土) 日野市 至誠いしだ保育園【開催報告】
(文責:日野・立川チーム 今 永遠)
2014年12月02日
【開催報告】11/23船橋サロン 開催しました

こんにちは!
ワーキングマザーサロン千葉チームの新治(しんじ)です^^
去る11月23日(日)、船橋にて行われたワーキングマザーサロンのご報告です。
今期千葉での最後の開催となる当日は、最多のご参加となる大人11名+赤ちゃん3人の計14名での実施となりました!
まずは最初に10秒自己紹介、それからペアとなって、Good&Newというワークを進めていきます。育休中の方も多かったからか、「久しぶりにペンを使って文字を書いた方もいらっしゃるのでは?」という進行役・真美さんの言葉に「確かにっ!」「本当だ!」という声も上がり、この貴重な時間をお互い楽しみながら進めていく姿が見られ始めました。

雰囲気は和やかになり、場が盛り上がったところでメインの全体シェアリングへ。
今回は、職場復帰を控えた方が半数以上もいたことからか、
「職場復帰に向けて感じる不安」についての話題が多く展開されました。
・仕事に穴を空けずに息子に愛情を注ぎきれるのか?
・復帰をしても「夕方にはいない人」と思われて、責任ある仕事を任せてもらえないのでは?
・頼ってもらえることにやりがいを感じていたのに、元の通り復帰できるのか?
などなど。また、職場復帰経験者の方からは、
・親に頼って21時過ぎまで仕事し続けていたが、子どもと過ごした記憶がなく今ではもったいなかったと感じている。
・今は(仕事に対して時間を自由に使うことは)あきらめると決めました。今だけではなく、数年後をみて働き方は変わってくると思うから。
・子育てをしながらの仕事開始。予想外のことは必ず起きる。だからこそ、まずはやってみることが大切。
経験者ならではの発言が多く、みなさんその時その時で懸命に過ごしているのだと感じました。どの想いや後悔も間違いではなく、これから未来に向けて、自分がどうありたいか考えながら実現していくためにきっかけとなるものだと感じることができました。

私自身も経験して思うことは、職場復帰することは自分の人生に向かう良い機会だということ。パートナーや子どもといった仕事と同様に大切にしたい関係性が増え、働き方・日々の過ごし方が変わってくるのは当然のことです。感じる違和感やこだわりたいことを深掘りしていくと、自分がどうありたいのかが見えてくるように思えます。
私は今期初めてサロン運営にメンバーとして参画をしました。日々仕事と子育てをしながらサロンについてあれやこれやと考えることが増え、正直自分が今感じている感情を言語化出来ている状態ではありません。この揺れ動く感情を知る・大切にして考え続けること、そして1人ではなく縁あってつながったサロンの輪を通じて反響させていくことが、自己解決につながっていくと信じることができました。自分の素直すぎる想いが急にポンっと出てきて驚いたこともありましたが(笑)、こうしてつながれる機会を頂けたことに感謝感謝です。
今期最後の千葉サロン。多くの方にご参加いただき締めくくることができました!
ご参加頂き、どうもありがとうございました^^

この「NECワーキングマザーサロン」は有志によるボランティアの活動です。
今年度の活動は11月を持って幕を閉じましたが、同時に来年度に向けた活動は始動しています。
ご興味のある方はぜひメンバーまでお気軽にご連絡ください!
(文責:WMS千葉チーム プロジェクトメンバー 新治綾子)